Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

実家リフォーム見積りが出た(前編)

気ままな夫婦2人暮らしから、実家で親と同居しなければならなくなった事情を以前書きました。
 
で、まずしなければならないことは、僕ら夫婦が実家の2階で暮らせるようにリフォームすること。
 
そのためには、リフォーム業者を探さねばなりません。
 
僕自身、リフォームというのは経験無いですし、どこからどう手を付けて良いやら。。
 
何はともあれ、リフォーム業者を探す必要があるわけですが、イメージとしてリフォームそのものが金銭的に割高で、且つ、悪徳業者も多そうな印象を昔から抱いています。
 
こういう時はやっぱりネットだろ、ということで口コミサイトとかあれこれ調べて「ホームプロ」というサイトを見つけました。
 
割と良心的なサイトじゃないかなという感じで、そこで見積依頼をかけることに。
 
このサイトの仕組みは、見積依頼や相談を投げかけると、そのサイトに登録している各業者からそれぞれにレスポンスがあり、依頼者はその中から一つを決めて話しを進めても良いし、複数を比較しながら進めても良いというものです。
 
内容としては、実家の2階にトイレ、簡易キッチンを設置し、既存の洗面台は新しく更新、予算は300万円ぐらい迄とするという内容。
 
テキストで書くと簡単な内容ですが、現実にはそうは問屋が卸しません。
 
これについては後編でほど。
 
そのホームプロというサイトで見積依頼をかけて3~4日、一つの業者から返事があり見積しますとのこと。
 
お~、早速反応があったぜ♪
 
でも、やっぱり2~3社ぐらいから相見積もり取って、こちらの条件に対し一番良い提案してくれたところと話し進めたいよな♪
 
もうしばらく待って、他の業者からの返事を待とう♪
 
というわけで、そこから更に1週間、2週間、、、いつの間にか1ヶ月経ちましたが、他の業者からの連絡はいっこうにありません。
 
何故だろう?
 
自分でも色々と考えました。
 
ひょっとして予算が安すぎて、他の業者はやる気にならないのだろうか?
 
忙しい時期で、そこまで手が回らないのだろうか?
 
う~ん、、ホームプロのサイトにも複数の業者から見積を取って満足のいくリフォームをしましょう!といった事が謳ってあるのになぁ。
 
1業者じゃあ、比較しようが無いじゃありませんか。
 
そこで、ホームプロの運営側に「1業者しか連絡が無く、見積比較したくてもできないのですが、どうしたらいいですか?」とメールしてみました。
 
返事はけっこうすぐにきて、「大変申し訳ございません。そちらの地区で登録している業者も少なく、対応しきれていない状況です。今後はもっと利用者様のニーズに応えていけるよう取り組んでいきます。」という内容。
 
まあ、想像はしてましたが、くろばこの地元の島根県は田舎なので、確かに登録業者は少ないのも理解できます。
 
結局、田舎ではネットよりタウンページの方が実情に合ってるって事なのかなと、悲しい気持ちになりました。
 
ネットこそ、田舎や地方でそのメリットを最大限発揮すべきなのに、ネットの世界でも都会有利の図式が出来てるって話しです。
 
そもそも田舎には検索対象となるものが少ないのですから、当然といえば当然の結果なのでしょう。
 
ということで気持ちを切り替えて、そんな状況でも手を上げてくれたその業者に連絡メールを送り、実家に来てもらう日時を決めたのでした。
(後編へ続く)
 

日産が全面的に悪い話しなのか

日産自動車の無資格者検査の問題です。
 
ざっくり色んな情報をさらってみた限りの感想でしかありませんが、日産が悪いという話しではないような気がします。
 
「ルールとして決まっている」「国の指導に従うのは当たり前」「企業体質の問題」といったのが、概ね、新聞社の論調でありました。
 
しかしながら、あれだけ加計・森友問題では国や政府に対し懐疑的な見解ばかりであったのに、日産自動車の無資格検査については国の言うことが100%正しいという前提に立てるのかよくわかりませんね。
 
「国が決めたことは正しいから、その通りにしない企業は悪だ」というのは、国が戦争しますって言ったら、それも盲目的に正しいということになりますが、まあ、ちょっと大げさな例になりますか。
 
にしても、あのスバルでさえ無資格検査が行われていたわけですから、なぜそんな事態が起こるかちょっと突っ込んで考えれば制度そのものがおかしいんでないの?という話しは誰にでも理解できること。
 
