Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

海外のテロ事件でふと思ったこと

フランスも含めて、ここ最近はヨーロッパでのテロ事件が頻発していますね。
 
イギリスではコンサート会場での事件からそれほど時間も経ってないなかでの更なるテロです。
 
今回のロンドンのテロでは、既に12人の容疑者を拘束と報道されています。
 
記憶が不明瞭なところもありますが、前回のテロも同じように、事件後すぐに容疑者が特定され関係者等が逮捕されていたように思うのです。
 
事件発生からすごく早い対応ですよね?
 
テロが起こってしまうのは悲しいことですが、その犯人や関係者を特定し捕まえるまでの時間はものすごく迅速であります。
 
これって、テロ事件に限った話しなのか、テロ以外の事件でもそうなのかは知るすべがないのですが、、仮にテロ事件に限ったものとしても、日本はそれに比べてどうなんだろうってちょっと考えちゃいました。
 
イギリスは日本とは比べものにならないぐらい監視社会と言われてますし、人種も様々な人たちがいますから安易に比較はできませんが。
 
少なくともテロに関しては、日本と比べものにならないぐらい色んな事に力を入れてるのでしょう。
 
日本が共謀罪のことで大騒ぎしているのを見ると、改めて日本は平和なんだろうなと実感した次第です。
 

心療内科で受診した結果

前回、自分はADHDかもしれないと思い、心療内科へ相談しにいこうと思った話しの続きです。
 
受診する心療内科はネットで探しました。
 
電話すると、「初診の方は1時間近く時間を取って話しをする必要があるので、日時が限定されるのですが…」というじゃありませんか。
 
心療内科を受診しようとして、そんなこと言われたの初めてだなと思い、よし、ここで受診しようと決心がついた理由でもあります。
 
行ってみると小さな病院でしたが、先生は思ったよりも若い感じでした。
 
といっても、50歳はいってると思われますが。。
 
面談の最初では、自分の今の状態を聞かれましたが、仕事に行くのもしんどいという感じではないので、何をどう説明して良いか悩みました。
 
とりあえずのところ、以前も心療内科に通院歴があることを話し、今もやっぱり身を削るような毎日からなんとか脱出したいと思っていた時にADHDの簡易診断をやってみたら、どうもそれに該当するのじゃないかということを伝えたのです。
 
もちろん、その簡易テストの結果もプリントアウトして提出しました。
 
先生はそれを見ながら、「ネットにある病気関係の診断って、医薬品会社が作ってたりするのが多いんですよね。もちろん全部ではないにしろ、どちらかというと利用者の不安を煽って、最終的には薬が売れればいいみたいなやつ。」と、なるほどなと思うネタを提供してくれました。
 
で、僕の子供時代の話しや社会人になってからの話しを細かくヒヤリングし、小中学校時代は多少落ち着きが無い少年ではあったものの、それで問題児と呼ばれるほどでもなかった事を聞き、今の時点では何とも判断できないとのこと。
 
可能性はあるが、基本ADHDは、子供時代の発達障害に起因するので、今聞いた話ではADHDとは違うようにも思うが、現実として僕が悩んでいるという事実も無視できないと言われました。
 
僕も正直に先生に、自分がただの怠け者とか弱虫とかの問題なのか、それとも何かしらの疾病によるものなのか、できればそう判断された方が気持ちが楽になるし、薬等で解決するという道も見えてくるのでありがたいのですがと言いました。
 
ただ、先生曰く、ADHDの場合は薬の種類は限られてくるので治癒の因果関係がわかりやすいが、鬱の方だと何十種類もあり、どれがその人に合うのか、薬のおかげで改善されたのかというのが掴みにくいということです。
 
なので、すぐに薬を処方するという方法もあるが、最初はカウンセリングから入って状態を見て必要なら薬も併用するというのはどうでしょう?と提案されました。
 
僕もこれに同意し、1週間ぐらいの間隔で通うことで今日の診療は終わり。
 
気がついたら、面談を開始して1時間が経過していました。
 
心療内科に行って、こんなに話しができたのは初めてのこと。
 
確かにADHDとは診断されませんでしたが、じっくりと話しを重ねながら対処法を考えましょうと言ってくれた先生を信用することにし、しばらくはカウンセリングを続けてみようと思います。
 
さてさて、この先どうなるのか?
 
