Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

ノルン+ノネット

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原作はゲームらしいですが、いつもの通りやったことないもので、純粋にアニメ作品としての評価になります。
あらすじ
「セカイ」と呼ばれる機関によって選ばれた若い能力者達。
 
彼らは天空の城ラピュタのような船で旅をしており、ある目的地へと向かっているのです。
 
その目的地には何があるのか?
 
彼らは何の為に集められ旅をしているのか?
 
…ぐらいしか書けないのであります。
 
 
最初から中盤までは意味が分からない
物語そのものについては、何となく分かるんですよ。
 
不思議な世界感ではありますが、ヒロインがこはるちゃんで、彼女は恐らく特別な力を持っていて、よくわからないまま他のみんなと旅をするんだなとか。
 
でも、そこが一体どういう世界で、彼らは何と戦っているのかとか、そもそも人間なのかとか、船ってなに?とか、全くもってわからないまま見続けることになります。
 
美形男子多すぎ
まあ、そういうゲームだったんだろうと想像するしかないですが、これ系の設定アニメはだいたい期待外れで終わってしまう事が多いのですが、これはそこまでガッカリする感じはしなかったです。
 
美形男子に囲まれて、船の上で生活するヒロイン達が日常系アニメのように前半部分で描かれています。
 
この辺りもありがちって感じでしたね。
 
人間関係もよく分からない
前半で主人公達の日常生活を描いているんですが、それぞれの関係性がよく分からないまま進みます。
 
反目し合っている者達、仲が良い者達、片思いっぽい感じとか、その背景に対する説明が全くないです。
 
もちろん、ラストへ行き着くまでに大半が理解できるようになるのですが、それでも100%分かったという感じにはならない。
 
それでも、見続けてしまうのは、それなりにこの作品が面白いと感じるからかもしれませんね。
 
 
世界をリセットするとか
これも、よくあるパターンですね。
 
「お前達は世界をリセットするためだけに存在するのだ」とか。
 
この部分については、物語の核でもあるし、もうちょっと深く描いてもらった方が良かったです。
 
悲壮感のようなものがあまり伝わってこない。
 
船の旅にしてもそうですが、これもあっさりと目的地に着いちゃうしで、なんかもう少し欲しいなぁと思うんですよね。
 
ラストも、結局誰も死んでないみたいな感じだったし。
 

まとめ

と、ここまで割とネガティブ系な感想を書いたのですが、でも、それほど悪くないアニメだったかなぁと思えるのが不思議なところであります。
 
ゲームの雰囲気を忠実に再現(ゲームしたことないので知らないですが)しようとして、こういう作りになったのかもしれません。
 
ゲームの設定だけもらって、後はオリジナルという形で作り上げたら、それはそれで更に面白くなったんじゃなかろうかと勝手に想像してます。