Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

55歳になった(その2)

55歳になった雑感の続きです。

 

退職したいけど、いまだに会社勤めを続けているくろばこですが、我が社には55歳から選択定年が選べる仕組みがあります。

 

早期退職制度のように、退職金割り増しされるような事はなく、単純に55歳から60歳までの間は、自分のタイミングで定年を決めて退職できるというもの。

なんでこんな制度があるのかよく分かりません。

 

早期退職を促す意味かもしれませんが、退職金割り増ししないから、そこまで促される感じはしませんよね。

 

ただでさえ現場は人員不足ですし。

 

ただ、管理職ポストの数は限られているので、年齢的には管理職やってるけど、これ以上は昇格する見込みが無い人と経営陣にとっては、都合の良い精度なのかもしれません。

そういう事もあるんですが、それ以上に後何年生きられるか、それもただ生きられるかではなく、健康な状態でいつまで生きていられるかを考えるようになったことがあります。

 

先月ですが、長年一緒に仕事をしていた役員が急逝しました。

70歳でした。

 

本当に亡くなる直前まで、役員室で仕事の会話をしていたはずなんですが、その翌々日に入院して約10日後に旅立たれてしまいました。

 

結局のところ癌だったようです。

 

本人はちょっと調子が悪いぐらい(実際、夏ぐらいから体調の事で愚痴をこぼしていた)で、全然病院に行ってもいなかったようです。

 

病院嫌いという事もあったようですが、入院した時には手の施しようがなかったということなので、どんだけ我慢強いねん!って感じです。

 

ただ、人間ドッグは毎年2回ぐらい受診していたはずなんですよね。

 

それでもこんなことになるのかって、自分的には割とショックを受けております。

 

あと、最近老眼がひどくなったんで、遠近両用コンタクトを作ろうと思って眼科に行ったんです。

 

色々と検査してもらって診察を受けたら、先生曰く「右目が白内障、左目が緑内障です。コンタクト作ってる場合じゃないです」と言われ、これまたショック!!

 

とりあえず、緑内障は点眼治療で様子を見ましょうとなりましたが、白内障は手術した方が良いとのこと。

 

確かに以前から右目が見えにくいとは思っていたんですけど、まさか白内障とは。

 

年を取ると色々と体にガタが来るのは仕方ないです。

 

そういう体と付き合っていくしかないわけですが、ただ、健康体でいられるのは後何年だろう?仮に70歳で死んだら、あと15年しかない、、、と考えるようになったら、今からどうすべきなんだろうって。

 

別に裕福な暮らしをしているわけではないので、55歳で退職したら収入の問題はあると思います。

でも、普通の生活するだけであれば、親と同居ですが実家暮らしなのでそこまで深刻な問題でもないような気もします。

 

いざとなれば実家を叩き売れば(もちろん、親がいなくなってからの話しですが)、何とかなりそうだし。

それに、子供いないんでお金残す必要もないし。

 

こんなこと考えてると、ちょっと焦ってきちゃうんですよね。

 

仕事が大好きというタイプの人は、そういう思考にはならないのかもしれませんが、自分にとって仕事は人生の順位の中では、そこまで高くないということでしょう。

 

55歳になっても、相変わらずぼやぼやとそんな事ばかり考えているという近況報告でした。