Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

久しぶりにライブイベントを観に行ってきた

何度か一緒にライブ出演したことのあるボーカルAさんから、ライブ観に来て欲しいとのお誘いを受けました。
 
その人とは、確かに何度かライブでご一緒させていただいたり、ライブ後の打ち上げでも楽しく飲んだり、最近はFacebookで友達の承認をお願いされて登録したりと、プライベートで直接会うわけではないですが、仲良くさせてもらっています。
 
僕自身は4月にライブやって以来、音楽活動から離れていて、他人のバンドを観に行くことすらしていません。
 
でも、Facebookではあれこれ地元イベントの情報や、知り合いがいつライブに出るかといった話しが入ってくるので、みんな楽しそうにやってるんだなとは思っていました。
 
今回、まさかAさんからお誘いが来るとも思ってもいませんでしたし、逆にちょっと驚いたぐらいであります。
 
観に来てくださいメッセージが入った時は、いつものごとくあれこれ理由付けて断ろうとも一瞬思ったのですが、せっかくAさんからのお誘いだし、くろばこの事も忘れずにライブイベントに誘ってくれたんだから、何とか行くようにしますって返事してしまいました。
 
でも、当日になっても、やっぱり行くのやめようかなぁってけっこう悩んではいたんですよ。
 
他にも知り合いがたくさん出ているんだろうし、顔合わせたら何を話せばいいのかとか、顔だけは知ってるけどあんまり話したことない人もいるはずだから、そいつらにも簡単な挨拶ぐらいしないとけいないのかなとか、まあ、端から見ればどうでもいい悩みなんですが、僕はそういうのが重荷になってしまうタイプ。
 
とりあえず、Aさんのバンドの出演時間だけ観ようと思い、予定より10分遅れで会場に到着。
 
案の定、イベントは時間が押しており、ちょうどバンド入れ替えのタイミングでありました。
 
何人か知った顔がありましたが、さくっと挨拶して会場でスタートを待ちました。
 
約、10分ぐらいしてから演奏開始。
 
正直、ある日本のバンドのコピーでしたが、僕自身はそんなに関心がないバンドでしたので、演奏曲で楽しめるという感じじゃなかったです。
 
でも、観ながら色々と考えてはいました。
 
結論から言ってしまうと、自分は他の人のライブを観るのが好きじゃないんだってこと。
 
似たような事は、どこか他の記事でも書いたような気がしますが、今回も実際にライブに誘われて会場に来るまでの憂鬱な気分、目の前で演奏しているのを特に楽しめるわけでもない自分自身に、どういう理由付けをするのが良いかだけ考えていたわけです。
 
なんで自分はこうなんだろう?って。
 
観る側では満足しないのが自分。
 
あそこのステージに立って承認されたいのが自分。
 
けどそれって、楽しむためじゃなく、承認欲求をただ満たすためだけにバンド演奏やってるのかな?という悲しい疑問も出てきたりして。
 
他人のライブを観に行きたくないのも、ひがんでいる自分を認めたくないっていう心の表れなんだろうと、Aさんのライブを観ながら自身を分析する自分がいました。
 
なんつうか、自分が情けないという思いは昔から確かにありましたが、今はそれを通り越して虚無感に覆われている感じです。
 
単純に好きな事を楽しむ、たったそれだけの事が出来ない僕って、痛々しい人間なのかなぁ。