1を飛ばして2から見てしまいました。
なので冒頭のあたりでは人間関係を把握できず、やや不安にもなりましたが、そこはやっぱりこの手の映画ならではとでもいいましょうか、あまり深く考えなくても最後までサクサクと観る事ができました。
こう言っちゃなんですが、ほぼインディ・ジョーンズです。
親子関係の設定とか、物語が進むにつれ育まれる信頼関係とかまでそっくり。
だからといってこの映画が二番煎じでダメなのかというと、そういうわけでもないです。
暗号を解く過程とか、追っ手から逃れる為に探し当てたアイテムを速度違反自動取締システム(オービス)に撮影させて捨て去るといったシーンとか、米国大統領誘拐だとか、まあ、無茶苦茶なんだけど面白いって感じるところが随所にあります。
アクションシーンも盛りだくさんで、ただの学者がそんなにカーチェイス上手いわけないだろうと突っ込まずにはおられないぐらいでした。
あと、助手のライリーが愉快すぎます。
要所でツボを押さえた笑いを取るので、見ていて飽きないですね。
個人的にはライリーがラストで裏切るんじゃないかって勝手に想像してたんですけど、それはなかった。
というか、終わってみれば誰も悪人がいなかったって感じでしたし。
謎解きあり、コメディ要素あり、ハッピーエンドで大団円というハリウッド王道ものなんですが、ここまでくると清々しく気持ちいいです。
なので、一家団欒の間で見る映画としては文句無しの作品でしょう。
ちゃんと1から見れば良かった(^^ゞ