Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

生きることは苦行だと理解する年齢

生きることが苦行であると、10代の頃に感じ取ってしまった人は大変だろうなと。
 
僕は40代になってからだけど、どうなんだろう?
 
60歳過ぎてからそう思う人もいるだろうし、そんなこと微塵も感じずに人生を終える人もいるだろう。
 
苦行だと理解した先に、いったい何があるのだろう?
 
仏教では、生きていることは苦行であり、そこから解脱するために悟りが必要と唱えています。
 
何千年も前から、人は生きていくことそのものが辛いことであると分かっており、その救済のために宗教が誕生したとも言えます。
 
もちろん、大昔と今では苦しさの中身は違っていたりするのでしょうが。
 
しんどい事ばかりじゃないとは思いますが、でも、総じて苦しいことの方が半分以上を占めているような実感はあります。
 
魔法少女まどか☆マギカ」では、「希望と絶望のバランスは差引ゼロなんだよ」というセリフがあります。
 
「誰かの幸せを祈った分、他の誰かを呪わずにはいられない。」
 
僕たち人間は、こうした際どく狭い道をバランスを取りながら生きていかなければならず、希望は絶望へと変わり、絶望は希望へと変わり、それが延々と続いていくのが人生なんだろうなと実感しています。
 
それでも僕は生きていきます、って言えるようになったらカッコイイんだけどなぁ。
 
今はまだ、もがき苦しんでますとしか言えません(^^ゞ
 
もう少し、上手く書きたかったですが、思考を言葉にする、もしくは引っ張り出して言葉という衣装を着せるというのは本当に難しいものですね。