型破りな刑事2人が活躍する痛快アクションコメディ、ということらしいです。
らしいと書いたのは、その割りに作中ではけっこう人がバンバン殺されまくっていて、痛快とは言いにくい映画だなぁと。
ウィル・スミスとマーティン・ローレンスの2人が主役刑事。
ほぼハリウッド版「あぶない刑事」と言ってもいいでしょう。
ストーリーは彼らが勤める警察署で保管されているコカインが全て盗まれ、その犯人逮捕を極秘に命ぜられる2人。
なぜ極秘かというと、中央のお偉いさんが査察に来ており、そんな時に警察署で盗難事件があったなんて発覚したら大問題だからであります。
犯人達の間でトラブルが起こり、そこを目撃したコンパニオン女性とトラぶった犯人の一人が射殺され、それを更に目撃した友人女性を保護する事になるのですが…。。
先ほども書いたように、できるだけ隠密に犯人を捕まえたいはずなのに、ど派手なドンパチを街中で繰り広げ、見ているこっちが大丈夫かよと心配してしまいました。
確かに笑えるシーンも随所にあります。
目撃者を保護するため行きがかり上、ウィル・スミスとマーティンが入れ替わるのですが、マーティンは結婚して奥さんがいるため、家の方が気になってしょうがない。
プレイボーイ役のウィルの方はというと、マーティンの奥さんと仲良く夫婦を演じるのですが、昔のアフロ時代のマーティンの写真を見て大笑い。
ここはけっこう笑えました♪
ラストのカーチェイスから、最後の一撃まで目が離せない展開は観ている者を飽きさせません。
ただ、これを痛快アクションコメディと銘打ってしまうのはどうかと思うんですよね。
コメディ要素も確かにありテンポも良い映画ですが、それ以上に濃くてヘヴィな部分が強いというのが僕の感想でした。
続編の2もあるらしいので、それも見てみたいですね。