Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

時間の経過による良し悪し

年齢を重ねるにつれ、時間の過ぎ方が速くなるというのは本当に実感しています。
 
僕は2週間に1回、週末に靴磨きをするのですが、こないだ磨いたような気がするのにと思いながら靴を磨くことがしょっちゅうです。
 
2週間といえば、月の半分。
 
半月の時間経過が本当にあっという間なのです。
 
さらに仕事だと、毎月の締めがあって、実績数字資料を作成して、そして担当部課長会に出席して報告という流れですが、これだって、こないだ実績数字作ったばかりの気がするのに、もう次のを作成しなきゃいけないという感覚。
 
そういう風に考えると、還暦の60歳になるのもあっという間なんだろうなと、ちょっと恐ろしくなりました。
 
まあ、今だって、50歳を既に過ぎてしまった自分自身の存在が不思議でしょうがないですけど(^^;)
 
毎日を単調に過ごしているから、年を重ねるスピードが速く感じられるのかなぁと思っています。
 
そして、その時間の経過というのは、良い作用も悪い作用もあるなと。
 
良い作用は、「時が物事を解決してくれる」ってやつです。
 
仕事で面倒な案件が発生した時、その時は「どうしたものか?詰んでいるようにしか思えない」という状況となり、考えるのも嫌なので放置していると、しばらくしてから、何となくですがその問題は済んでしまった感じになることがけっこうあります。
 
決して解決はしてないのですが、そういえばあんな問題案件あったけど、誰も何も言わないし、特に困ってる状況にも陥ってないし、終わったことにしてしまえばいいか♪ってな感じ。
 
かなり受動的な解決方法ですが、実際にはこうした「時が解決」という場面はけっこうあって、「時間」って便利だなって改めて思ったりします。
 
逆に悪い作用というのは、「気持ちが薄れていく」というもの。
 
昨日はあれだけ、この課題に取り組もうと意気揚々だったのに、次の日になったらなんか気持ちが萎えてしまっていて、課題に向き合う気持ちが湧かないなんてことがしょっちゅうあります。
 
「昨日のやる気を返せ!」って言いたい。
 
そもそも「やる気」というものは存在しないというのが本当らしいですが、話しが逸れますので、それはまた別の機会で。
 
要は、時間が過ぎるとともに、自分の気持ちも変わってしまい、同じようなモチベーションを維持できなくなるのが悪い作用。
 
「それは時間のせいじゃなくて、お前自身の問題だ」という話しもあるかもしれません。
 
でも、50年生きてきて思うのは、時間の経過によって積みあがるものもあれば、削られていくものもあるということは、強く実感しています。
 
非凡な人は、それを理解した上で上手く自分の時間の中で生きているんだろうなと、なんとなくですが思いました。
 
時間の経過によって、こういうことが少しわかるようになったのも良いことですが、僕はだいたいにおいて、悟るのが遅すぎるというのも経験でわかるようになりました。