アニメ好きだけどなにか?
ここ最近、世間を賑わせている女子中学生監禁事件。
女子生徒が保護され、犯人がつい最近まで国立大学生だったということですが、やっぱり出ましたね、リンク先のような記事が。
容疑者は「涼宮ハルヒの憂鬱」に熱中し、カバンには同アニメのキーホルダーを付けていたということが書かれています。
また同級生の証言でも「アニメやPCが好きで頭も良かったけど、何を考えているかわからないヤツ」と出ています。
こういう事件が起こると、メディアはどうしても「アニメが好きな暗いオタク人間」というイメージ像をこじつけ、そういうヤツがこんな事件を起こすとメタで言いたいようです。
もし、彼の好きなアニメが「アルプスの少女ハイジ」だったら、同じように書くんでしょうか?
「となりのトトロ」が好きだったら?
彼がひき逃げ事件とか、横領事件とかで捕まった場合では?
「女子中学生監禁」という事件だったからこそ、「アニメ好き」であるはずというフィルタがかかり、取材してみたら「どうやら好きなアニメがあるらしいぞ、物もあるじゃねぇか、よし犯人像はアニメ好きで決定」という安直な彼らの仕事風景が浮かびます。
いいかげん、自分達が理解できない、または理解しようとしないものに対し、それらしい理由付けで納得したような気になるのやめてもらいたいものです。
くろばこが事件起こしたら、「家から大量の録画アニメが!」とか、「休日は家でアニメを見るのが好きな中年男性」とか書かれるんでしょうね。
あ~、うざったい。