そもそも、国が認証する最終検査そのものが必要なのかってことですが、それでも「必要なのかどうかじゃない、そう決められているんだからそれを守らない企業が悪い」というのは、ちょっと思考停止じゃないかと思いますね。
 
外国では有資格者による最終検査を求められていないので、海外向けの輸出車は検査する必要がないわけですから、そこでの検査にはあまり意味がないのであろうということは予想がつきます。
 
また、検査員として有資格者かどうかというのは別に国家資格とかではなく、各企業にお任せ状態であったので、その点においても無資格かどうかを問題にする事がそもそもナンセンス。
 
要は、誰が検査しても実質的には何も不都合なことは起こらず、国の自己満足的な「儀式・様式」でしかないというのが、この最終検査の実態なのだろうと推測できるわけです。
 
表面的な報道だけ見れば、製造企業の不祥事という事になるのでしょうが、そもそも実態としてどうなのという掘り下げや、不必要な検査によってそれが価格に上乗せさせられていることになれば、それはそれで我々利用者にとっても不利益な話しになります。
 
それに、そもそも自動車メーカーは、安全安心な商品を作る事が大前提であり、下手なモノを作ればすぐに社会から抹殺されますから、この件に関して国が余計な認証制度を設ける必要もないのでは、という議論がもう少し盛り上がっても良いのではと思っています。
 
まあ、たぶん車検制度と一緒で、そこには天下りも含めた不都合な事実が根底にあるかからなのかなと、勝手に邪推しておりますが。。
 

今頃になって「ゼノブレイド」をやってみる

「ゼノブレイド」の画像検索結果

 

ちまたでは神ゲーと評価されているそうですが。
 
以前からWiiソフトでこういうゲームがあるって事は知っていて、パッケージ見てなんだか壮大で面白そうだなとは思っていたんですよ。
 
でも、Wii本体が壊れてWiiUに買い換えてから、互換性の問題もあるしでそのまま忘れていたのですが、最近、WiiUのダウンロード作品を検索していたらゼノブレイドがあって、やったぁ!と喜び勇んで購入&DLしたのであります。
 
早速プレイしようとしたのですが、いきなりコントローラーで軽い挫折。
 
僕はクラッシックコントローラー派なので、ゼルダなどもこれでずっとプレイしていました。
 
当然、ゼノブレイドもクラッシックコントローラーでと思ったのですが、最初のコントローラー設定の途中からボタンが効きません。
 
色々やってみたのですが、どうしてもGamePadを使用する流れになってしまう。
 
ネットで検索してみると、WiiUダウンロード版といえど、あくまで仕様は旧Wiiのままらしく、クラッシックコントローラー使いたいならそれも旧Wii用じゃないと駄目らしい事が判明しました。
 
ここでちょっと心が折れそうになりましたが、気を取り直してWiiUGamePadでプレイすることに。
 
まず感じたのはゲーム全体の世界観が素晴らしいということ。
 
これはまさに僕好みでありました。
 
それとまだ途中ですが、ストーリーがしっかりしています。
 
ストーリー重視の作品にありがちな、お遣いっぽい印象もあまりありません。
 
ただ、フィールドに関しては、当時としてはもの凄く広い世界を表現しているはずなのですが、「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」を体験してしまったので、ゼルダの広さと自由度の方が凄いかなぁと。
 
こればかりはしょうがない。
 
では、不満点は無いかと言われると、やっぱりあります。
 
なんと言ってもバトルが分かりづらい。
 
このバトルで挫折した人も多いんじゃないかと想像します。
 
僕も、最初は投げ出したくなりましたが、何となく適当にやってても勝てたりするので続ける事ができた次第。
 
フィールドにモンスターがポップアップしていて、敵と遭遇(選択)してシームレスで戦闘という流れは、FF12のバトルに近いです。
 
ですが、基本はオートアタック、独特なコマンド画面からアーツを選択し、仲間と連携し敵を怯ませ転倒、背後から強烈な攻撃を打ち込むというやり方を理解するのにけっこう時間がかかりました。
 
プレイし始めて、、、
なんで敵を攻撃できないんだ?→あ、そうか、敵から離れているからor攻撃したい敵を選択してないからだ!
 
通常の攻撃ってどうするんだ?→あ、そうか、オートアタックだからそのコマンドはないんだ!
 
