字が汚い
字を綺麗に書けたらなと最近思う。
ミミズが這ったような字とは、まさに僕の書く字を言うんじゃなかろうか。
昔は字が汚いことを自慢すらしていたのだが、年齢を重ねるにつれ、字を綺麗に書くことの重要性が少しずつわかってきたのだ。
まず、第一に手帳やメモを読み返す気になれない。
自分の事を好きになれないということもあるが、その一つの要因はもしかしたら字の汚さじゃなかろうかと勘ぐっている。
手帳については、毎年色々と購入して今年こそはという意気込みで使い始めるんだけど、物の見事に続かない。
続かない原因をあれこれ考え、思い当たることの一つが、手帳に書く字が汚すぎて見るのも嫌になってしまうこと。
ゆっくり書けば、まだ見られるんですけどね。
手帳に書く時なんて、だいたいが走り書きになっちゃうから、そりゃ悲惨なものなのだ。
第二に、丁寧に書いても自分の字が好きになれない。
この感覚ってなんだろ?
字体のバランスが悪いとか、止めはねが出来ていないとかテクニック的に色々あるんだけど、それとは別に僕自身が書く字が嫌いなのだ。
自分の恥部を見せつけられているような感じ。
もっと上手い表現があるといいんだけど、自分を好きになれない象徴の一つが、自分が書く字のような気がする。
字は人の性格や隠された本質を顕すので、字をきれいに書くことによってSelfChangeできる可能性もあるらしい。
そう思って、以前は本を買って練習もしたりしたけど続かなかった。
上達しているという実感がなかなか湧かないんだよねえ。
すごく上手いわけじゃないけど、味のある字を書く人、個性的な字を書ける人が羨ましいのである。
理想は、別にコンクールで入賞するような綺麗さじゃなくて、素早くメモとか書いても読みやすい字。
やっぱり、練習するしかないか(^^ゞ