Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

2024年も…

明けましておめでとうございます。

 

新しい年を迎えましたが、個人的には何も思うところがないくろばこでございます。

 

これまでの経験上、例えば誕生日を迎え新しく年を重ねたとか、新年を迎えたとかで何か変わるような期待感を持っていたのは40代前半迄で、実際には何も変わらないということをリアルに感じています。

 

いや、もちろん変わる変わらないというのは、自分が本気でそう思うか、思うだけでなく行動を起こせるかに尽きるわけですが。

 

このブログでも書いているように、幾度となく悩み、これまでの自分から脱却しようと思い、行動にも移した時期がありました。

 

でもダメでした。

 

ただ、ダメながらではあるものの、それなりに自分の生活水準は向上していて、はたから見れば幸せそうな人生に思われているのかもしれません。

 

それでも自分自身が納得していないというか、これじゃない何かを求めているのも確かなんですよね。

 

例えば、毎日運動して今より体重10kg落として標準体重に戻したいとは常々思っています。

体のキレが無い事も実感しているし、疲れやすいしで切実に思っていることです。

運動系アプリをダウンロードしたり、ヨガマットを購入したり、それで毎日最低5分の運動を続けようと行動したことは何度もありました。

しかし、続かないのです。

 

何が障壁となっているのか?あれこれ考えました。

 

答えはメンタルの問題でした。

 

続けられないメンタルの話しではなく、仕事や家庭内で何らかの問題が発生すると、それに引きずられ、他のことが出来なくなるメンタルの問題です。

 

仕事で難しい案件が降ってきたら、たった5分の運動すらやる気が起こらなくなる体質なのです。

 

だから、何があっても淡々と毎日を同じリズムで過ごせる人に憧れてしまいます。

 

以前は「好きなことをやって生きている自分」に変わりたいだったのが、そんな大それた事は望まないから、毎日を平常心で過ごせる人間になりたいと思うようになった次第です。

 

でも、それってどうやったらいいの?という壁にぶち当たります。

解決策も頭ではわかってるんですけどね。

日々、自分がやれることをコツコツとこなしていくしかないんですよね。

それが、結局は自分の糧となり自信に繋がり、多少の事には動じず日々を過ごせる人間になれるのです。

 

やり方も答えも分かっているけど、それでも自分を変えられないのですから、最初に書いたように新年迎えても特に思うところは無いってなっちゃうんですよね。

 

こう書くと、年明けから身も蓋もない話しになってしまいます。

 

でもですね、なんだかんだ悩んでも変われない自分を受け入れたり、もがきながら今日も一日終わったと実感しながら生きてると、100点の人生じゃないけど60点ぐらいは取れてる気もするんですよ。

 

何を選択し、何を幸せと感じるかは人それぞれ。

新年に大きな目標を掲げるもよし、特に変わり映えしなくてもよし。

そんな感じで2024年を迎えたという、新年所感でした。

 

 

 

 

55歳になった(その2)

55歳になった雑感の続きです。

 

退職したいけど、いまだに会社勤めを続けているくろばこですが、我が社には55歳から選択定年が選べる仕組みがあります。

 

早期退職制度のように、退職金割り増しされるような事はなく、単純に55歳から60歳までの間は、自分のタイミングで定年を決めて退職できるというもの。

なんでこんな制度があるのかよく分かりません。

 

早期退職を促す意味かもしれませんが、退職金割り増ししないから、そこまで促される感じはしませんよね。

 

ただでさえ現場は人員不足ですし。

 

ただ、管理職ポストの数は限られているので、年齢的には管理職やってるけど、これ以上は昇格する見込みが無い人と経営陣にとっては、都合の良い精度なのかもしれません。

そういう事もあるんですが、それ以上に後何年生きられるか、それもただ生きられるかではなく、健康な状態でいつまで生きていられるかを考えるようになったことがあります。

 

先月ですが、長年一緒に仕事をしていた役員が急逝しました。

70歳でした。

 

本当に亡くなる直前まで、役員室で仕事の会話をしていたはずなんですが、その翌々日に入院して約10日後に旅立たれてしまいました。

 

結局のところ癌だったようです。

 

本人はちょっと調子が悪いぐらい(実際、夏ぐらいから体調の事で愚痴をこぼしていた)で、全然病院に行ってもいなかったようです。

 

病院嫌いという事もあったようですが、入院した時には手の施しようがなかったということなので、どんだけ我慢強いねん!って感じです。

 

ただ、人間ドッグは毎年2回ぐらい受診していたはずなんですよね。

 

それでもこんなことになるのかって、自分的には割とショックを受けております。

 

あと、最近老眼がひどくなったんで、遠近両用コンタクトを作ろうと思って眼科に行ったんです。

 

色々と検査してもらって診察を受けたら、先生曰く「右目が白内障、左目が緑内障です。コンタクト作ってる場合じゃないです」と言われ、これまたショック!!

