Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

小さなナリワイで生活をしてみたい

 
いつも読ませてもらっているブログで、その中の記事に触発されて自分も思いついた事があったので、備忘録として記しておきます。
 
上の記事でブログ主が書いておられるように、地方の農家で労働力が足りてないのは本当の話であります。
 
ただ、農家さんも、年間通じて人を雇用するほどの余裕がなく、また、人を雇うには賃金計算だったり源泉徴収だったり、雇用契約書だったりと、実はめんどくさい手続きも多く、それについてほとんど知識がないため、農家さんもそういうのは敬遠されるんですよね。
 
「明日、刈取りがあるから手伝う人いないかな?」
 
とか、
 
「苗植えしたいけど、水やりの手間がないので誰かそれだけやってくれないかな?」
 
みたいな状況が多々あります。
 
そういう時に、まあ短時間だったらいいよ、とか、お金じゃなくてなんか農産物くださいとかってやり方は、農家側の需用と実にマッチしていて恐らく歓迎されるはずです。
 
特に農産物は、流通に乗らないで圃場や倉庫で腐っていくものが実にたくさんあります。
 
もったいと思いますが、カネにならないモノや作業について、手間暇かけたくないのは農家も同じなんですよ。
 
ただ、僕は農業があまり好きじゃないんで、たまにだったらやってもいいぐらいの熱量しか持ち合わせていませんが、こういう考え方を農業だけじゃなく他の分野にも当てはめられないかなと思ったんです。
 
商店街でやってる飲食店で、忙しい時間帯だけちょっと手伝う、お金はそんなにいらないからメシだけは豪勢に食わせてよ、とか。
 
商品の配達があっても店空けられないから、配達注文があった時だけ手伝ってよ、お金はそんなに出せないけどそんなに時間を縛らないからさ、とか。
 
そんなことを、ふと思いついたんですよね。
 
街の便利屋ってほどじゃないけど、まあ、なんかあれば手伝いますよ、見返りはその時の話しで決めましょうぐらいの、ユルい働き方もあったって良いんじゃないかなぁと。
 
地方の小さな街や村では、いくら頑張ったって大企業や大型店舗にかなうわけがないんだから、そうやって小さいところは小さいなりにやっていく方が、逆に活気も出て面白そうな気もするんですけどね。