Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

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40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

リフォームの見積が出た(後編)

リフォーム業者との打ち合わせ
前回、実家で親と同居するために改修する必要がありリフォーム業者に見積依頼をした件を書きました。
とりあえず、ウエブのホームプロでレスをしてくれた業者に実家の住所を連絡し、現場を下見しながら打ち合わせすることになりました。
 
当日、来てくれたのは30代半ばの男性で、2級建築士施工管理技士の資格を持っているとのこと。
 
築30年ぐらいの家ですが、図面はまだちゃんと残っていたので、担当者との打ち合わせもスムーズにいきました。
 
しかし、根本的な問題も判明したのであります。
 
ツーバイフォー建築の問題点発覚
我が実家は、ツーバイフォー(2×4工法)建築で建てられているのですが、それが今回のリフォームのネックになるということでした。
 
実家がツーバイフォー建築だというのも、僕は始めて知ったのですが(^_^;
 
てっきり、普通の木造建築住宅だと思っておりました。
 
というのも、その実家を建て始めた当時、僕は大学生であまり家に寄りつかず、友達のアパートを転々とするジプシー暮らしをしていたのです。
 
なので、たまに家に帰るとどうやら、親父が家を建ててるらしいというのは分かったのですが、「へぇ~、そんなお金あったんだね」ぐらいでした。
 
当時の実家はわずか10坪の面積で、1階が両親が経営する飲食店、2階が住居という形でとても狭いものでした。
 
高校生、浪人時代まではそれでもその実家で過ごしていたのですが、大学生になるとやっぱり色々と不都合を感じ外に泊まり歩くことが多くなっちゃったんですよね。
 
まあ、これは余談でありましたが。
 
今の実家に両親が住み始めるまでの経緯
親父も広い家が欲しかった、というか、それが長年の夢だったんでしょう。
 
飲食店があった場所は、昔の長屋地区みたいなところでしたが、街の中心部ということもあり新しい土地を探そうにも地価も高く、夢の新築住宅はそこから10kmぐらい離れた郊外となったのです。
 
そして新しいマイホームが完成したものの、飲食店はまだ経営してるし、離れた新築ホームから通うのも面倒だしということで、約20年近くは誰も住まない状態となっていたんですよ。
 
親父的には、僕が結婚してそこに住んでくれればという目論見もあったんでしょうけど、親不孝なくろばこがそんな目論見に乗るわけもなく、新築住宅は無人のまま年月が経っていったのです。
 
ですが、12年前ぐらいに、母親が脳出血で倒れ半身不随となり、夫婦二人で経営していた飲食店も閉めざるをえなくなり、60歳で隠居することを決め、やっと新しい家に住めたというわけ。
 
僕はやっぱり親不孝ものなので、今の妻と結婚しても気楽なアパート暮らしが快適なので、どうしても実家で両親と暮らす方向にはなりませんでした。
 
障害者となった母親のこともあるので不安はありましたが、親父も僕の嫁に気を遣って無理に一緒に住まなくていいと言ってくれたこともあります。
 
ということで、ここまでが僕が今の実家のことについてほとんど何も知らないのは何故かという言い訳でした。
 
ツーバイフォー建築のリフォームの難しさとは?
話しを元に戻します。
 
ツーバイフォー建築をリフォームする時に何が問題か?というと、僕たち夫婦は2階に住むので2階にトイレやキッチンを新設したいのですが、問題はその水回り配管をどう設置するかということ。
 
ツーバイフォー建築だと、いわゆるいくつかの大きな箱を組み合わせたような形で建てられているのですが、1階と2階部分の隙間、いわゆる空間スペースですね、そこが狭く、且つ、どこが壁や支柱で遮られているか分からないらしいのです。
 
逆に、木造建築だと自由にコース取りして配管パイプを敷けるんですって。
 
そんなこと知らなかったので勉強にはなりましたが(^_^;
 
業者の担当者も1階のあちこちで、なんとか天井裏が覗けないか調べてみましたが、どうも確認するのは難しいようだとのこと。
 
2階の床を全て剥ぐわけにもいかないし、さて、どう配管したものかとお互いに思案しました。
 

解決策と見積金額

あれこれ検討した結果、幸いにも床から天井までの高さがけっこうあるので(2m70cm)、今ある床を20cm嵩上げしてそこにパイプを敷きましょうということに。
 
フローリングし直す工事が余計にかかってくる事になりますが、無難な解決方法だろうと僕も考えその提案に乗ることにしました。
 
あと、今回来てくれた担当者の対応が真摯で真面目な印象だったこともあり、他の業者を別に呼んで相見積もり取るのも止めました。
 
まあ、半分はめんどくさいってこともあったんですが。。
 
で、見積金額ですが、きっちりこちらの希望予算300万円でありました(^_^;
 
キッチンやトイレ、洗面台等はLIXIL商品でそのカタログの中のものを選定してありましたが、値引率が50%ぐらいで、そんなんでいいの?と不思議でしたが。
 
リフォーム工事代って正解が分からないので、こっちの希望が200万円と言えばそれに合わせたレベルのもので見繕うのかもしれませんね。
 
そのあたりは、また担当者に聞いてみたいと思います。