Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

誰かを追いかけ求めるということはラクだよね

SMAPネタから派生した自分の中の思考を少し書き出してみる。


宝塚ファンとかジャニーズファンとか、鉄オタとか何でもいいんだけど、追っかけとかして100%そういうものにハマれる人が一番強いというか、羨ましいというか。。
 
同じ視点で語ると宗教とかもそうなのかもしれない。
 
誰か有名人を追っかける、その人の事だけを日々考えて生活する、その人の事が生活の中心になる、というのは生きていく上で凄くラクなのだと思う。
 
あまり良い言い方ではないけど、要は自分の事を深く考えなくて良いからだ。
 
自分以外の誰かを柱にして生きていけば、自分はどうするべきか悩む必要がない。
 
宝塚ファンであれば、お気に入り女優を追いかけるにはどうすればいいのか、ジャニファンであれば嵐のコンサートチケットを手に入れるにはどうすればいいのか、今度出演するドラマはどこでロケしているのかといった事に思考の大半を注ぎ込む。
 
自分が生きていく上での主体的な悩みや思考は、放置することができる。
 
言い方を変えるなら、主体的な悩みにさえならないという事だろうか。
 
仕事がツライという悩みは、誰かを妄信的に追いかける生き方においては、仕事があるせいで追いかける時間が削られるという二次的な悩みに格下げされるということ。
 
思考停止とまでは言わないけど、そういう状況になってしまうとそれに近いよなぁ。
 
こういう人、けっこういると思う。
 
でも、最終的にその人が楽しいと思えればいいわけで、実際に当の本人は楽しそうだし、そういう意味で羨ましいなとも思ってしまうのだ。