Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

久しぶりのプライベート飲みが楽しく救われた思い

12月20日、自分のメインバンドのライブ出演が決まり、2回ほどスタジオ練習に入った。
 
ボーカルのT曰く、このバンドでのライブは3年9ヶ月ぶりの事らしい。
 
ドラムとベースのリズム隊が、他のバンドでけっこう忙しく活動していることや、僕以外のメンバーみんなが子どもの事とかでなかなか時間が取れないということもあり、いつの間にか疎遠状態となっていたのである。
 
僕自身も、自分のギターテクがなかなか上達しない事からの嫌気だったり、プロ並みに演奏上手な他のバンドがいくらでも出てくるので、情けない話しだけど、どうしても引け目を感じて「どうせ自分なんか…」みたいな心境に陥っていた。
 
とはいっても、ライブが決まった事は素直に嬉しかったので、ここ最近はできるだけセットリストの曲を練習するためギターを弾くようにしていた、
 
やっぱりというか、怠けてたから当然なんだけど、相変わらずのヘタレ状態に変わりは無かったけど。
 
本番までに2回スタジオに入ることになったが、そのうちの一回は結局、ライブ前日の土曜日の夜が練習日となった。
 
スタジオ終了後、なんとなく誰かが「焼き鳥でも食べに行こうか」とい言いだし、じゃあ軽くやりますかとなった。
 
こういうのを自分から言い出せない性格なのが、自分たる所以なのだが。。
 
メンバー5人が揃って飲むのも久々だし、バンド組んで10年以上続けている仲間でもあり、やっぱり昔話で大盛り上がりとなった。
 
ここをテキストに起こしたところで、当然、その面白さは伝わらないんだろうけど、一番年上なのに何故かいじられキャラのキーボード担当Kさんの、天然系すべらない話しに全員大笑いだった。
 
本当に笑い死ぬかと思うぐらい、腹の底から笑った。
 
息が出来ないくらい笑えた。
 
ここしばらく、仕事のことで常に憂鬱な気持ちから抜けられず、何をしても楽しいと思えない日々を送っていた自分にも、こんなに笑える日が来るなんてスゴイと感動した。
 
酔ってたから余計だけど、コイツらってやっぱりサイコーだなって。
 
友達と呼んでいいのかはやっぱり迷うんだけど、少なくとも今の自分がそう思ってもイイかなと思う人間は、このメンバーかもなって感じた。
 
練習後の軽い飲みのつもりが、想定通り?ハードな酒量となり翌日は起きるのが辛かった。
 
本番のライブは、個人的には細かいミスもけっこうあったけど、2回しか練習してない割り良いノリが全体で出せたと思う。
 
昨夜あんだけ飲んだのに、本番前もやっぱり飲んで演奏というのがウチのバンドらしいなと思ったし、ステージ立つまでの逃げたい気持ちがライブ終了後には達成感に変わるのもやっぱりイイなと感じる。
 
翌朝、つまり月曜の朝だけど、嫁に「週末から飲み続きでライブもあったのに、全然疲れた顔してないね。顔色が凄くいいよ。」と言われた。
 
結局は、そういうことなんだろうね。
 
楽しいと思える時間をどれだけ過ごせているかなんだよ。