また、追って記事にあげていく予定です。

ADHDの可能性ありで実際に受診しようと思う

始めにことわっておきますが、このブログでは、自分のことを色々と定義づけようとする記事が多く登場します。
 
セルフネグレクトかもしれない」

 
愛着障害を自覚する」


 
「コミュ障害かもしれない」

 
「鬱で通院していたとき」


 
で、今回が「ADHD」かもしれないと思った話しです。
 
自分に対するツッコミどころとしては、○○かもしれないって思うぐらいなら、ちゃんと病院で受診してはっきりさせたらってところでしょうか(^_^;
 
「自分は○○である」ことを模索しているのは、自分自身のダメさ加減が何かしらの病状によるものだと思いたいからです。
 
わからないもの、正体不明なものを定義づけしアイコン化することで、安心したいという心理。
 
自分はそういう病気なんだと思えたら、確かに気が楽になりますもんね。
 
でも、逆を言えば、病気でも何でもなく、ただのあなたの性格の問題ですよとか、そういう個性をお持ちなんですよって診断されたら、救いようが無いぐらいに落ち込みそうです。
 
病気なら何らかの処方だったり治療も考えられますが、そうじゃなかったとしたら、後は自分の力でダメさ加減を改善するしかありません。
 
自力での克服が出来てれば、この年齢になって寝汗をたっぷりかくほど毎日悩んだりしませんよね。
 
だから病院で診断してもらうというのは、ある意味では怖い話しでもあるのです。
 
でも今回、何故か自分が自信をもってADHDかもしれないと思い、病院で先生に聴いてみようと行動を起こします。
 
ADHDかもと思ったのは、ネットにある簡易診断をやってみて「あなたはADHDの可能性が高い」という結果が出たから。
 
特に、
「計画を立てたり順序立てて作業するのが苦手」
「片付けが苦手で乱雑になってしまう」
「思ったことすぐに口にしてしまう、相手の話を遮ってしゃべり出す」
「精神的努力が必要な作業や課題を嫌う」
「興味のあることは集中できるが、そうでない場合は集中できず継続できない 」
といった特徴にぴったし当てはまり、これって自分もADHDなのかもと強く感じたのです。
 
また、更に色々とリサーチしてみると、ADHDの人が向かない職業として「事務職」とか「農業」、「工場でのライン作業」があり、思わず頷いてしまいました。
 
特に農業なんか、これまでも幾度となく経験してますが全く好きになれず、なぜみんな田舎で農業やることに憧れるのが理解出来ませんでしたからね。
 
我が意を得たり、というヤツでしょうか。
 
ちなみに、今まで心療内科には2つの医院を受診した経験があります。
 
最初の1件目は15年前ぐらいに受診し、それは半年近く通いましたかね。
 
最初に血液検査とかされて、軽い面談があって鬱病と診断されました。
 
抗うつ剤やら睡眠薬を処方してもらいましたが、効いてるのか全然わからないまま通院し続け、途中から行かなくなりました。
 
なんか、ここに通っても状況は変わらないんじゃないかと思ったんですよね。
 
2件目は6年前ぐらい。
 
その時は仕事のことでしんどい思いをしていて、逃げ出したいけど逃げられない自分を何とかしようと別の心療クリニックへ行ったのですが、そこはその1回だけで行かなくなりました。
 
