カジノ法案が世間を賑わせていますが、案の定、民進党などがギャンブル性を理由に反対をしています。
僕自身は、別にいいんじゃないのってところですが、確かに国がギャンブル施設建設に金かけることの整合性とか、カジノで負けた人間から取るお金で利益を追求することに変わりないから、それを国がするってどうなのかなという疑問はありますが。
まあ、宝くじだって競馬だって似たようなもんだから、それも今さらって感じかもしれませんね。
ただ、日本にはパチンコという巨大ギャンブル産業があり、それは別に問題ないのかって話しに当然なるんですが、ギャンブル性の問題については民間だからかまわないという話しでもないと思うし、何故かそこを理論的に説明してくれる反対者がいません。
実に面白い。
ということで少し調べてみました。↓
上のリンク先によると、全世界のカジノ市場は18兆円らしいです。
で、パチンコ産業の市場はとういと、、
2003年の最盛期が30兆円、そこから右肩下がりとはいえ、2013年が約19兆円で全世界のカジノ市場と同じぐらいなのであります。
びっくりでございます。
日本はギャンブルに関しては、実質的に世界でトップの国であり、逆に言えば何を今さらギャンブル性云々言ってるんだという話しです。
パチンコに関しては、僕も経験ありますが、高校生でも平気で出入りできますし、下手すりゃ中学生からパチンコしてたヤツもいます。
要は敷居が低く、誰でもプレイできちゃうんですよね。
よく言われる、生活保護費もらってパチンコという状況も普通に発生するわけです。
誰でもお気軽に入れるパチンコ屋よりも、ある程度敷居の高いカジノを作った方が、金持ってる人しか入れなくなって、ギャンブル依存症に陥る数も減らせるんじゃないかなぁと想像します。
仮にそうならないとしても、カジノへ行く人が増えるようになればパチンコ業界はパイを奪われることになります。
うがった見方をすると、カジノができて困るのはパチンコ業界であり、カジノ反対を唱え且つパチンコについては何も言わない人達というのは、パチンコ業界から何らかの施し受けてるんじゃないの?と考えてしまいます。
そんなことは、さすがにないだろうと思いたいですけど。
ただ、カジノが絶対に必要かと問われればそれは確かにクエスチョンですし、国がやることかという問いもクエスチョンですが、じゃあパチンコによるギャンブル依存症問題は追及しなくて良いのかというのも、同じようにクエスチョンであるのです。
そこのところを放置してカジノ反対しても、どうでも良いと思ってる僕から見ても全く説得力無い議論になっちゃってるんですよね。
それに、地方都市の至るところにあるパチンコと違って、カジノは多分、主要都市に数カ所作るんですよね?
そのこと考えても、どちらがギャンブル依存症を引き起こしやすいか、普通に考えてわかりそうなもんです。