Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

新型コロナに関する雑感

新型コロナ騒動が起きて約1年が経ち、その間色々と自分も経験し思ったことを備忘録としてメモしておきます。
 
1.テレビや新聞の報道レベルが恐ろしいほどに低レベル
まず思うのはメディア、特にテレビの報道の質があまりに酷いということ。
「今日の陽性者は東京で300人、全国で1000人でした」を毎日電波に乗せることに、何の意味があるのかわかりません。仮に前日より減った数字であっても、過去の〇曜日としては最多、みたいな報道、コントのセリフみたいです。
感染者と陽性者の違いにはさほど言及せず、ひたすら国民を煽るだけのメディア、TVの言うことはそのまま鵜呑みにする国民。
なんかね、非常に怖いです。
太平洋戦争に突入する時の新聞社と国民がこんな感じだったんじゃなかろうかと想像してしまいます。
 
 
2.特定業種をスケープゴートにしている
今年1月以降について言えば、高齢者施設や医療施設で発生した患者の死者が、全体の6割を占めているというデータが発表されています。しかしながら、そこへ向けた対策にはあまり力を入れていません。
逆に、飲食店がガイドラインの遵守をしない限り永遠に時短営業をしてもらう必要があると尾身会長が言っていましたが、正気で言っているのか?というレベルの発言で、これについて当たり前のように受け入れているコロナ脳の人達が異常であると感じています。
 
 
3.カンニング竹山氏の言う通り、小池都知事は何もしていない。
みなさん忘れていると思いますが、小池知事は新党「希望の党」を立ち上げ、わずか半年で潰しています。一時は物凄い話題に上がりましたが、小池氏が自分に利が無いと判断するやあっさりと捨て去ったのです。その時もそうでしたが、小池氏は分かりやすいけど中身が空っぽのスローガンを掲げ、小池ブームという波を作っただけでした。残ったのは無残に解体された野党の残骸。今回の新型コロナウイルス対策も似たようなことやってるんですよね。「三密」とか「テレハーフ」といった言葉遊びだけで、基本はフリップ芸しかやっていません。都合が悪いことは国に矛先を向けるのも、常套手段です。で、挙句の果てに、コロナ用病床数をごまかしてい国に報告してたりしていて、東京都民の人達はよく我慢していられるなと思っております。
 
 
4.いい加減にして欲しい日本医医師会
陽性者数が増えると日本医師会の会長がTVで記者会見をして、医療現場が崩壊するから、国民は外に出歩くな、外で飲食するなと言っておりますが、正直何様のつもりなんでしょうか。
まず、日本医師会が当たり前に会見を定期的に開いて、それを公的発信のように報道するマスコミ各社に納得いきません。民間病院を束ねる一団体の発言が、さも正論であるかのうように扱うことに何故、誰も疑問を感じないのでしょうか。
飲食店に時短要請する前に、たかだか一日1000人程度の陽性者数で医療崩壊が起きないよう、体制強化を優先に取り組むべき。これについては、1年前からほとんど何も変わってません。
日本医師会は、ただマイクの前で国民にもっと我慢しろと言うだけなのです。
今回のワクチン接種にしても、歯科医師も注射が打てるようになればもっと効率よく接種可能になるという提案に対しても、既得権を守るために真っ先に医師会が反対し阻止しているようです。この国難に一緒に協力していこうという姿勢が全く見えないのが今の日本医医師会なのです。
 
 
 
5.死者数を見ても何が脅威なのかわからない。
日本の超過死亡数が11年ぶりに減少しました。新型コロナで大騒ぎしているにも関わらずです。
インフルエンザで死ぬのも経済苦で死ぬのも同じ命のはずですが、現時点で新型コロナだけを脅威とすること、そいういう風に世論を作り上げることの意味がわかりません。
 
6.煽り報道オンリー
上段の方で書いた内容と重複しますが、要は偏ったデータだけを報道していることです。
新規陽性者数は一生懸命報道するが、退院者数や回復者数はほとんど報道されません。調べてみると新規陽性者数より退院者数の方が上回っている日もそれなりにあるんですよね。
 
7.マスクしている人が正常という空気が作られている。
マスクは別に強制しなくてもと思うのですが、同調圧力により僕も嫌々ながら毎日して出かけています。しかしながら、マスク警察の出現や、マスクしている人が正常で、してないやつは異常者みたいな風潮には、本当に辟易しています。時には人格を否定されるぐらいに攻撃している人を見ますが、そこまでする必要あるんでしょうか?本当に世知辛いと感じます。
 
8.欧米より対応が悪いという誤認
よく欧米と比較して、日本も強力なロックダウンをすべきという論調がありますが、欧米は日本より厳しいロックダウンをしても感染者が減らなかった事実について、メディアは何も言及しません。それどころか、日本の方が死者数などは圧倒的に少ないのだから、日本政府はよくやっていると褒めるべきところを逆に叩きまくっています。
 
