Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

「日本死ね」じゃ待機児童問題は解決しないよね

「日本死ね」といくらわめいたって、待機児童はなくならいと思いますね。

 

保育所や保育士増やしても、その分、今まで保育所に預けずに何とかやっていこうと思っていた親たちが、じゃあ自分も預けようと思うから、結果、いつまで経っても待機児童は存在する状況になると思っています。

 

たぶん、行政側もそのことは理解しているんで、保育所を増やしても待機児童問題は解決しないからむやみに作らない方針になってるんじゃないですかね。

根本的な部分から解決しようとしないと、この問題は永遠にループし続けます。

じゃあ、根本的な解決って何?ってなるんですが、小中学校って義務教育なんで基本、その年齢に達したら絶対通わせる事になるじゃないですか。

で、その時に、学校の数が足りないから、教員の数が足りないから、受け入れてくれないって話はないですよね。

まあ、例外的な事例はあるんでしょうけど、一般論としてです。

保育所や保育士は足りないけど、小学校に上がるとなった途端、そういう問題が何故か解決されているわけです。

要はそういうことなんじゃないでしょうか?

極論しちゃうと、保育時期の児童も義務教育化っぽくしちゃえばいいって事になるんですが、そうなると、そのお金はどこから出てくるの?って話しになり、我々国民はそれ相応の負担をする覚悟がありますか?という話しへ繋がっていくことになります。

「日本死ね」で書いてある気持ちはわからんでもないです。

そりゃそうだと思う部分も確かにあります。

五輪のエンブレムの件とか。

でも、普通に組織勤めの仕事しているとわかりますが、ある事業部署で付けられた予算を他の全く違う部署が使えるなんて事はないんですよね。

大きな組織ほど会計方式含めて色んな事が複雑になっていて、仕組みがそうなっているとしか言いようがないので、無駄なお金使いやがってと憤怒しても、そこに付いた予算だからしょうがないです。

日本経済は高度成長期を過ぎており、当たり前のように右肩上がりの時代ではなくなりました。

となると、日本という国が、これからどこに力を入れて、言い方は悪いですが、どこで手を抜くのかという選択をしなければならないのだと思います。

そして、その選択した部分に対し僕ら国民は相応の負担をすることで、進むべき方向に歩み出せるんじゃないでしょうかね。

そう考えると、待機児童問題はどのような戦略で解決すべきかという結論も自ずと出てくると思っているのですが。