 

とりあえず、緑内障は点眼治療で様子を見ましょうとなりましたが、白内障は手術した方が良いとのこと。

 

確かに以前から右目が見えにくいとは思っていたんですけど、まさか白内障とは。

 

年を取ると色々と体にガタが来るのは仕方ないです。

 

そういう体と付き合っていくしかないわけですが、ただ、健康体でいられるのは後何年だろう?仮に70歳で死んだら、あと15年しかない、、、と考えるようになったら、今からどうすべきなんだろうって。

 

別に裕福な暮らしをしているわけではないので、55歳で退職したら収入の問題はあると思います。

でも、普通の生活するだけであれば、親と同居ですが実家暮らしなのでそこまで深刻な問題でもないような気もします。

 

いざとなれば実家を叩き売れば(もちろん、親がいなくなってからの話しですが)、何とかなりそうだし。

それに、子供いないんでお金残す必要もないし。

 

こんなこと考えてると、ちょっと焦ってきちゃうんですよね。

 

仕事が大好きというタイプの人は、そういう思考にはならないのかもしれませんが、自分にとって仕事は人生の順位の中では、そこまで高くないということでしょう。

 

55歳になっても、相変わらずぼやぼやとそんな事ばかり考えているという近況報告でした。

 

 

 

 

 

 

55歳になりました

55歳になりました。

まだ、仕事を続けています。

あれだけ辞めたい辞めたいって、このブログでも何度も書いていたのに。

それについて、特に言い訳する事はないのですが、結局自分はそういう人間なんだろうと理解しました。

「そういう人間」とは、どんな人間か?

簡単に言うと流されるがまま生きている人間ということでしょうか。

主体性が恐らくは無いのでしょう。

仕事をしていて、今更ながらに気づいたことですが、自分からはあまり積極的に物事を動かすことはなく、何か外部の動きに巻き込まれると、やる気が出て仕事をやりだすって感じです。

「ゼロを1にする事はできないけど、1を2にすることはできる」というのが、自分という人間なんだろうと分析しています。

このことが、もう少し早くから自覚できていたなら、今とは違う人生になっていたかもなぁ、、、というのは「たられば」なのでやめとくとして。

年を重ねてから分かる、自覚するというのは経験上あるなと最近思うようになりました。

若いうちから成功している人や、思い通りの人生を生きている人は、それに気づくのが20代や30代、もしかしたら10代だったりするのではないでしょうか。

そして、一つだけはっきり自信を持って言えるのは、啓発本や自己開発セミナーでは、恐らく気付く事は不可能です。

せいぜい、気分転換程度にしかならないし、お金ももったいないのでやめておいた方が良いと思いますね。

リコリス・リコイル

お気に入りシリーズです。
年齢が半世紀を超えると、自分にとってのお気に入りとか好きな物が少しずつ明確になってくる感じがします。
ここでは、くろばこお気に入りとなったものをアップしています。
 
アニメ「リコリス・リコイル」2022年7月放送。A-1 Pictures制作・アサウラ原案。
犯罪を未然に防ぎ、世に平穏な日々をもたらすための秘密組織「DA」、そのエージェントである暗殺者リコリスとしての顔を持つ二人の少女が、普段は和カフェ喫茶リコリコの店員、事件が起こると驚異的な能力で犯罪者に立ち向かうという物語。
 
もう、まずでずね、キャラが可愛いです。
 
見ている自分がほっこりして幸せになる可愛さ。
 
これ、単純に絵が良いとかっていうだけじゃないど思うんですよね。
 
もちろん、作画が素晴らしいというのはあります。
 
でも、それだけじゃなくてキャラ立ちの仕方とか、声優さんの演技とか声質とか、脚本の良さとか、そういうのが全部合わさっての、可愛さだと思います。
 
百合アニメという評価も見かけますが、確かに百合っぽいところもあります。
 
それはそれで別にかまわないです。
 
百合だろうが薔薇だろうが、作品としての出来が良ければ何でもいい。
 
凄いのは、これが原作無しのオリジナルアニメということ。
 
普段は喫茶店で働き、事が起こった時は暗殺者(但し主人公はある理由で人を殺さない事を主義としている)として暗躍するというのは、キャッツアイみたいな設定でもあります。
 
ネタバレになりますが、ラストの回含めて本編には本当の悪者がいないんですよね。
 
それぞれの考える正義のもと、お互いがぶつかり合います。
 
主人公千束とテロリストである真島は、敵同士でありながらどこかしら心通じるところもあり、戦いの決着がつくラストの場面でもほっこりさせられます。
 
あと、戦闘シーンがかっこいい。
 
基本はガンアクションですが、喫茶リコリコの時のコメディ感からの戦闘シーンのシリアスな感じとのギャップが、さらに萌えます。
 
残念だったのは、四半期12話で終了だった点。
 
もう少し、千束とたきなが二人で色んな事件を解決しながら絆を深めあっていく過程を見たかったです。
 
短いクールのため、どうしても走り気味な展開でとなった感が否めず、そこがもったいなかったです。
 
是非とも続編作って欲しいだけど、どうかなぁ。。

お気に入り~iPad9.7インチ(第6世代)