 
9.ゼロコロナという夢想
感染者ゼロを目指して、結局は国家を衰退させる方向に向かっているという図式になぜ気付かないのでしょうか。感染者ゼロを目指す人達は、生活や経済に対しては何も責任を負おうとはしません。仮にゼロコロナになったとしても、そのために犠牲にした生活や経済ダメージの方が圧倒的に大きいと思います。
 
10.移動の制限は経済的デメリットの方もかなりある
都市部の人が地方に来てウィルスを巻き散らすって言うけど、そんなことよりたくさんの人が地方と都市部を行き来してくれるから、地方の経済や生活が成り立っている現実に目を向けるべき。
 
11.誰もこれまでのことを総括(反省)をしない
国内で新型コロナが発生して約1年。当時は何もしなければ40万人が死ぬとか言っていた専門家もいましたが、実際にはインフルエンザより少ない死者数です。仮に何も対策とらなかったとしても、40万人が亡くなるとは思えないぐらいの数字の開きです。別にその予想や指摘が外れたことを笑うわけではなく、何故そうなったのか?何が原因で予想と違ったのかといった検証や総括が全くないことがおかしいと思うのです。言いっ放しであるため、結果としてただ煽っているようにしか受け取られないことに気付いて欲しいです。
 
12.新型コロナを特別視し過ぎではないか
インフルはありふれた病気として扱われ、高齢者がインフルから肺炎にかかって死亡したとしても寿命として片づけておりましたが、新型コロナになるとそうはならず、特別な死として扱うことに抵抗があります。元々は風邪のウィルスの一つに過ぎず、ウィルスだから当然変異もするわけで、まるで新型コロナだけが特殊に変異しているかのような報道にも違和感があります。
 
 
とまあ、ここ1年間ずっとモヤモヤと思っていたことを長々と書き連ねたわけですが、内容の通り僕は新型コロナに対し騒ぎすぎじゃないのかという立場です。
この騒動のおかげで、うっかり風邪もひけない世の中になってしまい、非常に悲しんでおります。
 
個人的には、新型コロナよりも飲食文化が廃れてしまうことを危惧しており、指定感染症の2類から5類へ引き下げて欲しいと強く願っております。

悩んでいるようで何も考えていない

タイトルは自分のことですが。。(^^;)
 
今日も特に張り切ってやってやろうという気持ちは微塵もなく、出勤し業務をこなしております。
 
検印や伝票チェックなどのルーティンワークもありますが、それ以外にも探せばやれることはたくさんあります。
 
エネルギーに満ち満ちていれば、そういうのにも手を出していることでしょう。
 
今の自分はそこまでではないので、当面のクリアすべき業務、この時期ですと決算ですね、それをこなすことに全集中しています。
 
PCに向かいながら、細かい作業をこなし、でもふと我に返って、自分は何がやりたいんだろう?今の仕事を辞めたら次に何が待っているのだろう?
 
全く別世界の人(決して異世界転生ではありません)や全く感覚の違う人に出会えたりするのだろうか?
 
自分はやっぱり新しい何かを心のどこかで求めているのだろうか?
 
などと、中二病チックに思いを巡らせては、事務所の電話の音で現実に引き戻されております。
 
よく考えるのが、50歳を過ぎて後何年生きることになるのか、仮に80歳までだとすると後30年も人生が無いわけで、それまで悶々としながら余生を送っていくことになるのだろうか?今のままで本当にいいのか?
 
…てことです。
 
こういう風に考えだすと、何かしなければという焦燥感にかられるのですが、結局のところは職場のPCに向かってキーボードを叩いているのが今の自分。
 
う~ん、、動かなければという気持ちと、これまでと同様の日常を繰り返そうとする無意識の意識が存在し、結果として悩んでいるようで何も考えてないんだなと思った次第であります。

4月近況報告

あっという間に4月になってしまい、結局何も動きの見られないくろばこです。
 
会社を辞める思いを固め、退職のアタックを試みるも鉄壁のブロックに撃ち落されております。
 
人が少ないことや、厳しい経営状況など色々あって、でも、そんなの俺知らんわ!って言って飛び出すだけの腹が無いのが原因。
 
とグダグダやっていたら、同僚の親しいK君というのが3月末で退社し先を越されてしまいました。
 
K君は、バンドでギターを弾いていて、よくライブなんかで一緒に出演したりしていて、たまに職場で顔合せても、仕事の話しよりギターの話しばかりしていました。
 
「こないださあ、ヤフオクですごい良い状態のレスポール見つけてさぁ…」ってな感じ。
 
K君の方が僕よりここでの職歴は長いのですが、ここ1年ぐらいはモヤモヤっとしながら仕事してたらしいです。
 
で、3月の定期人事異動でK君自身は異動なかったんですが、他の仲良かった課長が異動で逃げてしまい、代わりにやってきた人が、どうしても相性が合わない課長さんで、それが辞める決定打となったとのことでした。
 
