せどり商売をしてみた話しは、以前に記事で書きました。
本気せどらーから見れば、僕のせどりなんて恥ずかしいレベルなんですが、備忘録的に書き記しておこうと思います。
あと、過去形のような書き方しているので、今はやってないと思われるかもしれませんが、全くしてないわけではないです。
たま~に、気が向いた時にちょこっとだけブックオフ行って仕入れます。
でも、Amazonに出品するのがめんどくさくて、部屋に商品が山積みになっていることがしょっちゅうであります。
もう、その時点でやめてしまえ!って感じですね(^^ゞ
せどりを始めたのは、平成23年夏頃からです。
価格検索ツールは「せどり携帯リサーチMKS」というのを利用。
最初に利用料だけ支払うと後はずっと使え、その料金も安かった覚えたがあります。
Amazonでの最安値価格はもちろん、各出品者毎の商品コンディションなどが一目でわかる検索ソフトです。
非常に使い勝手が良かったのですが、Amazon側のAPI仕様変更が大々的にあってから使えなくなりました。
厳密に言うと、Amazonプロマーチャント(大口出品)契約をしている人は使えるのですが、一般の小口出品者は使えないというもの。
プロマーチャント契約というのは、毎月4500円ぐらいの手数料をAmazonに支払えば、商品が売れた時にかかる基本手数料(100円)だったかが無料になるという業者向け契約。
つまり、書籍であれば1アイテム販売あたり100円かかるので、1ヶ月につき46アイテム以上販売することができれば、プロマーチャント契約(大口出品)がお得ということであります。
逆に言えば、少なくとも毎日1品以上、何らかの商品を売らなければその差額分は取られ損になるということ。
普通に会社勤めしている僕としては、それはとても無理だと判断し小口出品者でずっとやっているわけです。
無理だと思った理由を記しておきましょう。
1.出荷作業がけっこう大変。
→これは、商品を綺麗に梱包して運送会社へ持って行き出荷完了、と書けば簡単に思われるでしょうが、実際にはけっこう手間取られます。Amazonマーケットプレイス出品において、汚い梱包は出品者の致命傷にもなりますので、非常に神経を使います。
2.在庫が大変
→これが、一番の大きな理由でしょうかね。
中古本100冊仕入れて、Amazonに100冊出品して一体何冊売れるでしょうか?いわゆる在庫回転率の話しになりますが、僕自身の実績で約4割です。
一般には2割程度と言われているようなので、一見良さそうな回転率ですが、僕の場合は仕入量がそんなに多くないし時間もかけてこの数字なのです。
在庫回転率2割で、毎月50アイテム以上の販売に繋げるには、月に250商品以上をブックオフ等で仕入れる必要があります。
コンスタントに毎日販売していくには、常時500アイテムぐらいの在庫が必要という説もあります(経験上、いい線だと思う)。
これ、けっこう大変。
ビームせどりとかやってる人はそれほどでもないけど、最近はビーム禁止の店多いし、キャッシュも持ってなければなりません。
3.出品登録が大変
まあ、これはほとんど言いがかり的なもので、これが嫌なら最初からするなという話しもありますが…(^^ゞ
値段設定したり、商品のコンディションをcheckしてコメント入力したり、色々とそれなりに面倒です。
また、株売買と同じで市場価格の動向を常に注視して、状況に応じて価格を変更したりします。
例えば、最初は自分しか出品してなかった商品は、俺様価格で定価以上の値付けしていたのに、ライバルが安値で出品してきたおかげで、自分も値段を下げざるを得ない、というような事はしょっちゅうです。
マーケットプレイスの出品者毎の価格を見てもらうと分かりますが、1円単位で安かったり高かったりする商品がよく見られます。これ、出品者同士が価格争いをしてこんな現象がおきるんですよね。
いちおう、こういう手続きを自動化するソフトも多く出回っていますが、それなりに高価ですし、結局は自分の目で最後確認しちゃうんで、取られる時間はあんまり変わんない気がします。
ちなみに、僕はめんどくさいので価格変更はほとんどしません。
4.クレーム対応が大変…だと思う
僕は今のところほとんど無いですが、商品を大量に捌くほど買い手からのクレームを受ける確率も高くなります。
素直に謝って返品、返金手続きすればいい話しですが、これもそれなりに手間がかかります。
ざっくり言って、僕がAmazonの大口出品登録を躊躇する理由はこんなところでしょうか。
僕がヘタレせどらーというのがおわかりいただけたかと(^_^)/~
次回は、せどり実績とかを書いてみようかと。
あまり参考にはならないと思いますが♪