Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

新型コロナに関する雑感

新型コロナ騒動が起きて約1年が経ち、その間色々と自分も経験し思ったことを備忘録としてメモしておきます。
 
1.テレビや新聞の報道レベルが恐ろしいほどに低レベル
まず思うのはメディア、特にテレビの報道の質があまりに酷いということ。
「今日の陽性者は東京で300人、全国で1000人でした」を毎日電波に乗せることに、何の意味があるのかわかりません。仮に前日より減った数字であっても、過去の〇曜日としては最多、みたいな報道、コントのセリフみたいです。
感染者と陽性者の違いにはさほど言及せず、ひたすら国民を煽るだけのメディア、TVの言うことはそのまま鵜呑みにする国民。
なんかね、非常に怖いです。
太平洋戦争に突入する時の新聞社と国民がこんな感じだったんじゃなかろうかと想像してしまいます。
 
 
2.特定業種をスケープゴートにしている
今年1月以降について言えば、高齢者施設や医療施設で発生した患者の死者が、全体の6割を占めているというデータが発表されています。しかしながら、そこへ向けた対策にはあまり力を入れていません。
逆に、飲食店がガイドラインの遵守をしない限り永遠に時短営業をしてもらう必要があると尾身会長が言っていましたが、正気で言っているのか?というレベルの発言で、これについて当たり前のように受け入れているコロナ脳の人達が異常であると感じています。
 
 
3.カンニング竹山氏の言う通り、小池都知事は何もしていない。
みなさん忘れていると思いますが、小池知事は新党「希望の党」を立ち上げ、わずか半年で潰しています。一時は物凄い話題に上がりましたが、小池氏が自分に利が無いと判断するやあっさりと捨て去ったのです。その時もそうでしたが、小池氏は分かりやすいけど中身が空っぽのスローガンを掲げ、小池ブームという波を作っただけでした。残ったのは無残に解体された野党の残骸。今回の新型コロナウイルス対策も似たようなことやってるんですよね。「三密」とか「テレハーフ」といった言葉遊びだけで、基本はフリップ芸しかやっていません。都合が悪いことは国に矛先を向けるのも、常套手段です。で、挙句の果てに、コロナ用病床数をごまかしてい国に報告してたりしていて、東京都民の人達はよく我慢していられるなと思っております。
 
 
4.いい加減にして欲しい日本医医師会
陽性者数が増えると日本医師会の会長がTVで記者会見をして、医療現場が崩壊するから、国民は外に出歩くな、外で飲食するなと言っておりますが、正直何様のつもりなんでしょうか。
まず、日本医師会が当たり前に会見を定期的に開いて、それを公的発信のように報道するマスコミ各社に納得いきません。民間病院を束ねる一団体の発言が、さも正論であるかのうように扱うことに何故、誰も疑問を感じないのでしょうか。
飲食店に時短要請する前に、たかだか一日1000人程度の陽性者数で医療崩壊が起きないよう、体制強化を優先に取り組むべき。これについては、1年前からほとんど何も変わってません。
日本医師会は、ただマイクの前で国民にもっと我慢しろと言うだけなのです。
今回のワクチン接種にしても、歯科医師も注射が打てるようになればもっと効率よく接種可能になるという提案に対しても、既得権を守るために真っ先に医師会が反対し阻止しているようです。この国難に一緒に協力していこうという姿勢が全く見えないのが今の日本医医師会なのです。
 
 
 
5.死者数を見ても何が脅威なのかわからない。
日本の超過死亡数が11年ぶりに減少しました。新型コロナで大騒ぎしているにも関わらずです。
インフルエンザで死ぬのも経済苦で死ぬのも同じ命のはずですが、現時点で新型コロナだけを脅威とすること、そいういう風に世論を作り上げることの意味がわかりません。
 
6.煽り報道オンリー
上段の方で書いた内容と重複しますが、要は偏ったデータだけを報道していることです。
新規陽性者数は一生懸命報道するが、退院者数や回復者数はほとんど報道されません。調べてみると新規陽性者数より退院者数の方が上回っている日もそれなりにあるんですよね。
 
7.マスクしている人が正常という空気が作られている。
マスクは別に強制しなくてもと思うのですが、同調圧力により僕も嫌々ながら毎日して出かけています。しかしながら、マスク警察の出現や、マスクしている人が正常で、してないやつは異常者みたいな風潮には、本当に辟易しています。時には人格を否定されるぐらいに攻撃している人を見ますが、そこまでする必要あるんでしょうか?本当に世知辛いと感じます。
 
8.欧米より対応が悪いという誤認
よく欧米と比較して、日本も強力なロックダウンをすべきという論調がありますが、欧米は日本より厳しいロックダウンをしても感染者が減らなかった事実について、メディアは何も言及しません。それどころか、日本の方が死者数などは圧倒的に少ないのだから、日本政府はよくやっていると褒めるべきところを逆に叩きまくっています。
 
 
9.ゼロコロナという夢想
感染者ゼロを目指して、結局は国家を衰退させる方向に向かっているという図式になぜ気付かないのでしょうか。感染者ゼロを目指す人達は、生活や経済に対しては何も責任を負おうとはしません。仮にゼロコロナになったとしても、そのために犠牲にした生活や経済ダメージの方が圧倒的に大きいと思います。
 
10.移動の制限は経済的デメリットの方もかなりある
都市部の人が地方に来てウィルスを巻き散らすって言うけど、そんなことよりたくさんの人が地方と都市部を行き来してくれるから、地方の経済や生活が成り立っている現実に目を向けるべき。
 
11.誰もこれまでのことを総括(反省)をしない
国内で新型コロナが発生して約1年。当時は何もしなければ40万人が死ぬとか言っていた専門家もいましたが、実際にはインフルエンザより少ない死者数です。仮に何も対策とらなかったとしても、40万人が亡くなるとは思えないぐらいの数字の開きです。別にその予想や指摘が外れたことを笑うわけではなく、何故そうなったのか?何が原因で予想と違ったのかといった検証や総括が全くないことがおかしいと思うのです。言いっ放しであるため、結果としてただ煽っているようにしか受け取られないことに気付いて欲しいです。
 
12.新型コロナを特別視し過ぎではないか
インフルはありふれた病気として扱われ、高齢者がインフルから肺炎にかかって死亡したとしても寿命として片づけておりましたが、新型コロナになるとそうはならず、特別な死として扱うことに抵抗があります。元々は風邪のウィルスの一つに過ぎず、ウィルスだから当然変異もするわけで、まるで新型コロナだけが特殊に変異しているかのような報道にも違和感があります。
 
 
とまあ、ここ1年間ずっとモヤモヤと思っていたことを長々と書き連ねたわけですが、内容の通り僕は新型コロナに対し騒ぎすぎじゃないのかという立場です。
この騒動のおかげで、うっかり風邪もひけない世の中になってしまい、非常に悲しんでおります。
 
個人的には、新型コロナよりも飲食文化が廃れてしまうことを危惧しており、指定感染症の2類から5類へ引き下げて欲しいと強く願っております。