本当なら、自分もどこかへ移動させてくれとか頼む方法もあったとは思うのですが、ずっとモヤモヤしていて、それが今回の異動でプツっと切れてしまったんだろうなと想像してます。
 
人間、そういう時ってあるよなぁって。
 
K君ももう40代半ばだし、子供だってまだ義務教育中だし、辞めなくてもいいのにって職場にいる他の人達は言っておりますが、その人にしかわからない事ってあるんだよ、おっちゃん。(俺もおっちゃんか。。)
 
でも、世の中には、自分の物差しが当たり前だと思っている人も多く、どうしてもそれで他人を推し量ろうとするんですよね。
 
僕は、コロナ禍の中で再就職も厳しく、しかも奥さんや子供もいて、それでも退職に踏み切ったK君の気持ちはよくわかります。
 
みんな誰もが、我慢して働き続けることができると思いこんでる風潮がおかしい。
 
人によって我慢の境界線は違うし、大事にしているものや価値観もそれぞれ。
 
定年まで勤めるのが当たり前、人事異動はつきものだから我慢するのも当たり前、、、という空気感には、正直うんざりさせられます。
 
そういうことをつらつら頭で巡らせていたら、自分自身はまだ我慢できる位置にいるってことなのかな?と思ってしまいました。
 
妻からは、「あなたは我慢強くて、我慢しすぎて痛いとかしんどいとかを言わない」とよく言われます。
 
そうなのかなぁ?
 
確かに、未だに退職せずに仕事続けている現実を直視すると、意外に我慢強いのかもしれません。
 
…ということで、まだ退職できずにシコシコと会社勤めを続けているという近況報告でした。

久しぶりに気分はロウ

思えば、ここ最近は調子が良かったんだと思う。

5月の異動で就いた職場も、だいたいの全体像が掴めてきて、すべきこととか手を抜いてもOKなところの力加減もわかってきて、細かいトラブルはあるものの、総じて安定した仕事状況だったのは確か。

油断したわけではなく、いつ何があるかはわからないという心構えはしていたつもり。

でも、ちょっとした傲り部分があったんだろうと思う。

何があったかというと、上役の部長とちょっと電話で揉めた。

昨年の就業規程改定で、65歳以上の人は雇用期間を定期異動のタイミングで切るということになっていて、今の自分の職場にも1人ほど該当者がいたわけ。

その人はベテランでけっこういなくてはならない存在だったんだけど、いなくなると特に困るのが配送ローテーションが崩れること。

配送時にはリフトの資格が必要なのだが、要はそれを持っている人に辞められると、同じように資格を持っている人を当てがってもらう必要があるので、できれば雇用延長してもらえないか、それがダメなら業務が停滞しないよう人員補充をお願いしていた。

で、年明けまで具体的な補充話しもなかったので、その65歳該当者にアルバイトで出てもらえないかと依頼をして、それで当面は乗り切る算段を立てていたのだ。

しかし、2月末の内示で60歳過ぎの臨時社員が異動してくることがわかったのだが、確認してみるとリフトの資格は持っていないらしい。

じゃあ、当初の予定通り該当者にアルバイトで出てもらう稟議を作成し、それを部長に回したのだが、そこで引っかかった。

「今の業務分量でアルバイトを雇うのは経費の無駄じゃないか、だったら人事異動予定の臨時社員についても考え直さないといけない。」という論だった。

「いやいや、リフトの資格を持った人を規則改定で辞めさせることにしたのは自分じゃなくて上の方であり、こちらはそれでは配送業務が回りませんので後釜を入れてくださいと前から言っている。しかしながら、資格を持っていないものを当てがわれても、結局は業務に支障が出る。資格だってすぐに取らせてもらえるわけでもないし。それに、雇用延長が無理のようなのでアルバイトでしばらく手伝ってもらう事も事前に部長にも話していたはず。」

まあ、こんな感じのやり取り。

文章で書くとこんなもんだけど、実際の電話でのやり取りは、思った以上にヒートアップしてしまい、「勝手にどんどん人減らしして業務は回せなんて、俺はもうようやらん。誰か代わりを見つけてくれ」とまで言ってしまいました。