モナドの攻撃コマンドってどう使うんだ?→あ、そうか、主人公専用なんだ!でもよくわかんない!
 
途中で出てくる「b」ボタン押せ的なヤツ何?→頑張ってタイミングに慣れろ、そうすれば何となくバトル有利!
 
仲間がHPゼロになったけどどうやって生き返らすの?→世界樹の葉なんてこの世界には無い、近くで「b」押したら生き返る!
 
未来視って何?→敵の攻撃が予測できる能力、カウントダウン終了迄に最適なコマンドを入力しろ!でもどれが最適な対応なのかわかんない!
 
とまあ、軽く思いつくだけでもこんだけあるのです。
 
他にも武器や防具に取り付けられるジェムの生成なんかもあるのですが、これもチュートリアル見ても3割ぐらいしか理解できない。
 
ネットで調べてなんとなくわかったけど、それでも完全に理解できてないまま一生懸命生成にいそしんでいます。
 
このように、このゲームの不思議なところは、とりあえずよくわかんないけど何とかゲーム進められてます、というマゾスティックな点でしょうか。
 
僕だけかもしんないですが。
 
基本、めんどくさいゲームとか、一部のマニアが喜ぶような作品はほとんど挫折してきました。
 
ロマンシング・サガも最後まで出来なかったですし。
 
ゼノブレイドもそこに近いスタンスのゲームだとは思うのですが、それだけではないのがこのゲームの凄さなんでしょうかね。
 
ということで、まだ全体の3分の1ぐらいの進み具合ですので、これから色々とわかってくることもあると期待しつつプレイしています。
 
しかし、ドラクエ10と平行してやるのは時間が足りないなぁ。
 

地毛茶髪でも黒に染めろ問題

日本て本当に面白いというか、奇異な国なんでしょうね。
 
日本の学生は「黒髪が正解である」と本気で思ってる人達が、教育機関に存在しているってことですから。
 
茶髪とかパーマについての教育的指導ってヤツは、僕が学生時代からありました。
 
今から30年以上も前になるわけですが。。
 
当時、中高生だった僕やクラスメイトの大半はそれについてどう感じていたか?
 
正直、「あほくさ」「どうでもいいじゃん」「それで誰が困るの?」といった感じでしたね。
 
これは別に、不良やヤンキーだけが反抗的にそう思っていたという話しじゃなく、僕らのようなヒエラルキー低めの学生でさえ同じように思っていました。
 
不良やヤンキーだけが校則破ったり、反抗してたりするわけじゃないのは今も昔も一緒じゃないのかな。
 
アニメ好きのヤツは考古学部の部室にアニメ雑誌やグッズ持ち込んで楽しんでいたし、ゲーム好きのヤツは授業中ゲームやってたし、普段真面目に授業受けてるやつだって、テストが終わると賭け麻雀したりしてましたもん。
 
まあ、校則は校則であるけど、先生に目をつけられないレベルで色々と学生時代を謳歌していたってことですが。
 
で、ふと思うのが、今、「地毛が茶髪であろうと黒に染めろ」と指導?している大人っていうのが、僕ぐらいの年齢のやつなんだと。
 
当時、学校でなされた指導を小馬鹿にしていたはずなのに、自分が教員になったらそういうスタンスに変わるものなんですかね。
 
そう考えると、ちょっとおかしいというか、笑っちゃいますよね。
 
もしかしたら、当時の茶髪&パーマ許さない指導を内心、喜んでいたような奴らが教員になって、今も昔もこういう奇っ怪な状況を起こしているのでしょうか?
 
日本は島国だし、身近に異民族が常にいる状況って歴史的になかったしで、「学生は黒髪でなければならない」という信仰心も当たり前になったのかもしれません。
 
茶髪で何か困ることあるのか、全然わからないです。
 
「身だしなみだ」という人もいるでしょうけど、それって誰がどういう基準で決めてるのかわかりませんし。
 
この件については、合理的かどうかで判断しても良い問題だと思うんですけどね。
 

輸出EXPOでお手伝いをして思ったこと

 

少し前ですが、輸出EXPOというイベントが千葉の幕張メッセで開催されていました。
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国が海外バイヤー1000人以上招待して、海外輸出を手がける国内業者達がブース出店し商談等を行うというもの。
 
僕も1日だけですが、取引業者からの依頼でお手伝いとして参加しました。
 
ご存じのように幕張メッセはとても広いですが、その広い会場一面がブースで埋め尽くされている様子は圧巻でしたね。

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来場者の大半が外国人で、ほぼアジア、中国系だったように思います。
 
僕がお手伝いしたブースも会場と同時にけっこうな盛況ぶりでして、ひっきりなしに外国人バイヤーが訪れていました。
 
まあ、試食もやっていたというのも大きかったのですが。
 
で、お手伝いと書きましたが、本当にお手伝いレベルの仕事しかできなかったんですよね。
 
試食を配ったり、チラシを渡したりといった小間使い的な雑用。
 
何故かって?
 
