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40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

投資信託をはじめる前に(その4・DCとNISA)

投資信託のおぼろげなイメージ、運用先による体系的な分類、アセットロケーション(資産配分)の考え方までをリサーチしたところです。
 
たぶんですが、順番的には自分が投資に回せるお金の把握だと思います。
 
要は家計状況を見極め、生活資金と運用資金はそれぞれどれくらいかを明確にするという作業であります。
 
もちろん重要なのは分かっていますが、やっぱり何を買うか、その輪郭を明確に切り取りたいという思いもあり、もう少し運用先についてリサーチします。
 
ここでDC(確定拠出年金)とNISA(少額投資非課税制度)の事を取り上げておきます。
 
くろばこが投資信託を勉強する上でベースとなっている「全面改訂版ほったらかし投資術(山崎元・水瀬ケンイチ著)」では、DCとNISAは家電を買うときのエコポイントのような優遇措置なので、最大限利用しましょうとあります。

 

全面改訂 ほったらかし投資術 (朝日新書)

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そして、DCとNISAにはリスク資産を集中しDCに外国株式、NISAに国内株式(ETF)を、保有する資産全体の合計50%ずつになるよう配分するのがベストとのこと。
 
NISAは感覚的に理解できるのですが、DC(確定拠出年金)については、今ひとつピンときません。
 
ネットで検索してみたところでは、この記事が自分にはわかりやすかったです。
年金には国の社会保障制度としての「公的年金(強制加入)」の他に、保険会社等が販売している「個人年金」がありますが、確定拠出年金はその個人年金に近いものというイメージ。
 
ただし、保険会社の個人年金公的年金の不足分を補うというのに対し、確定拠出年金は退職金としての意味合いが強いとのことです。
 
掛金が確定していることや、運用実績によって受給額が変わること、元本割れリスクがあるといった点は個人年金と同じなので大差ないように思います。
 
たぶん、決定的に違うのは、加入者(自分)が選んだ運用する金融商品(DCファンド)の運用実績によって受給額が増えたり減ったりするという点なのでしょう。
 
そして、投資信託なので、やはり色んな商品タイプを組み合わせる事ができるという事も、個人年金とは違うんだと思います。
 
ここまでくると、DC(確定拠出年金)の輪郭もだいぶはっきり見えてきた感がします。
 
 
【まとめ】
・DC(確定拠出年金)は公的年金及び公的年金の不足分を補う個人年金とは色合いが違い、掛金(拠出額)があらかじめ決まっている投資信託で、その運用次第で受給金額が変わるもの。
 
・DCは外国株式を運用する商品を選ぶ。
 
今回はこのへんで♪