この部長とは付き合いも長く、それなりに仲も良く、また個人的にはその仕事ぶりも目標とする人でもあった。

ただ、仕事熱心であるが故の、細かい部分、時として重箱の隅を突くような指導もあって、正直そういうところは自分とは合わないなと思っている。

しかしながら、この職場においては、確実に圧倒的に部長の方に大義があり、常に説得力を持っている。

逆に、常に今の仕事を辞めたいと思っていて、仕事中にこんなブログ記事を憂さ晴らしに書いている自分には、ほとんど大義というものがない。

極限すれば正義は部長にあり、自分にはそれがあると名乗る資格はないのである。

それを十分自覚しているからこそ、感情的に部長に不満をぶつけてしまったことに対し悔いて、そんな自分が恥ずかしいというか惨めに思えるのだ。

もっと言い方を抑えればよかった、感情を出さずに理路整然と説明するとか、どこかで折り合う地点を提案するだとか、、、。

まあ、そういうことが普通に出来る人間だったら、日々こんなに悶々と悩みはしないのだろうが。

ただ、何となくだけど、何かありそうな予感は朝からあったんだよね。

それが具体的な言葉で言い表せないからもどかしいんだけど。

ちょっとした自分の周りの空気感?みたいなもので、多分、素粒子レベルの何かの波長が普段と違ったという表現しかできない。

ということで、久しぶりの自己嫌悪に陥った日だった。

もちろん、自己嫌悪に陥った後、ネットで求人検索をしたことは言うまでもない。

それを実行に移す行動力もないにも関わらずだ。

誰も言わない東京五輪中止

昨年から延期となった東京オリンピックを、今年本当に開催するのか、それとも中止、または再延期するのか?

意外にこの事について国内では、誰かが何とかするだろう的な空気感が漂っている。

面白いのは、誰も五輪中止を言わないこと。

政府→担当大臣はいるけど開催するのは東京都だから、東京都知事が言うでしょうと。

東京都→「三密」とか「テレハーフ」といった珍語録を連発する都知事だが、いつぞやは「政府の分科会だから政府で対応すべき」なんて言うぐらいだから、自分からは中止と言うわけがない。

IOCアメリカのTV放映権で発生する賠償金が怖いので言えない。

JOCIOCと同じ理由だし、そもそもIOCを差し置いて中止なんて言ってその責任取りたくないので言わない。

マスコミ→そもそも大手新聞社が五輪スポンサーになっているので、その系列TV局も含めて中止なんて言えるわけがない。

とまあ、こんな感じで中止についてはお互いにダチョウ俱楽部のどうぞどうぞ状態なのだが、とても笑える状況ではないと思う。

特に小池都知事の、昨年の強硬的な五輪開催論をあっさりと手のひら返しし、開催か中止かは我関せずといった変わり身は、見ていて清々しささえ覚える。

2020年に読んだ本(その2)

「その1」の続きです。

 

「ワイルド・ソウル(上)」/垣根涼介 

ワイルド・ソウル(上)(新潮文庫)

ワイルド・ソウル(上)(新潮文庫)

 

 

「ワイルド・ソウル(下)」」/垣根涼介  

ワイルド・ソウル 下 (新潮文庫)

ワイルド・ソウル 下 (新潮文庫)

 

  垣根氏の作品なので、タイトルを見て最初はアジア系マフィアの抗争話しかと思ったら、ブラジル棄民をテーマにした社会派小説でした。ブラジル移民についてはあまり詳しく知らなかったので、その背景や様々な問題があったことをこの本が教えてくれました。ストーリー展開も早く、重いテーマですが読みやすい仕上がりになってます。外務省への復讐は、少しあっさりした感じで終わってしまいますが、未読の人には是非読んで欲しい作品です。

 


デルフィニア戦記1部(1)」/茅田砂胡 

 

デルフィニア戦記1部(2)」/茅田砂胡 

 

デルフィニア戦記1部(3)」/茅田砂胡 

 

デルフィニア戦記4部(4)」/茅田砂胡 

放浪の戦士 <4> デルフィニア戦記 第1部    中公文庫

放浪の戦士 <4> デルフィニア戦記 第1部 中公文庫

  • 作者:茅田 砂胡
  • 発売日: 2003/04/24
  • メディア: 文庫
 

 デルフィニア戦記シリーズに手を出してみまた。非常にライトな感じのファンタジー小説となっております。どこか別の世界からやってきた主人公リィと、王位を追われたウォルの出会いから物語が始まります。リィがあまりに無双過ぎてつまらないという人もいるでしょうが、僕はこのぐらい爽快にやってくれる主人公がいた方が面白いです。現実ではありえない話しを求めて小説を読むのですから。ともかく続きが気になってしょうがないです。

 


デルフィニア戦記2部(1)」/茅田砂胡 

 

デルフィニア戦記2部(2)」/茅田砂胡 

 

デルフィニア戦記2部(3)」/茅田砂胡 

 1部でリィの協力のもと、無事?王位を奪還したウォルは、リィを王女として迎え入れます。ですが様々な思惑を持つ各国から次々と王女への求婚話しが浮上し、それを回避するためウォルとリィが結婚することに。ここではリィが人間ではないことなども明かされますし、これまでのリィのことを読んで知っている僕も、この結婚話しには赤面してしまいました。

