Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

ZOZOの田端氏は自分の意見を表明しただけでしょ

僕はtwitterをほとんどやってないので、この炎上騒ぎは後追いで知った感じなんですが。
 
既出なので、元ネタは省きますが、「過労死は自己責任の部分もある。職場の上司が直接手を下せるわけもないし。」みたいなツイートをしたたら、ZOZOの田端はひどいヤツだ、なのでこいつのやってるZOZOTOWNもひどい会社だから買うのは辞めよう、退会しようという感じで炎上してるようです。
 
始めに自分の考えを書いておくと、基本は田端氏に同意というか、そうだよねっていうスタンス。
 
もちろん、過労死に至るまでの経緯というのは単純なものじゃなく、その人を精神的に追い込んだりする宗教的洗脳といってもいいような状態だったのだろうという想像はできます。
 
追い込まれた側が、その時点では冷静な判断力を持っているはずもなく、最後は自ら命を絶つという事は当然ながら、追い込んだ側を責めるべきでしょう。
 
ですが、宗教でもそうですが、何を選択するかは今の日本では個人の自由裁量でできます。
 
どの会社に入るのも、そこで働き続けるのも、辞めるのも自分で選択していくことができる。
 
それが出来ないぐらいに追い込まれてるから、過労死が無くならないというのもわかりますが、しかしながら、最終的に死を選ぶ覚悟も自分で決めているんですよね?
 
冷たいように思えますが、自殺、自死を選ぶのは結局は自分自身であるという事実は変わらないと思うのです。
 
ブラック企業だと感じたら、過労死させられる前に逃げて、生活保護でも何でもいいからとりあえず生き抜くことだけ考えればいい。
 
自殺するという選択肢をした場合は、その責はやはり自分にある。
(死んでしまっては責を問われてもどうしようもないのが現実ですが)
 
これは僕の考え方であり、意見であり、スタンスや思想という事になります。
 
こうした意見をネットに投稿したところ、自分に嫌がらせメールが来たり、無言電話がかかってきたり、自分の家にゴミを投げられたり、自分の子どもがつけ回されたりして非常に困る事態になった。
 
ZOZO不買運動とかZOZOにクレーム入れてる人達って、これと同じ事をやってるんですよね。
 
関係無いじゃん、僕の子ども(実際には子どもはいませんが)や家庭は。
 
言いたいことがあるなら、直接言えばいいし、直接言えないなら自分のブログで自身の考えを表明すればいいだけのこと。
 
思うに、田端氏の会社にクレームを入れている人達こそがモンスタークレーマーなのに、その人達自身は自分の正義が絶対だと考えている故、モンスタークレーマーになっている事すら気付いていないのではと思われます。
 
そして、そういうモンスタークレーマーが田端氏の会社で働いている人を追い詰め、もしかしたら死に追いやってしまう可能性があるのです。
 
僕がよく思うのは、自分が正義だ、正しいと思いこんでいる人ほど、人の意見を聞かないモンスタークレーマーになりやすいよなってこと。
 
田端氏は自分の考えをtwitterで表明しただけで、僕のように同意する人もいれば、反対する人もいるでしょう。
 
要は価値観の違いです。
 
価値観が違う、考え方が違うというのはあって然るべきで、それぞれが許容されるのが健康的な社会だと思うのですが。
 
ある価値観を持つ人が、違う価値観を持つ人を排除しようするから、いじめ問題は無くならないと思ってますし、ZOZOの不買や退会を叫んでいる人というのは、まさしくいじめる側に回る人達じゃないのだろうかと密かに感じています。