お気に入りシリーズです。
 
年齢が半世紀を超えると、自分にとってのお気に入りとか好きな物が少しずつ明確になってくる感じがします。
 
ここでは、くろばこお気に入りとなったものをアップしています。
 
「iPad9.7インチ(第6世代)」
iPad_Proの廉価版的な位置付けの製品で、Proより値段が安いにも関わらず、アップルペンシルが使えるお得感満載の機種です。
 
購入して約4年経ちますが、仕事でもプライベートでもこれ無しでは生きていけないぐらい重宝しています。
 
自分が持っているのは128Gのもの。
 
よく使うのはYouTubekindleAmazonプライムビデオなどのコンテンツを楽しむアプリ。
 
あと、ギターを弾く時に使うのがPiascoreという譜面アプリ。
 
これを使用するようになって、楽譜本をあれやこれやと探して引っ張り出す手間が無くなって、とても快適になりました。
 
仕事では手書きノートアプリのNoteshelfが手放せません。
 
手帳として使ったり、打ち合わせ時のメモでも活躍してくれます。
 
ということで自分がお気に入りで使っているiPadについてでした。

 

 

 

「THE FIRST SLAM DUNK」を見て納得した

漫画スラムダンクをリアルタイムで週刊少年ジャンプで読んでいた世代です。
 
ラストの山王戦に身震いし、そして突然の最終回に驚きつつも凄いマンガをリアルで体験できた喜びは大きかったです。
 
その後、井上先生は、「バガボンド」や「リアル」などの名作を手掛けるわけですが…。
 
当時、スラムダンクの人気が高くなったということで、当然のようにアニメ化されたんですが、僕は正直、スラムダンクのアニメは今一つのめりこめなくてほとんど見ませんでした。
 
なんというか、アニメの絵がダメだったんですよね。
 
あと、バスケの試合の躍動感が感じられず、ちょっと薄いなあと思ってました。
 
全然、原作のカッコよさを出せてない感じがして、お子様向け過ぎるような印象でもありました。
 
と思っていたら、何年か後になって、原作者の井上先生も当時のアニメはあまり好きでなかったという事を答えている記事を読んだのです。
 
なるほど、その伏線があっての今回の「THE FIRST SLAM DUNK」なのかなと。
 
僕のように原作のスラダンファンもいれば、アニメのスラダンファンもけっこういるのでしょう。
 
そういう人からすれば、過去作の声優さんを起用しなかったことに対し反感を持たれるのは仕方ないとは思いますが、僕は過去アニメを積極的にスルーしたんで特に違和感なかったです。
 
これに似たパターンでアニメ版「シティハンター」があります。
 
あれも、アニメ版は正直イマイチという印象だったんですが、ただ原作がシリアスとコメディのバランスが半々ぐらいだったんで、アニメの方もそういう意味ではまだ受け入れられたんですよね。
 
原作のスラムダンクはどうかというと、連載開始時の作画や話しの展開に関しては、青春スポーツコメディっぽさがけっこうあったと思うんですよ。
 
当時、ジャンプで読んでいた僕も、あんな風に作画が進化して、あんなふうなシリアス展開な作品になるとは思ってもみませんでした。
 
おそらく開始当初の雰囲気の作画のままだったら、あのアニメでも自分的にはOKだったと思います。
 
でも、みなさんご存じのように、作画も物語も凄く進化したため多くの人が熱狂する作品になったわけです。
 
スラムダンクと言えば、三井の「バスケがやりたいです」であり、安西監督の「あきらめたら試合はそこで終わりですよ」であり、ラストの山王戦で流川から桜木へのラストパス、そして練習で2万回撃ったジャンプシュートでの逆転劇なのです。
 
最初こそ、ヤンキーが同級生女子に一目惚れして、その子がマネージャーをやっているからバスケを始めましたというラブコメ的マンガでしたが、本当にそれは全巻の中でも僅か一瞬でしかありません。
 
「THE FIRST SLAM DUNK」が制作されたのは、もちろん色んな事が絡んでいるとは思いますが、一つには井上先生自身の描きたいスラムダンクのアニメがこうだった、というのがあるんじゃないかと詮索してしまいました。
 
当時のアニメが井上先生と同じように受け入れられなかった自分が、この作品には凄く納得させらたわけですし。
 
だから描かれる試合も…、、これ以上はネタバレになりますので、この辺で終わりにします。