 

デルフィニア戦記3部(1)」/茅田砂胡 

 

デルフィニア戦記3部(2)」/茅田砂胡 

 

デルフィニア戦記3部(3)」/茅田砂胡 

 ウォルとリィの結婚式の最中に、隣国タンガが蜂起しそれどころではなくなります。二人の結婚話しだけでなく、彼ら以外の恋物語なども織り交ぜながら話しが展開していきます。まったりした感じで進むのかと思ったら、シェラとイヴンの失態により、リィが神がかり的な力を使うなど、またまた息もつかせない展開に目が離せません。

 

 

「昨夜のカレー、明日のパン」/木皿泉 

昨夜のカレー、明日のパン (河出文庫)

昨夜のカレー、明日のパン (河出文庫)

 

 夫を亡くしたテツコは、妻を亡くした義父と二人で暮らしています。お互いに大切な人を亡くした喪失感を抱えながらも、淡々と時間は流れていきます。彼らだけでなく登場する人物全てにほっこりさせられ、読みながら心の洗濯ができた感じがします。「人は変わっていく。それはとても過酷なこと。でも同時にそのことだけが人を救ってくれる」は、まさにその通りだけど見落としがちな真理だと思います。

 

 

「硝子のハンマー」/貴志祐介 

 弁護士青砥純子と防犯探偵榎本コンビが殺人事件の解明をする物語。密室トリックについて細部にまで丁寧に拘った内容になっていて、登場人物の作り方やストーリーの組み立て方までも全てにおいて丁寧に作られています。これまで読んだ貴志祐介作品とは毛色が異なる印象を持ちながら読んでいましたが、その丁寧さに限っては作風は変わっていませんでした。良作です。

 


「クリムゾンの迷宮」/貴志祐介 

クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)

クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)

 

 主人公がふと目を覚ますと、そこは赤茶けた異国の土地で、そこで突然に始まる9人のサバイバルゲーム。ここがどこで、自分は何故そのゲームに参加しなければならないのか、ともかく謎が詰まったまま物語は進みます。ゲーム展開やその駆け引きなどが面白く描かれていたのですが、ラストはちょっとすっきりしませんでした。しかしながら読み手を引き込む作りはさすがです。

 

 


「十三番目の人格(ペルソナ)」/貴志祐介 

十三番目の人格(ペルソナ)―ISOLA (角川ホラー文庫)
 

 貴志氏のデビュー作。前半は多重人格をメインに話しが進みますが、途中からややホラーチックな展開になっていきます。わかりやすい怖さでは無いですが、じわじわと沁みてくる雰囲気は貴志作品の真骨頂でしょう。13番目の人格「ISOLA」は何故「ISORA」という表記でないのか、その謎が後半で読者にも分かってくるところがたまりません。

 


GOSICK(2)」/桜庭一樹 

 ヴィクトリカと久条一弥が活躍するシリーズ第2弾。朝刊の三行広告に載っていた言葉に引かれホロヴィッツという町に行くことになるのですが、そこで事件が起こります。ここではヴィクトリカのルーツや彼女の母について明らかにされます。このシリーズはまだ2作しか読んでませんが、そこまで食指が動かないんですよね。でも、また目にしたら買うんだろうな。

 


竜馬がゆく(7)」司馬遼太郎 

新装版 竜馬がゆく (7) (文春文庫)

新装版 竜馬がゆく (7) (文春文庫)

 

 

竜馬がゆく(8)」司馬遼太郎 

竜馬がゆく(八) (文春文庫)

竜馬がゆく(八) (文春文庫)

 

 約30年ぶりの再読。誰もが知ってるので今更ここで書くことも無いのですが、いつ読んでも司馬遼太郎氏の作品は面白い。司馬遼太郎氏は、作品を書き上げるにあたってかなり細かく取材やリサーチをしておられて、それが登場人物への愛となって読み手にも伝わるのが良いです。僕は竜馬が死んだ時の年齢を既に15年以上も過ぎてしまいましたが、未だに何も成しえておりません。

 


「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。」/Jam/名越康文 

多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。

多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。

 

 タイトルに近い感覚を自分でも持っていて、それに惹かれて読んでしました。日常的にある人間関係のストレスと、そこから心を守る考え方を4コマ漫画にして、誰でも読めるようにしてあります。要は「他人は思ってるほど自分のことを気にしてないから放っておけ」ってこと。まあ、頭では理解できてもなかなかその境地に至らないから生きづらさを感じたりもするわけですが。。

 

 

「屋上のテロリスト」/知念実希人 

屋上のテロリスト (光文社文庫)

屋上のテロリスト (光文社文庫)