外国語が喋れないからです。
 
中国語はもちろん、英語も話せない。
 
海外バイヤーから訪ねられたら、とりあえず通訳さん(この日は3人待機)を呼ぶ、通訳さんが手が離せないようだったら身振り手振りで何とかコミュニケーションを取るといった具合。
 
もう、イベントに手伝いにわざわざ地方の田舎からやってきたのに、全然チカラになれなくて情けないやら恥ずかしいやら。
 
もちろん、僕を呼んでくれた取引業者はそこまでの事を期待していたわけじゃなく、仕入れ先と一緒に取り組んでいるというところをバイヤーにも見せたかっただけなのですが。。
 
でも、やっぱり商品について説明したり、聞かれたことに対してはできるだけ多くのインプットをしてあげたいじゃないですか。
 
それが、外国語が話せないということによって全然できないのですから、もどかしいったらありゃしません。
 
この時ばかりは、本当にせめて英語だけでも話せるように勉強しようかなと本気で思いました。
 
もちろん、今の会社は辞めるにしても、それとこれとは別だなと。
 
あと、こうしたイベントに参加することで、日本にも世界にも色んな人がいて色んな会社や団体があって経済社会が動いているというのが、何となくですが実感できたのです。
 
今の会社や生活が全てではない、ということを肌で感じたとでも言いましょうか。
 
そう、取ろうと思えば選択肢は限りなく目の前にあるのです。
 
それに手を伸ばすかどうかも、結局はその人次第。
 
外国語を習得することで、その選択肢はより現実なものとなってくるはずです。
 
僕自身が本当にそっちへ手を出すのかは、正直わからないんですが、憧れレベルの興味を持っている事は否定できないなぁと。
 
今回は、そうした気持ちが少し湧いていた事を忘れないようにとの意味で書きました。

保育士の給料安い問題

なんだか「月曜から夜更かし」のコーナータイトルみたいになってしまいましたが(^_^;
 
