Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

4月近況報告

あっという間に4月になってしまい、結局何も動きの見られないくろばこです。
 
会社を辞める思いを固め、退職のアタックを試みるも鉄壁のブロックに撃ち落されております。
 
人が少ないことや、厳しい経営状況など色々あって、でも、そんなの俺知らんわ!って言って飛び出すだけの腹が無いのが原因。
 
とグダグダやっていたら、同僚の親しいK君というのが3月末で退社し先を越されてしまいました。
 
K君は、バンドでギターを弾いていて、よくライブなんかで一緒に出演したりしていて、たまに職場で顔合せても、仕事の話しよりギターの話しばかりしていました。
 
「こないださあ、ヤフオクですごい良い状態のレスポール見つけてさぁ…」ってな感じ。
 
K君の方が僕よりここでの職歴は長いのですが、ここ1年ぐらいはモヤモヤっとしながら仕事してたらしいです。
 
で、3月の定期人事異動でK君自身は異動なかったんですが、他の仲良かった課長が異動で逃げてしまい、代わりにやってきた人が、どうしても相性が合わない課長さんで、それが辞める決定打となったとのことでした。
 
本当なら、自分もどこかへ移動させてくれとか頼む方法もあったとは思うのですが、ずっとモヤモヤしていて、それが今回の異動でプツっと切れてしまったんだろうなと想像してます。
 
人間、そういう時ってあるよなぁって。
 
K君ももう40代半ばだし、子供だってまだ義務教育中だし、辞めなくてもいいのにって職場にいる他の人達は言っておりますが、その人にしかわからない事ってあるんだよ、おっちゃん。(俺もおっちゃんか。。)
 
でも、世の中には、自分の物差しが当たり前だと思っている人も多く、どうしてもそれで他人を推し量ろうとするんですよね。
 
僕は、コロナ禍の中で再就職も厳しく、しかも奥さんや子供もいて、それでも退職に踏み切ったK君の気持ちはよくわかります。
 
みんな誰もが、我慢して働き続けることができると思いこんでる風潮がおかしい。
 
人によって我慢の境界線は違うし、大事にしているものや価値観もそれぞれ。
 
定年まで勤めるのが当たり前、人事異動はつきものだから我慢するのも当たり前、、、という空気感には、正直うんざりさせられます。
 
そういうことをつらつら頭で巡らせていたら、自分自身はまだ我慢できる位置にいるってことなのかな?と思ってしまいました。
 
妻からは、「あなたは我慢強くて、我慢しすぎて痛いとかしんどいとかを言わない」とよく言われます。
 
そうなのかなぁ?
 
確かに、未だに退職せずに仕事続けている現実を直視すると、意外に我慢強いのかもしれません。
 
…ということで、まだ退職できずにシコシコと会社勤めを続けているという近況報告でした。