 

 第二次世界大戦後、ポツダム宣言を受け入れなかった日本が新潟にも原爆を落とされ、東西に分断されてしまった架空の世界のお話し。知念氏といえば医療ミステリーという印象だったので、こういうのはちょっと意外でした。とある女子高生が同級生男子を巻き込んで起こすテロという、ちょっと突拍子もない設定なんですが続きが気になって引き込まれてしまいました。ラストに向けての展開は何となく想像がついてしまったのが残念ですが、面白かったです。

 

 

「冷たい校舎の時は止まる(上)」/辻村深月 

冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)

冷たい校舎の時は止まる(上) (講談社文庫)

  • 作者:辻村 深月
  • 発売日: 2007/08/11
  • メディア: 文庫
 

 冷たい雪が降る中、奇怪な現象によって学校に閉じ込められた8人の高校生。自分たちが何故閉じ込められているかを探る中で、数カ月前に起きた同級生の自殺事件に行き当たる。だが誰もその同級生の事を思い出せず、そして一人ずつ消されていく。学園ミステリーかと思って読み始めたけど、学園ホラーかも。でも登場人物それぞれの個性が丁寧に描かれ感情移入しやすいです。ただ、展開がゆっくりで且つボリュームがあるので、先を早く知りたいのに進まないというジレンマに陥ります。ちなみにまだ下巻を読んでません。

 


「Over The Edge」/堂場瞬一 

over the edge (ハヤカワ・ミステリワールド)

over the edge (ハヤカワ・ミステリワールド)

 

 堂場氏の作品はこれが初です。東野圭吾並みにけっこうな数の作品を送り出しているようで、しかも警察小説が多いみたいですね。日本で失踪した友人を探すために来日したニューヨーク市警ブラウンと、ひょんなことから彼に協力をすることになった日本人の元刑事である濱崎が活躍する物語。そこそこ厚みのある本ですが、内容的にはミステリーというほど驚きの展開もないです。敵からしょっちゅう不意打ちくらってやられるし、濱崎の警察に対する鬱憤みたいなものも描き方がちょっと浅くて今一つでした。

 

 

「悲しみのイレーヌ」/ピエール・ルメートル 

悲しみのイレーヌ (文春文庫)

悲しみのイレーヌ (文春文庫)

 

 タイトルで既に結末は想像できてしまうのですが、それでもグイグイと読ませる作品です。自分は先に「その女アレックス」を先に読んでいたので、カミーユ警部とその奥さんがどういう経緯でそこに至ったかを知ってしまい、読む順番を間違えたなぁと。伏線を上手に回収する上手い作りですが、メインの事件は本当に恐ろしく、そして辛い読後感が残ります。

 

 

「若い読者のための短編小説案内」/村上春樹 

若い読者のための短編小説案内 (文春文庫)

若い読者のための短編小説案内 (文春文庫)

 

 僕は短編小説はあまり読まないのですが、村上春樹氏の作品だけは読んでいます。その村上春樹氏がお気に入りの短編小説を紹介、解説してくれる案内本。ここで紹介されている短編小説はほとんど読んだことがなく、今回これを読んでもやっぱり読んでみようとまではなりませんでした(^^;)別にこの本がダメというわけではなく、単純に長編物語が好きな性分は変わらないってだけのことです。ただ、村上春樹氏が書く文章が好きなので、これも読んでみた次第。読み物としてはかなり面白いです。

 

 

「村上朝日堂」/村上春樹/安西水丸 

村上朝日堂 (新潮文庫)

村上朝日堂 (新潮文庫)

 

 村上春樹氏は数多くのエッセイを書いていますが、これが初のエッセイ集とのこと。先ほどでも書いたように、村上氏の文章を読むのが好きな僕にとっては、まさしく御馳走本。村上氏が普通の小説家と違うのは若いころは食べるために店を経営していたこと。そこで培われた経験が人間観察や物事の捉え方に深みを与えているように思います。実際のところ、村上氏には経営能力のスキルがけっこう高いんじゃないかと思っています。

 

 

「別人群ようこのできるまで」/群ようこ 

別人「群ようこ」のできるまで (文春文庫)
 

 多分、個人的には村上春樹氏に次いで好きな文体の作家です。群さんが作家になるまでの経験談が書かれており面白かったです。けっこう家族には苦労させらていたんだなということがわかりました。雑誌社の編集作業をきっかけに、思いがけず物書きへの道を進んでしまったという感じですが、なんだかんだで当時知り合った人たちとの縁も大きかったと思います。

 


追想五断章」/米澤穂信 

追想五断章 (集英社文庫)

追想五断章 (集英社文庫)

 

