Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

リコリス・リコイル

お気に入りシリーズです。
年齢が半世紀を超えると、自分にとってのお気に入りとか好きな物が少しずつ明確になってくる感じがします。
ここでは、くろばこお気に入りとなったものをアップしています。
 
アニメ「リコリス・リコイル」2022年7月放送。A-1 Pictures制作・アサウラ原案。
犯罪を未然に防ぎ、世に平穏な日々をもたらすための秘密組織「DA」、そのエージェントである暗殺者リコリスとしての顔を持つ二人の少女が、普段は和カフェ喫茶リコリコの店員、事件が起こると驚異的な能力で犯罪者に立ち向かうという物語。
 
もう、まずでずね、キャラが可愛いです。
 
見ている自分がほっこりして幸せになる可愛さ。
 
これ、単純に絵が良いとかっていうだけじゃないど思うんですよね。
 
もちろん、作画が素晴らしいというのはあります。
 
でも、それだけじゃなくてキャラ立ちの仕方とか、声優さんの演技とか声質とか、脚本の良さとか、そういうのが全部合わさっての、可愛さだと思います。
 
百合アニメという評価も見かけますが、確かに百合っぽいところもあります。
 
それはそれで別にかまわないです。
 
百合だろうが薔薇だろうが、作品としての出来が良ければ何でもいい。
 
凄いのは、これが原作無しのオリジナルアニメということ。
 
普段は喫茶店で働き、事が起こった時は暗殺者(但し主人公はある理由で人を殺さない事を主義としている)として暗躍するというのは、キャッツアイみたいな設定でもあります。
 
ネタバレになりますが、ラストの回含めて本編には本当の悪者がいないんですよね。
 
それぞれの考える正義のもと、お互いがぶつかり合います。
 
主人公千束とテロリストである真島は、敵同士でありながらどこかしら心通じるところもあり、戦いの決着がつくラストの場面でもほっこりさせられます。
 
あと、戦闘シーンがかっこいい。
 
基本はガンアクションですが、喫茶リコリコの時のコメディ感からの戦闘シーンのシリアスな感じとのギャップが、さらに萌えます。
 
残念だったのは、四半期12話で終了だった点。
 
もう少し、千束とたきなが二人で色んな事件を解決しながら絆を深めあっていく過程を見たかったです。
 
短いクールのため、どうしても走り気味な展開でとなった感が否めず、そこがもったいなかったです。
 
是非とも続編作って欲しいだけど、どうかなぁ。。