Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

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40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

岸田総理の年頭所感が怖い

岸田総理大臣が今年の年頭所感を出しました。
 
首相官邸ホームページに掲載されています。
 
例の新しい資本主義について言及していました。
 
『「新しい資本主義」においては、全てを、市場や競争に任せるのではなく、官と民が、今後の経済社会の変革の全体像を共有しながら、共に役割を果たすことが大切です。』
 
なんか上手に煙幕を張ってますが、要は政府が市場に介入することが重要って言ってます。
 
もう、社会主義国の話しにしか聞こえません。
 
 
『分配については、格差に向き合い、「企業による賃上げ」や、「人的投資の強化」による分配を、次の成長につなげます。』
 
富の分配も政府が介入するってことですね。
 
おそらく金を持ってる人や企業から吸い上げて、強制的に分配しますよという意味でしょう。
 
ますます、お金持ちや企業の日本脱出が加速的になりそうです。
 
こんなことするぐらいだったら、ベーシックインカムを導入した方がましです。
 
今後、個人が持つ株式や投信などの投資資産にも対し、あらゆる手法で課税し搾り取る考えなのでしょう。
 
日本人はまだまだ投資行動には消極的で、それが日本経済成長の足枷となっている一つの要因と僕は思っています。
 
岸田総理の目指す社会主義化が進めば、益々、日本の経済活動は冷え込むんじゃないでしょうか。
 
貯蓄に回っている資産を、できるだけ消費や投資に向かわせる施策が必要なのに、全く真逆の方向に行こうとしてます。
 
一見、岸田総理は人畜無害な印象を与えるので、大半の人は「まあ、この人が首相でも別にいっか」という感覚なのでしょうが、実はかなりヤバい人が日本のトップに居座ってる状態ではなかろうかと危惧しております。