Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

退職の決意を鈍らせるものとは

どうも、辞める辞める詐欺のくろばこです。
 
3月の人事異動後、急速に辞める決意を固めつつある状況について、ここ最近、記事を連投しておりました。
 
前任者の引継が今ひとついい加減だったり、PCデータのファイルに不備があってけっこうな手間作業が発生したりと、かなりイライラさせられていて、精神状態は非常に悪いです。
 
できることなら逃げ出してやりたい、明日から会社に来ない、って何度も思いますが、それが出来ない自分がいます。
 
責任感?
 
う~ん、どうなんでしょう。
 
僕はそんなに責任感の強い人間じゃないんですよね。
 
どちらかというと、逃亡したことによって、自分へ陰で浴びせられるであろう非難や悪口が嫌なだけなんです。
 
どこまでも、他人に良く思われたいという自尊心。
 
ただ、それだけの、そんなゴミみたいな見栄のために毎日、逃げられずに苦しんでいるのです。
 
現に、僕と同じフロアに他部署から異動してきた2年目の新人君は、異動後1週間で鬱病の診断書を提出し今も休んでおりますが、周囲の人達からは冷たい言葉しか聞かれません。
 
明日は我が身、と我慢して出勤する自分が情けないと同時に、逃げ出せた新人君に羨望のまなざしも向けております。
 
そんな僕の唯一の救いが、「山場を乗り切ってから辞めてやる」という決意なのです。
 
辞めて次の仕事先をハローワークのサイトでひたすら検索したり、しばらくはフリーになって好きなだけ本読んだり、アニメや映画見たりしようと考えたり、何しようかとひたすら妄想したりすることで、この窮地から現実逃避しているのですよ。
 
退職を具体的に意識することで、「どうせ辞めるんだから、パンチの2~3発もらったっていいや」って気分でツライ仕事も乗り切れる。
 
でもですね、ふとその気持ちが鈍くなる時があります。
 
職場の同僚と互いに愚痴を言いながらも、先の未来へ向かって進もうという感じの時。
 
いわゆる、同じ釜の飯を食ってるってやつですね。
 
あと、取引先やお客さんと会った時に、自分が凄く期待されているような言われ方をした時。
 
今やってる新しい仕事は嫌だけど、全部が全部嫌いなわけじゃないんだよなぁ、この人達と縁を切るのは忍びないよなぁっていう、優柔不断さのようなものですね。
 
まあ、これも根っこは、他人から「良く思われたい自分」にあると分析してますが。
 
それ以外では、やっぱり収入の事ですかね。
 
辞めたら当たり前だけど、今よりは収入が減り、下手すらしばらくは無収入も覚悟しなければなりません。
 
もちろん、そうならないようにするつもりですが、現状から変化することについて僕という人間はかなり億劫になるタイプです。
 
実際は辞めたら辞めたで、無自覚に軌道修正してしまうのも経験上わかっているのですが、やっぱり辞めることによっての変化を考えると躊躇してしまう。
 
そんなこんなを乗り越えて退職に突き進むのは、やっぱり大変だよなぁって。
 
ということで、50歳からの人生やり直しには障害がまだまだたくさんあるっていうお話しでした。