 金銭面の問題により大学を休学している菅生芳光は、叔父の経営する古書店でアルバイトして生計を立てている。その彼の元へある女性から5つの短編小説を探し出してほしいを依頼を受けます。その短編小説は結末のないリドルストーリーで、同人誌などに寄稿されおり非常に手掛かりが少ない中、主人公はなんとか見つけ出し、依頼者とその作者である亡き父の物語を突き止めるというお話し。非常に淡々としていて、例えば古書店を経営する叔父やそこでアルバイしている女子大生など、何か含みがあって重要なキャラっぽい印象を持つのですが、それ以上の展開もないし、主人公自身も最終的に救われるといった結末でもありません。でも人の「物語」はそこにある、という読後感の残る作品でした。

 

以上、2020年に読んだ本の備忘録と簡単な感想でした。

トータルで45冊、目標の50冊には届きませんでした。

まあ、今年はほとんど出張に出れなかったのがその原因でしょう(^^;)

 

 

 

2020年に読んだ本(その1)

2020年に読んだ本の一覧とちょっとした感想を晒しておきます。

2021年も既に2月に入ってからの回顧録は毎度のことでございますが。

総じてシリーズものを多く読んでいた感じです。

やっぱり続きが気になるお話しが好きなのであります。

でも、続きが気になるのに、続編が手に入らないというもどかしさもありますが。

特に冲方丁氏の作品はブックオフではなかなか見つからないです。

Amazonで買えばいいとは思うのですが、なんかそれをしたら負けのような気もして。。

ということで以下、読書記録とその簡単な感想です。


「8の殺人」/我孫子武丸

新装版 8の殺人 (講談社文庫)

新装版 8の殺人 (講談社文庫)

 

 我孫子氏の作品はこれが初読み。ライトな文章で読みやすかったけど、「8の数字の形をした館で起こった密室殺人」という設定は、なんというか昭和チックな感じで古めかしささえ感じました。読後は時間経過とと共に印象が薄れ、なんとなく面白かったという記憶しか残らなかったです。

 

 

 

「散歩のススメ」/泉麻人

散歩のススメ (新潮文庫)

散歩のススメ (新潮文庫)

  • 作者:泉 麻人
  • 発売日: 1996/07/01
  • メディア: 文庫
 

 泉麻人氏のライフワークである街歩きの捉え方が、割と自分にもマッチしていて好きです。特に80~90年代の東京の街の雰囲気が伝わってくるのが嬉しい。

 

「地下鉄の友」/泉麻人

地下鉄の友 (講談社文庫)

地下鉄の友 (講談社文庫)

 

 自分も東京に行った時は、街歩きと電車はセットになっていて、各路線ごとの空気感を味わうのも醍醐味。そういうこともあって読んでみたのですが、これは実際に東京に住んで地下鉄を利用している人じゃないとこの面白さはわからないかもなという感想。

 

「狐笛のかなた」/上橋菜穂子 

狐笛のかなた (新潮文庫)

狐笛のかなた (新潮文庫)

 

 日本ファンタジーの巨匠、上橋先生の作品。上橋先生の凄いところは、架空の世界設定であっても、その情景が頭の中に浮かべながら読めるところ。難しい文章というわけでもなく、情景描写が長ったらしくもなく、それでいて世界観がはっきりとわかるのは凄いです。そして、読みながら野火と小夜を見守っている自分に途中で気付くのです。

 


精霊の守り人」/上橋菜穂子 

精霊の守り人 (新潮文庫)

精霊の守り人 (新潮文庫)

 

 「守り人」シリーズの1作目。「精霊の守り人」はドラマ化やアニメ化されておりますので、知っている人も多いでしょう。精霊の卵を宿してしまった為に命を狙われる身となった皇子チャグムと、彼を守る女用心棒バルサの物語。二人の成長物語でもあり、冒険ものとしても優れている読み物です。

 

 

「闇の守り人」/上橋菜穂子  

闇の守り人 (新潮文庫)

闇の守り人 (新潮文庫)

 

  「精霊の~」の続きとなりますが、ここでは、女用心棒バルサの過去や生い立ちが明らかにされます。故郷のカンバルへ25年ぶりに帰還したものの、彼女と彼女の養父を巻き込んだ王の陰謀は、養父ジグロが悪者として汚名をきせられていました。前作もそうですが、国と権力の腐敗過程が見事に描写されていて、神話との絡め方も本当に上手いです。

 

 

「夢の守り人」/上橋菜穂子  

夢の守り人 (新潮文庫)

夢の守り人 (新潮文庫)

 

  「闇の~」の続きです。今回はバルサの幼馴染であるタンダが、異界の花に囚われ人鬼と化してしまい、彼を救うために奔走する話し。タンダの師匠である呪術師トロガイの過去が語られるなど、シリーズが進むごとに、主要人物の背景が明かされてくるのも楽しい。個人的には、バルサ、タンダ、トロガイが揃った時の安心感がたまらないです。

