Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

ツライ時、しんどい時、詰まった時はできるだけ遠くから自分を見ている感覚を持つ

僕がよくやる方法というか、苦し紛れに身につけたやり方なんですが。。
 
自分の生き方に手詰まり感が出てきた時、逃げたいけどどこへ逃げればいいんだ?って絶望しかけた時などに、よく使います。
 
Googleマップを使うとイメージが湧きやすいです。
 
Googleマップを起ち上げて、GPSで自分が今いる場所を可能な限り大きい尺で地図表示させます。
 
今、オレは地図上で表示されている青い○の位置にいて、そこで絶望を感じていると自覚しておきます。
 
そこが、会社だったら、当然自分以外の他人もその近くにうごめいているわけで、そういった関係者の中で今の自分が堪え忍びながらそこにいるという状況をイメージするのです。
 
少し縮尺を小さくしてみます。
 
今度は、会社以外の場所も地図の中に入ってきます。
 
そうすると、会社以外の知らない人達もこの地図の中にはいて、その人達はどう思って今を過ごしているんだろうかと想像してみます。
 
楽しそう?
 
しんどそう?
 
悩んでる暇などないぐらい忙しそう?
 
どんな風に想像しようがかまいません。
 
それは自由。
 
でも、自分が知らない人達も地図の中には存在しているということを自覚し、その中で手詰まりで悩んでいる自分なんだと思ってみましょう。
 
そう思いながら、次は都道府県や地方エリアが入るぐらいに縮小し、また同じようにその地図の中にいる自分を想像してみます。
 
色んな人がうじゃうじゃいるはずで、色んな人間がそこで生きています。
 
極悪人から良い人まで、頭の良い奴から馬鹿なヤツまで、綺麗なお姉さんからおばあさんまで、色んな人を想像してみます。
 
そしたら、次は日本が表示されるぐらいまで縮尺を変えると、中国大陸なんかも視界に入ってきます。
 
そこにも大勢の人がいて、しかも言葉も通じない。
 
でも、やっぱり人間なので色んな思いを抱えながら生きているはず。
 
そしたら次は地球丸々表示されるサイズにしてしまい、宇宙から地球を眺めている自分を想像します。
 
マップ上で表示されている青○のところに、確かに自分は存在しているはずです。
 
この時、そこで抱えている悩みとか辛さが無くなるわけではないですが、こういうスケールで考えていくと、まあ、別にいっかと一瞬ゆるく考えられる自分も出てきます。
 
すると、少しだけですけど、気が楽になります。
 
もし、気持ち的に余裕があれば、宇宙から見た自分だけじゃなく、地球以外の天体も想像してみて欲しいです。
 
太陽系を飛び出して銀河系、銀河系を飛び出して他の銀河系といった具合に。
 
想像しにくかったら、NASAのHPに色々と面白い宇宙の画像がありますので、それ見てみると良いかも。
 
そうした遠くの天体にも、未知の知的生命体がいるかもしれません。
 
そいつらもやっぱり生きることに悩みながら仕事していたりするんだろうかと、想像してみると少しだけ気持ちが軽くなります。
 
広大な宇宙の中、数え切れないほどの星がある中の一つが地球で、その地上にいる自分が、行き詰まり感を抱えて悩んでいる。
 
そういう風に考えてみるだけで良いです。
 
それで問題が解決するわけじゃないですが、限り無い時間軸と空間を擁するこの世界ではどうでもいい事象に過ぎない。
 
ああ無情(^_^;、と軽く失笑できたらしめたものです。
 
ちょっと宗教っぽい感じでしたが、突き詰めると宗教も要はそういう事が言いたいんじゃねぇの?って勝手に思ってます。
 
とまあ、僕がよくやってる脱鬱方法の紹介でした。