Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

フロッピーディスクの肩を持つわけじゃないが

山口県阿武町で起きた4630万円の誤送金問題で、フロッピーディスクで振込データをやり取りしている事に批判の声が挙がっています。
 
メガバンク支店長がテレビで、「FDは昭和の遺物だ。今時オンラインでの送金をやってないところがあるなんて信じられない」とまで言っております。
 
まあ、確かにFDをまだ使っていることに驚きますが、でも、その批判はちょっと違うんじゃねぇのかなとも感じてます。
 
もし、これがUSBでやり取りしていたら、どういう風に言われるんでしょう?
 
「今時、USBで送金しているなんてあり得ない!」ってなるんでしょうか。
 
じゃあ、SSDだったら?
 
「今時、SSDで送金しているなんて…」
 
こんな風に考えていくと、FDがどうのというより、オンライン化していない事が問題とされるべきなんですが、なんか、FDを目の敵のように言う感じがちょっと違和感ありありでした。
 
で、実際にオンライン化している自治体や企業って、全国でどのくらいあるんでしょうかね?
 
データが無い(調べればあるんだろうけど面倒なので省略)ので、自分の肌感覚ですが、割とまだあるんじゃないでしょうか。
 
FDじゃないにしろ、他の媒体で振込等のやり取りをしているところ、まだあると思います。
 
メガバンク支店長さんも、そんなに言うんだったら、自分が現役時代にメガバンクが費用だして全てオンライン化してあげれば良かったののに。(もちろん、そんなこと無理なのは承知で書いてます)
 
ちなみに、FDはセキュリティ最高ではありますが(^^;)
 
CDなんかは傷がつくとすぐにデータ飛んでしまいますし、その点でもFDは割と頑丈かも?
 
と、だらだら書きなぐってみましたが、疑問なのはオンラインだったら誤送金は防げたのか、もしくはそのリスクは格段に減ったのか?って事です。
 
オンラインであろうと、元の振込データは人の手によって作らなければならないので、どちらにしろ、きちんとしたチェック体制が取られなければ誤送金のトラブルは発生するように思うんですけど、どうなんですかね。
 
あまりに、FDが悪者にされてる感じがしたんで、ちょっとかばいたくなったというお話しでした。