衛星放送は雨にも弱いことが判明
以前、大雪が降ったおかげで衛星放送が映らなくて、毎週予約録画しているアニメの冬シーズンものが観られなかったという記事を書きました。
シリーズ12~13話ものでしたら、何話目かが録画出来て無くて、後からまとめて観るときに歯抜け状態で観るハメになります。
放送タイトルが多い週末に、受信障害が発生したら目も当てられません(T_T)
ただ、冬場に発生する問題だから今は大丈夫と思っていたら…、、この間の台風24号の時にも同じ障害が発生したのであります。
え~??っと思って、色んなBSチャンネルを試してみましたが全て映らない。
実は「劇場版 とある魔術の禁書目録」がBSで放送予定だったのですが、それが録画出来てなかったんですね。
う~ん、雨でもBSはダメになるのか?と思って調べてみると、雪だけでなく雨にも弱い事が判明。
一つは、衛星放送なので地上波と違って受信までの距離が長くなるため、電波衰退はどうしても発生するということ。
その電波に対し一定以上の雨が降っていたりすると、受信障害が発生するようです。
もう一つは、衛星放送の周波数が非常に高いために、気象条件にどうしても左右されやすくなるようです。
地上波だと500MHz付近を使用しているのに対し、BS放送は12GHz付近らしい。
単位を揃えると12GHz=12000MHzですので、桁違いにBSの周波数が高いことがわかります。
この周波数の高さがくせ者で、どうやら電波が雨に吸収されてしまい、結果、アンテナまで届かないという状況が生まれるのです。
確かに、こないだの台風時は、ほぼ丸2日間、強い雨が山陰にも降り続いたので、その影響だったんですね。
じゃあ対策として、ブースターとか付けたら障害を防げるのだろうか?
と思い、リサーチしてみますと、あまり意味が無い模様。
一般に売られているブースターは、アンテナから媒体機器(TVなど)まで距離が離れていて、その間を繋ぐ同軸ケーブルによる損失を補うためのものらしいです。
あとは、アンテナで受信した電波を何部屋にも分配していて、それぞれの電波が弱くなる場合などでもブースターは有効らしい。
つまり、ブースターっていうのは、アンテナ~媒体機器間の電波損失を補うものであるから、衛星からアンテナまでの電波障害を改善することには何の役にも立たないってこと。
となると、もう天候による衛星放送の電波障害はあきらめるしかないですね。
まあ、多少は衛星電波に関する知識が習得できたので、それで良しとしましょう(^_^;