Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

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40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

SMAP解散発表でのとりあえずの雑感

今年1月の独立騒動から約半年で、こういう結果になってしまい残念ですね。
 
騒動はとりあえずのところ収まった雰囲気だったけど、やっぱり種火は消えてなかったということでしょうか。
 
思うに、スマスマ生放送での謝罪で収束させたはずだったんだけど、結果的にあそこから導火線がずっと伸びていて今回の解散発表に至った感じがするのですが、まあ、所詮は一般ピープルの想像ですので的外れな分析かもしれません。
 
あの時、TVを見ていた人の大半が感じたであろう、「誰に何を謝っているの?」という疑問。
 
見ている僕らでさえそう思っていたのですから、当の本人達は、余計にそうだったんじゃないですか?
 
なぜ自分達がこんなことを生放送で言わなければならないのか、なぜ、事務所はこのやり口を止めるどころか、逆にけしかけるのか?
 
実際は腸が煮えくりかえる思いで、あの場に立っていたんじゃないでしょうか。
 
つまるところ、あの生放送謝罪でメンバーの内の何人かは心がポキッと折れてしまったと想像。
 
そして、折れた心のまま思いはくすぶり続け、自分のタレントとしてのモチベーションは徐々に削がれていき、もうSMAPというグループとしては続けられない、これ以上どうしようもないというところまで追い込まれたんじゃないかなぁ。
 
独立だなんだとあったにせよ、元々の諸問題は事務所内の内輪もめ、パワー闘争に彼らは巻き込まれただけで、そこを最終的に解散という結論にしか持って行けなかったのは、企業としてのリスク管理能力の欠如とか、マネージメントが出来ていないという話しじゃないかと思っています。
 
今までのジャニーズ事務所は、家族経営のメリットが全面に出ていたわけですが、SMAPのような特別感のあるグループを扱うには、家族経営のデメリットの方が大きかったという事でしょう。
 
SMAPの後継として嵐押しの流れのようですが、そこそこのムーブメントは起こせても一時の事だけで、僕らのようなジャニーズアイドルに普段は無関心な層を取り込むほどではないんですよね。
 
ゴリ押し感もあって、それも嫌なんですけど。
 
そこのところも、事務所としては見誤っているような気がいたします。
 
それと、昔のジャニーズグループって短命なのが多かったですよね。
 
僕の時代はたのきんトリオでしたが(これは別にグループってわけではないですね)、シブがき隊にしろ、光GENJIにしろ、ピークはあっという間に過ぎ去ってしまった感がありますが、そんな中で25年以上も常にトップに君臨していたSMAPは別格感があります。
 
そんなグループが解散するわけですから、特別にジャニーズアイドルに感心はないけど、SMAPだけはなんか思い入れがあるという人が多いんでしょうね。