Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

笑顔しか認めない出退勤管理システムだってさ

いや、怖いシステムを開発したもんだよねぇ。
 
外食企業が採用することが決まってるらしいです。
 
このシステムを開発した会社自体は、常に笑顔でみんなが出勤しているのだろうかという疑問がまず浮かびますが、どうなんでしょう?
 
採用した外食企業も、そりゃ接客業ですから笑顔が大事っていうのはわかるんですけどね。
 
なんか強制して笑顔作らされてやっと出勤が認められるって、自分だったら耐えられない。
 
常に笑顔、常に大きい声で挨拶、朝礼は社歌をみんなで歌って、上の者には絶対服従、問題は根性で乗り切れ、ノルマ達成当たり前、、、っていうのが、後ろに透けて見えてる感じがして嫌です(^_^;
 
日大アメフト部問題や、レスリング協会パワハラ問題とかでもそうなんですけど、あれって体育会系ノリの悪いところが露呈してしまって噴出したものと、個人的には思ってます。
 
もちろん、体育会系の全てが悪いというわけではないんでしょうけど、今の企業や働き方って、ベースが体育会系重視ということもあり、誰もが同じようにすることを強制してきます。
 
本来、人ってそれぞれが違うはずなんですが。。
 
企業なんだから、社会人なんだから、人と同じ事ができて当たり前、させられて当たり前、じゃなかったら統制取れないだろって言う人も未だにけっこうおられると思いますが、僕に言わせればそれが必要なのって軍隊だけだと思ってます。
 
誰もが同じように行動することを強制しないとやっていけない企業って、そもそもその存在意義って何?って(^_^;
 
そんな企業が本当に社会から必要とされているのだろうか?
 
別に無くなったって、最終的には誰も困らないんじゃないだろうか?
 
と、極論的ではありますが、そう思ってます。
 
まあ、職業選択の自由がありますので、そういうところで働きたいという人が勤めればいいんでしょうけど、僕は無理だなぁと。
 
ちなみに、退勤後は疲れた顔じゃないと登録できないとかになってたら、それはそれで面白いような気もしますが。
 
下に記事のコピペ貼っておきます。
 
---顔認証技術で「笑顔度」判断---
 顔認証技術を使って笑顔かどうかを測定する機能を設けた出退勤管理システムを、業務用ソフト制作のイー・カムトゥルー(札幌)が開発した。従業員の出勤時間登録に顔認証を使い、一定のレベルを上回る「笑顔度」であるとシステムが判断すると、出勤登録できるようにする。担担麺専門店を展開する175(いちななご)=札幌=が導入を決定。笑顔の接客を心がける飲食店での普及を目指す。(宇野沢晋一郎)
 
 
タブレットで顔写真撮影
 新しい出退勤管理システムを搭載したタブレット端末の画面に自分のIDを打ち込むと、端末のカメラが作動し、顔写真を撮影。ID登録している人物と同一かどうかを確認するとともに、口角が上がっているかなどの表情の要素から、笑顔かどうかを判定する機能を持たせた。
 
 「笑顔度」は数値で表示され、値が低いと「笑顔度が規定値より不足しています」との表示が出て、出勤の登録ができない。再びカメラの前で、しっかり笑顔を作ることが求められる。
 
「笑顔はサービスの一つ」
 札幌や東京などに担担麺専門店「175。(ひゃくななじゅうごど)DENO担担麺」を展開する175は来年中に全7店でこのシステムを導入する。同社のシステム管理者、柳橋優樹さんは「笑顔はサービスの一つで、顧客満足度の高さにつながる。従業員に毎日の笑顔をチェックをする習慣にしてほしい」と話す。既に導入済みの札幌北口店のある従業員は「前日に寝不足の時は、翌朝の顔認証で表情の硬さに気付くときもある」と話した。
 
 かつて、出退勤の管理にはタイムカードが使われていたが、不在の従業員のカードを他人が記録するなどの不正を防げなかった。顔などの生体認証を使ったシステムは他人では記録できない。アルバイトなどの出勤管理目的でも普及が進んでおり、NECなど大手企業の参入も増えている。