Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

自分が愛着障害であることを自覚する

愛着障害」とは何かについても、上記ブログで言及されています。
 
ここでは、詳細部分は省略させてもらいます。
 
その記事で書いてある「愛着障害」により、社会生活上、どのような不利益を被るかが記されていて、全て自分に当てはまる事ばかりだったので、ストンとパズルのピースが当てはまった感じがして嬉しくなりました。
 
以下、愛着障害により自分が感じる生きづらさの具体的症状。
 
・他人の気持ちがわからない。
→冗談でなく、本当に人の気持ちがわかりませんので、相手がどのくらい傷ついているかとか喜んでいるとか、今までわかったことがありません。
 
・人と親密になれない、距離感が掴めない。
→親密になれないのはもちろんですが、距離感も掴めないのでいきなり相手の懐近くに入り込み逆に敬遠されるパターンもしばしば。
 
・人に依存してしまう
→常に誰か頼れる人を求めます。何事も自分一人でやろうとする意気込みがありません。
 
・失敗が怖い
→極度に失敗を恐れ、また、失敗したことを人に知られるのも極度に恐れ可能な限り隠蔽、もしくはばれるまで無かったことにしようとします。
 
・感情表現が苦手
→人前で自分の気持ちを出す事を恥ずかしい、もしくはみっともないことだと考えます。
 
・何でもすぐに我慢して優等生になろうとする。
→我慢して何も言わないと、妻からも指摘されます。面倒事が生じるぐらいだったら自分が我慢すれば良いといつも考え行動してしまいます。
 
・人に何かを伝える事が苦手
→言ったって伝わらないという思いがまずあり、逆に言えば相手が何を言っても真剣に聞けないということ。妻からもくろばこは「今日、会社で何があった」とか全然喋らないし、悩んでいる事も話さないとよく言われます。
 
・他人の失敗に激しく怒りを感じてしまう、許せない、人の粗探しが好きになっている。
→とにもかくにも、他人の失敗については敏感で、何でそんなことができないんだとすぐに怒りを覚えてしまい、相手の悪いところばかり見てしまいます。一度嫌いになると、もう関係性を再構築するのが難しいです。
 
・いつも自信が持てない
→よく情報商材とかやってる人いますが、よく、そんなに自信たっぷりに言い切れるものだなと羨ましく思っています。約半世紀近く生きてきて、未だに人に対し堂々とレクチャーできるものが何一つないと思ってしまいます。
 
・自分のことを大切に思えない
→あまり自分の事を好きじゃないですし、「自分」って何だろうとよく思います。自分と「自分」がいるような感覚とでもいいましょうか。だからといって死にたいとまでは思わないですが、自分が大事という感覚もないです。
 
・自分以外の人間がバカだと思ってしまう
→かなりあります。他人を見下すというか、すぐラベリングしてしまいます。他人に対して尊厳を持って接しないので、無意識に傷つける言い方をしたり、言いくるめようとしたりします。
 
・自分で決断できない
→自分で自信を持って決断したことなど、たぶん、僕の人生において何一つ無いです。そのくせ、妻には「今夜は何が食べたいか決めてね」と平気で言います。大きな事から小さな事まで、全てにおいて、決断することから逃げようという感じの生き方です。
 
 
今の自分に輪郭をつけ、色を付け、明確に分かる形で浮き上がらせてくれた記事でした。
 
以前、自分はコミュ章じゃないかという記事も書きましたが、たぶん、今の自分のベースとなっているのはこの「愛着障害」で、それによりコミュ章という症状も引き起こしているというのが正解かもしれません。
 
それほどまでに、この愛着障害の症例はくろばこにどんぴしゃだったのです。
 
自分の生きづらさの原因は理解できましたが、じゃあ、どうしたら良い方向へ改善できるのかという問題は残りますね。
 
これは原因がわかったからと言って、簡単に解決できる話しではないので、またおいおい探求していきたいと思います。