ネットではけっこう評判の良いクリニックでしたが、面談時間も短く、通り一辺倒の話しで終わってしまい、なんか違うと思ったような記憶があります。
 
先生もどんな人だったか全然思い出せないぐらい、印象の薄い心療クリニックでした。
 
そして今回、新たに3つめのクリニックで受診することを決心したわけですが、やはりネットで探しました。
 
地元の山陰は田舎ですから、そんなに心療内科がたくさんあるわけじゃないんですよね。
 
だから探すといっても、それほど選択の余地はなかったのですが家から近いところに1件あり、そこで受診することとしました。
 
受診した結果は、、長くなりましたので次回の記事でお話ししようと思います。

好きなモノのために行動する

上記の記事、全く同感でした。
 
おやつのカールが東日本で発売されなくなるという衝撃ニュースが伝わり、何故かこちら西日本でも品薄状態が続いています。
 
たぶん、大半は今のうちに買い占めておけばネットで東日本の住民に高値で売りつけられるぞ、という不届きなヤツだと想像しますが。。
 
そんな人間はごく少数だと願っております。
 
そういう輩が増えれば増えるほど、カールのような末路を辿る商品も多くなるんじゃなかろうかと危惧してます。
 
反対にそれ以外のまっとうな消費者は、自分の好きなモノの為にお金を使い、好きな商品やコンテンツを応援していくのが結局は自分のためになるんだろうなと思いますね。
 
それでも自由経済の中では、惜しまれつつも消えていくものがたくさんあって、一個人の行動ではどうにもならない事が多いでしょう。
 
でも後になってから、好きだったのにほとんど買ってなかったことを後悔しても遅いのです。
 
昔とは違い、ネットが発達した社会です。
 
個人の発信力は、ネットが無い時代とは雲泥の差があり、たった一人の行動が商品の消滅を防ぐことも全く不可能ではないはず。
 
そう考えれば、自分の好きなものの為にお金を使い、その良さを少しずつで良いから発信していく事って、とても重要で且つ本来あるべき消費者の姿なのだろうなと思うのです。
 
それはお菓子に限らず、全てに言えること。
 
本、音楽、映画、アニメ、アイドル、ゲーム、、などなど。
 
自分の好きなもの、応援していきたいものにお金をかける、これが本当の大人買いってもんでしょうね。
 
 
 
 

久しぶりに仕事で落ち込んだので記しておく

ここ最近ブログも更新せずに何をしていたのかについては、詳しくは書きませんが、単純に忙しかったからです。
 
300人規模を集めての講演イベント企画があり、担当責任者としてバタバタしておりました。
 
何とか無事にイベントも終了したのも束の間、イベント翌日の土日で出張、しかも取引先の社長夫妻、副社長夫妻を連れてのお出かけでしたし。
 
他にもあれこれありましたが、ブログ記事を書く気力も暇もないぐらいの日々で、やっと最近落ち着いたなというところ。
 
まあ割と、全般的に物事が上手く運んだおかげで気が緩んだというか、落とし穴があったというか。。
 
ある団体の視察を受け入れる話しがあって、まあ、それは懇意にしている取引先との関係もあり相応の対応をしようと準備をしていたのです。
 
先方は関東方面から来られるので一泊二日、よって夜は懇親会を計画し、費用も我が社と懇意にしている取引先とで折半にすることにして稟議を回しました。
 
ところが部長が、「なんで視察を受け入れる我が社が懇親会費用を負担しなきゃならんのだ?視察料をもらわないといけない話しじゃないのか。」と言ってきました。
 
確かに部長の言われることはごもっともなんですが、色々な絡みもあり、うちと相手団体との関係だけの話しでもないし、つまるところ忖度した結果がこうなんですと説明しました。
 
なかなかバシッと明確な返答ができない自分に凹みましたし、基本、僕の仕事は費用を使わせてもらってなんぼの業務ばかりなので苦しい答弁となってしまいました。
 
実際のところ、懇親会費用を徴収させてもらいますとか、視察料を払ってくださいとか言えないでしょうし。。
 
振り返ってみるに、自分としてはこちらが費用を持って対応すべきでそれは当然のことと思い込んでいたのが、部長の指摘によって崩され面目を保てなかったことで落ち込んだのだと思います。
 
これだけのことなんで、なんだそんな程度の話しかと思われるかもしれません。
 
けど、今の職場における自分の微妙な立ち位置からすると、けっこう冷や汗もので且つ「こいつ費用ばっかり使いやがって、事業の足引っ張ってるんじゃねぇよ」と周囲から思われてるんだろうなと考えたら、どーんと落ち込みました。
 
どうせ今の会社を辞めようと思ってるわけだから、そんなに落ち込まなくてもいいような気もしますが、、。
 
やっぱりね、他人からよく思われたい、否定されたくない、かっこ悪く見られたくない、できる人間だったと思われながら辞めたい、、そうしたしょうもないプライドや承認欲求に支配されたままなので、落ち込んじゃったんですよね。
 
しばらくはこの件で後々もありそうですが、粛々とやるしかないですね。
 
周りからは、あれこれ言われるとは思いますが。。

加計学園の件は何が問題なのかよくわからない

文科省の前事務次官が、首相の強い意向があったとする内部文書は本物であることを認めて、またまたメディアは大騒ぎです。
 
獣医学部新設に関し、官邸の最高レベルが言ってるという内容だったわけですが、ずっとこのニュースを見聞きして思うのは何が問題なのだろうってこと。
 
「官邸の最高レベル=首相」の意向が仮にあったとして、それはそれで別に何の不思議もない話しであり、なぜメディアや野党が騒ぐのかがわからない。
 
国のトップが方向性や政策を持っていて、下にいる官僚がその意向を読み取りそれに沿う事務作業や手続きをする、というのは至極普通のことで、我々民間組織においても当たり前の話しですよね。
 
