Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

沖縄の人のネオン街の歩き方が面白かった件

先週の土日で沖縄出張に行っておりました。
 
先方の会社の担当者Sさんは、非常に面倒見が良い人で30歳過ぎだというのに、気配りと礼儀を忘れないよくできた人です。
 
夕方もわざわざ、ホテルまでタクシーへ迎えに来てくれて、那覇市内の美味しい料理をご馳走して頂きました。
 
で、盛り上がって次の店へ行きましょうとなって、国際通りからは離れた安里にある栄町通りへと出かけました。
 
以前は人通りの多かった繁華街だったけどいったん寂れ、最近になってまた色々と活気づいてきたところらしいです。
 
そこで、スナックやガールズバーが入居している7階立てのテナントビルに入り、エレベーターで7階まで上がりました。
 
Sさんは、その階のフロアにある店のドアを開けては中を覗き込み、すぐに閉め次々と同じことを繰り返していきます。
 
要は片っ端から、全フロアのお店のドアを開ける、覗く、閉めるをやっているわけです。
 
僕も、一緒に出張に来ている同僚も、店がお客さんでいっぱいなんで探してくれてるんだなぁ、と思ってました。
 
ですが、6階に降りても5階に降りてもずっと同じことをSさんは続けています。
 
土曜日とはいえ、そんなにどこもいっぱいなのかなと不思議に思い、Sさんに聞いてみました。
 
するとSさんは、「いや、別に満席とかじゃなくて、店に女の子の数が多いかとか雰囲気がどうかを確認してるんです。」と答えました。
 
つまりはSさん目線で、店に入って楽しめそうかどうかの確認作業をしていたわけですね。
 
でも、店のドア締めて覗いてすぐ閉めるって、なんか店に対し失礼な気もして、僕は「いや、そんなに気を遣ってもらわなくてもいいですよ。Sさんが入りたい店にいきましょう。」と言いました。
 
それに対しSさんは「沖縄では、こうやって店を覗いて確認するのって普通なんですよ。これで店の人も怒ったりはしませんから。」とのこと。
 
へぇ~、そうなんだ。
 
やっぱり色々と習慣が違うものなんだなと感心したのでありますが、やっぱり、一度開けた店のドアを満席でも無いのに閉めるっていうのは、見てるだけでも落ち着かないものでした。
 
結局、10軒目ぐらいのお店に落ち着いたのですが、それはそれで楽しく飲まさせていただきました。
 
それと、沖縄の人って飲むときは徹底的に楽しもうとする気概が感じられて、それも良かったです。