 

 

「虚空の旅人」/上橋菜穂子 

虚空の旅人 (新潮文庫)

虚空の旅人 (新潮文庫)

 

 「夢の~」の続編ですが、今回の主役は第1作「精霊の守り人」でバルサから命を救ってもらった皇子チャグム。冒険要素が薄れていて、バルサも登場しないところが少し寂しい。しかし、立派になったチャグムの活躍が、自分の子供の成長を見てるようで嬉しくなります。

 

 


「ストーム・ブリング・ワールド1」/冲方丁 

ストーム・ブリング・ワールド1(MF文庫ダ・ヴィンチ)
 

 元ネタはゲームらしいですが、知らなくても全然楽しめました。なので、割と細かな設定まで描写がきちんとされています。この手の異世界ものは、冲方氏の本領発揮処でもありますので、安心して読んでいられます。最後の顛末には驚かされましたが、こうなると早く続きが読みたくてしょうがないです。

 

 

「微睡みのセフィロト」/冲方丁 

微睡みのセフィロト

微睡みのセフィロト

 

 これも冲方氏の真骨頂的な作品。ほぼマルドゥックの世界観ですので、それが好きな人であれば間違いなくはまると思います。サイキックの戦いを描いておりますが、おじさん捜査官と謎の美少女ラファエルのコンビが、殺伐とさせない空気を作り出しているのもグッドです。

 


「犯罪者(上)」/太田愛 

犯罪者 上 (角川文庫)

犯罪者 上 (角川文庫)

  • 作者:太田 愛
  • 発売日: 2017/01/25
  • メディア: 文庫
 

 

「犯罪者(下)」/太田愛 

犯罪者 下 (角川文庫)

犯罪者 下 (角川文庫)

  • 作者:太田 愛
  • 発売日: 2017/01/25
  • メディア: 文庫
 

 太田愛氏の作品はこれが初読。脚本家でドラマ「相棒」も担当していたということで、これを読むとなんとなく相棒の雰囲気もあるなと感じました。無差別通り魔事件で生き残った修司が、病院を出た直後に襲撃される。無差別の通り魔事件だと思われていたが、実はそうではないかったのか?もう、かなりグイグイ引き込まれ、先へ先へと読み進んでしまいます。上下巻合せるとけっこうなボリュームですが、それを感じさせない面白さがありました。


クラインの壺」/岡嶋二人 

クラインの壺 (新潮文庫)

クラインの壺 (新潮文庫)

 

 ゲーム原作者が「クライン2」という仮想現実VRのゲームテストに関わることになります。しかし、テストを続けていくうちにゲーム制作会社の陰謀に巻き込まれてしまうお話し。これが発表されたのが30年前にも関わらず、まったく古めかしさがないのというのは、作者が先見の明に優れているのでしょう。仮想現実に取り込まれる物語はいくらでも転がってますので、なんとなく先の展開も検討はつくのですが、それでもラストはちょっと衝撃でした。

 

 

「時砂の王」/小川一水 

時砂の王

時砂の王

 

 「天冥の標」シリーズを読み終えてしまった今となっては、他の作品を読んでも満たされないのではないかと思っていましたが、全くの杞憂でした。邪馬台国の女王、卑弥呼の前に現れた未来からのメッセンジャーOは、宇宙からやってきた機械群ETに地球が滅ぼされてしまうのを防ぐため戦わなければならないと告げます。時間逆行と歴史ものを掛け合わせた物語ですが、決して多くは無いページ数にも関わらず、重厚な人間模様もきちんと描かれ、ラストの10万年の時を超えた戦いの結末は小川一水氏ならではスケール感で圧倒されました。

 

 

東京物語」/奥田英朗 

東京物語 (集英社文庫)

東京物語 (集英社文庫)

  • 作者:奥田 英朗
  • 発売日: 2004/09/17
  • メディア: 文庫
 

 主人公は1959年生まれ久雄。地元が嫌で東京の大学に進学するも、実家の都合で中退し広告代理店でコピーライターを目指しながら奮闘する物語。主人公は僕より10歳年上になるのですが、それでも面白く読むことができました。特に80~90年代の東京の雰囲気がよく伝わり良かった。特に派手な事件が起こるわけでもなく、その時代の空気を主人公を通して淡々と文字にした感じがたまりません。作者がモデルなのかと思いましたが、どうも違うようですね。


「真夜中のマーチ」/奥田英朗 

真夜中のマーチ (集英社文庫)

真夜中のマーチ (集英社文庫)

 

 色んな事情で組んだ3人が、10億円を強奪しようとする物語。話しのテンポが小気味よく、登場する人物たちもキャラ立ちしていて面白かったです。個人的には三田物産の三田が、あまりに朴訥すぎて笑えました。