たまたま加計学園理事長と首相が友人同士であったため、なんらかのやり取りがあったんだと勘ぐられるのは仕方ないですが、仮にそうであっても格別に問題はない話しだと思います。
 
安倍首相の選挙区の住民でない加計学園理事長が、仮に安倍首相にお願いごとをしたとしても、そこには何の違法性もありません。
 
ましてや、賄賂を送ったわけでもないですし。
 
この話しは、せいぜいのところ陳情レベルの話しだと思ってます。
 
これを問題にするなら、自分の居住区に新しい道路を作ってくれと議員のところに陳情に行くのもダメという事になります。
 
不公平とかを問題にする人もいますが、そもそも公平って何って話しでして、議員とパイプが繋がっている人や市町村のところにお金がよく落ちるのは今に始まったことではなく、また、その因果関係を証明するのは困難です。
 
全ての陳情を聞いていたら、国の運営なんかできません。
 
メディアがこの一件だけを取り上げること自体がおかしな話しで、それこそ公平性に欠けるものです。
 
僕が思うに、問題とするべきは獣医師会という既得権団体の抵抗やそれに加担する自民党族議員、特に農水族の存在でしょう。
 
獣医師会の強い意向により、大学の獣医学部新設は長い間実質的に制限されてきたようです。
 
それは、獣医師が増えすぎると、自分たちが食えなくなるからという理由からです。
 
だから今回の国家戦略特区についても言いがかりをつけ、地域限定すべきとかになったわけですね。
 
その獣医師会の忖度を受けて、族議員達が裏で暗躍している問題をメディアが本来は追求すべき事であり、どちらかというと安倍首相はそうした既得権益団体の影響をできるだけ排除しようとした側なんじゃないでしょうか。
 
ここで見えてくるのは、獣医師会は農水省、学園建設や学部新設は文科省という構図。
 
なんとなく雰囲気が察知できますよね。
 
お互いの省庁と族議員が、自分のところのメンツのためにあれこれ画策する姿を思い浮かべれば、アホらしいとしか思えません。
 
あと、付け加えておくと、今治市を教育特区に指定したのは民主党時代の鳩山さんであり、当時の加計学園民主党議員が実際に話し合いまでしているという事実があります。
 
忖度なんて仕事してたら当たり前の話しであり、民進党だって与党時代は似たようなことやってたわけですから、何を今更大騒ぎしているの?このオタンコナスてなもんです。

共謀罪雑感

当然、左側の人たちからは猛烈な反対が起きることは想定済みでしたが、、なんか議論が噛み合ってない感じが否めません。
 
知られている通り、共謀罪法案の背景にあるのは、国際組織犯罪防止条約TOC)の締結と批准にあるわけです。
 
しかし、共謀罪法案など無くてもTOC加盟は可能だとか、加盟のみで共謀罪を履行しなくてもよいのだとか、なんかめちゃくちゃな論で戦おうとしていますよね。
 
以前、民主党政権時代に共謀罪無しでTOC加盟すると公約を掲げていたのに、結局加盟は実現しなかったという過去があります。
 
そのことについて、客観的かつ明確な理由説明がなされないまま先頭に立って反対の旗を振っています。
 
民進党と名前を変えたとはいえ、似たような人たちで構成されている政党なのですから、当時の事について話す必要があると思うんですけどねぇ。
 
国連加盟国で加入してないのは、日本を含めわずか10数カ国、先進国だと日本だけと言われているTOC
 
共謀罪そのものに反対するより、TOC加盟に反対するべきなんじゃないのかなと感じます。
 
国際的にみて、加盟には法整備が必要なのは明白ですし、加盟しても法の履行はしなくても良いなんてふざけた話しが通用するのは、お隣の国ぐらいなもんだと思うのです。
 
まさか日本もお隣と同じレベルでいいなんて、みなさん思ってるわけじゃないでしょうに。
 
TOC加盟を目指すなら、どちらにしろ今の共謀罪法案成立は不可欠でしょう。
 
仮に廃案に追い込んで、民進党が与党に返り咲いたとしても、TOC加盟を目指すなら似たような法案を出さざるを得ない状況になるのです。
 
結局は自分の首を絞めることになるってだけの話しのような気がしますね。