なんで保育士の給与は低いの?という問いに対し、ホリエモンが「誰にでもできる仕事だから」と答え炎上していました。
 
余分な装飾句を入れずに、単刀直入に答えるホリエモンらしい回答でありました。
 
僕は、ホリエモンは少なくとも自分にはない優れた才能を持っている人だと思っていて、自分には考えつかない発想をする点においても彼を評価しています。
 
拝金主義だとか、炎上商法野郎だとか色々と言われてますが、僕はそうは感じません。
 
見事に物事の本質を見抜き、核心を突いた提言を常にしてくれます。
 
本当の意味で頭の良い人というのは、彼のような人間を言うのだろうと。
 
しかし、一般には嫌われるだろうなと思いますし、敵も多いと想像します。
 
なので、今回の騒動もそりゃ炎上するでしょう。
 
彼は正論を言ったまでで、正論でぶった切られたと感じた人達が彼に食ってかかってるように見えます。
 
そりゃ、自分がやってる仕事で給料が上がらないのは、誰でもできる仕事だから当たり前だろ!と言われたら、僕も正直ムカッとしますし、腹も立ちます。
 
でも冷静に考えれば、じゃあ、そうじゃない仕事に移って自分で給与を上げる努力すればいいことに気づきます。
 
僕には子供がいないので保育士の仕事がどれだけ大変かとかはわかりません。
 
恐らく大変なのでしょう。
 
でも、だいたいにおいて仕事は大変なものです。
 
大変な仕事であっても、誰にでもできる仕事であれば賃金はやはり相応のものでしかありません。
 
保育士は国家資格だという論もありますが、別に国家資格が必要な職種なんていくらでもあります。
 
誰も明言しませんが、国家資格の中でもピンからキリまでの序列があるのは事実です。
 
だから、医者や弁護士などは他の職種に比べて報酬が高いのであり、ピラミッドの下の方の資格職種は賃金が相対的に低いのです。
 
そういう意味において、ホリエモンの答えは正論なのですが、正論を言ってしまうとそこで話しが終わってしまい、せいぜい感情論でしか物を言うことができなくなります。
 
じゃあ、どうしたら賃金が上がるのかという次の話しが必要なんですが、そこのところはホリエモンの悪いところです。
 
保育園については認可の有無の問題もあるので、一括りの話しはできませんが、まずは保育園の経営者がそういう賃金設定しているのであれば、保育士の給与はそんなもんだとという認識なんでしょう。
 
また、保護者が負担する保育園料が安ければ、それは当然保育士の賃金にも影響するわけで、安い保育園料を求める声が多いとなると、それは保育士の賃金も低くて良いという事を間接的に世間が認めていることになります。
 
保育士の賃金を上げるために行政の補助金を多くする、これを駄目というのであれば、それはやはり保育士の賃金は今のままで良いということ暗に認める事になります。
 
まあ、ちょっと極論過ぎる書き方をしましたが、要は回り回ってそういう話しになり、それも含めての「誰にでもできる仕事だから安い」という事なのじゃないかと思います。
 
もちろん、ホリエモンに対し異論、反論はたくさんあろうかと思いますが、僕はそういう捉え方をしました。
 
ただ一つ確実に言えるのは、ホリエモンを叩いても保育士の給与は上がらないという事です。
 

衆議院選挙結果の雑感

小池都知事希望の党、やはり自滅しちゃいましたね。
 
ただ、衆議院解散直前に出来たばかりの新党が、過半数議席取れたりしたら、それこそおかしいわけでして、数字としてはあんなものでも充分じゃないかと。
 
小池さんが、民進党合流議員を受けいれる時の「排除」という言葉が、やはりまずかったんじゃないかとメディアは追求していますが、確かにそれもあるでしょう。
 
但し、「排除」という考え方については、僕は小池さんに同意するものでして、政策や理念が一致してない人間を受け容れてたら、それこそ希望の党は烏合の衆と成り果て、旧民主党民進党と同じ道を歩むことは目に見えています。
 
そうなってはならないという危機感からの「排除」であり、選挙に勝つためであれば何でも良しとする風潮とは一線を引いた都知事に対しては、賛辞を送りたいぐらいです。
 
希望の党の今回の結果は、どちらかというと付け焼き刃の政策を掲げてしまったことに起因している気がします。
 
これについては、選挙前にも記事を書きました。
それと、築地移転問題等など小池都知事としての仕事ぶりに対する評価も、恐らくそれほど高くないという印象が強い。
 
更に、党内人事に関するワンマン的なやり方や不透明さ、最終的には自身が国政には立候補せずに今回の選挙を戦おうとした姿勢など、様々な要素が絡まった当然の結果であろうと思われます。
 
逆に、立憲民主党は予想より良かったという話しもありますが、野党全体の議席で考えると総数はこれまでと変わっておらず、その中でパイの奪い合いをしたに過ぎません。
 
これでは、自公連立与党を崩せるわけもなく、野党が大立ち回りをしたものの意味の無い動きであったということになります。
 
このあたり、野党はいい加減目を覚まして、掲げる理念を現実的な政策実行として落とし込むにはどうしたら良いかを真剣に考えるべきです。
 
いつまでも揚げ足取りや批判ばかりでは、国民から必要とされなくなります。
 
というか、今回のような結果となる選挙は初めてではなく、もう3回目です。
 
3回やって、3回とも同じような結果になっているのですから、国民からは野党の必要性無しと失格印を押されているわけですよね。
 
なぜ、いい加減そのことに気づかないのか。
 
とても不思議です。
 
高校生でも理解できる話しなのに。
 
逆に自民党の勝利は、これまた今までと意味が違ってきます。
 
増税を掲げての選挙で勝ったわけですからね。
 
増税を認める事になるかもしれないが、国民としてはそれでも自民党を選んだということですから、いかに野党が駄目なのか、選択肢としてあり得ないのかが想像できます。
 
与党はこの結果に慢心せず、日本運営のために尽力を尽くして欲しいですが、決して今の状況が日本にとって良いとは思いません。
 
そのためにも野党は目を覚まして、国民の支持を得られるようになって欲しいものです。