Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

リアルゲームの経験値

人の生き方や人生をリアルゲームとして見立てるとします。
 
ドラクエのようなRPGだと、ゲームスタート時は少ない経験値でもレベルが上がるように設計されています。
 
物語が進むにつれ敵も強くなり、経験値も多くもらえるようになりますが、序盤のように簡単にはレベルが上がりにくくなります。
 
リアル版の人生も似ていて、若い頃は経験を重ねるごとにレベルが上がっていきます。
 
しかしながら、ある程度の年齢になると、経験をいくら積んでもレベルが上がらない、もしくは上がった実感が湧きません。
 
それと若い時の経験は、大抵の場合は刺激的で新鮮且つ、それなりに自分にインパクトを及ぼしていた気がします。
 
けど、今はそういう感じの経験はほとんど無くなりました。
 
感受性が鈍くなっていることもあるでしょう。
 
年取ってから出てくる敵(この場合は、生きていく上での諸問題とかモチベーションの低下とか、そんなものでしょうか)は、やたらと強くてどんなにHPを削っても、倒せそうな気がしません。
 
ドラクエと違うのは、無理に倒さなくても、とりあえずはゲームオーバーにはならないところ。
 
いや、もちろん、人によってはゲームオーバーにしてしまう方もおられるようですが。
 
敵を倒さなくても良いのがリアルゲームですが(逃げてもOKということ)、でもそれだけでは魔王の闇に支配された世界に生きているようなものです。
 
そして、経験値だけではなかなかレベルが上がりにくくなったとしても、HPやMPを上げる術はないわけではない。
 
RPGだとスキル取得とか、HPプラス3の付くアクセサリーを加工するとか、そういうものです。
 
リアルの人生でHPを上げるために何をすればいいのでしょうか?
 
たまたまこういう記事を読みました。
 
もともとHPが低い自分なので共感しました。
 
寝てるだけじゃ確かにHPは上がらないけど、回復はする。
 
もはや、レベルが上がりにくい年齢の今、HPそのものを底上げしなければ今後も続くゲームの世界で生きていくのがよりしんどくなるのは目に見えてます。
 
わずかな時間でもいいので、日々の鍛錬をするしかないのかなぁという結論なのですが、これはリア充のためでもなんでもなく、この果てしないフィールドやダンジョンを這いつくばってでも生き抜く、仕方なしの選択なんだなと腑に落ちた次第です。
 
それを無意識にやれている人が、実は一番強いのかも。