Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

オフコースの動画って本当に少ないよね

このブログで言及するのは初めてかもしれませんが、実はオフコースの大ファンです。
 
自分の音楽のスタート、原点はオフコースにあるといっても良いです。
 
今でこそ、ハードロック系やジャパメタ、オルタナ系が好きな人間ではありますが、そんな僕にとってオフコースは特別な存在で、現在でも変わりなくダントツの地位にあります。
 
そして、逆張りするわけじゃありませんが、小田和正氏が好きというわけじゃなく、小田和正鈴木康博が一緒にいるオフコースがあくまでも好きでした。
 
で、よくYouTubeオフコースの動画を探すのですが、本当に拾えないです。
 
普通に見つかるのは、あの伝説の武道館10日間コンサートの映像。
 
これは既に持っているので、別にわざわざ拾う必要ないです。
 
武道館以外の動画が欲しい。
 
でも本当に少なくて、わずかしか出てきません。
 
鈴木康博氏が脱退して4人になってからの映像はそこそこありましたが、僕が見たいのはそれではない。
 
5人のバンド編成になってからのオフコースというのは、せつないラブソングの名曲をボーイソプラノ小田和正和氏が歌い上げるバンドというイメージですが、実はそれは表面的な評価だと思っています。
 
当時としては、各メンバーの個性が珍しく如実に滲み出ていたバンドでした。
 
どうしても、小田氏のイメージが強くなりがちですし、小田和正を前面に押す方向性(あくまでもレコード会社の方針)に反発して鈴木氏は脱退してしまいましたが、その頃はそういう売り方というか、バンドイメージの作り方が普通でした。
 
バンドの顔となる人、ほぼボーカルですが、その人をヒューチャーして他のメンバーは黒子役に徹する。
 
その方がわかりやすいですから。
 
ですが、オフコースは鈴木氏はもちろん、もう1人のギター松尾氏、ベースの清水氏、ドラムの大間氏がそれぞれにしっかりと色を出していて、あぁ、5人揃ってあのサウンドなんだなと思ってました。
 
その頃の僕はまだ小~中学生のガキだったのですが、バンドってこういうのを言うんだと、子供ながらに得心した覚えがあります。
 
それから、日本に限らず洋楽も含めて色々なバンドスタイルの音楽に興味が広がっていったんですよね。
 
特にあのコーラスワークが素晴らしいです。
 
山下達郎氏に「世界最高のコーラスバンド」と言わしめたのがオフコース
 
ライブでもレコードの音源そのままに再現してくれてます。
 
僕自身は歌ヘタですので、余計に憧れますし、色々な音楽を聴く時もコーラスワークが素晴らしいバンドに惹かれがちです。
 
レッチリなんかがその例。(実はレッチリは楽曲も良いけど、コーラスの入れ方もカッコいいんです)
 
その他にも、ライブ会場にしっかりしたPAシステムを持ち込んでツアーを行った先駆け的な存在でもあります。
 
まあ、語り出すときりないんですが(^^;)
 
自分が中学生の時に、あの伝説の武道館ライブ10日間をやって、その後5人揃っての演奏活動はしなくなってしまったため、生オフコースを見ることができなかったのが、最大の後悔であります。
 
東京に住んでいたら、それでも最後の武道館ぐらいは見られた可能性はあったかもしれませんけど、しょせんはタラればのお話し。
 
つまり、好きなバンドなのに生で演奏しているところを一度も見ることができなかった経験が、動画探しに繋がっているわけです。
 
もともと、映像資料は少ないという事は知っていたので、やっぱりかという感じではありましたけど。
 
ということで、夜な夜なネットでオフコースを検索している最近のくろばこでした。