Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

人間も生物の一つに過ぎない

新型コロナの感染者がついに島根県でも発生しました。
 
1人だけですけど。。
 
人口や都市部との行き来の頻度が少ないことが、コロナ発生率の低さに繋がっていたんだろうと思われますが、さすがに全くゼロってことにはならなかったようです。
 
というか、出ない方が奇跡ですから、やっと出たかっていう感想でございます。
 
いつだったか、コロナウィルスに負けるなっていう動画がネットに出ておりました。
 
その動画では、最初に地球がウィルスに取り囲まれている絵が出てきて、その後、地球が人の手で包まれている絵に変わるのですが、僕はこれを見て違和感を感じ得ませんでした。

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作った人はあくまでも善意と希望を持って、みんなで頑張ってコロナウィルスに打ち勝とうという思いなので、責める気持ちはありません。
 
ただ、ウィルスも人間も地球上に存在する生物(ウィルスを生物として分類するかは賛否あると思われますが)であり、地球主観で見ればどっちが主でどっちが従なんてことはありません。
 
どちらも地球という惑星にいる生き物の一つに過ぎないのです。
 
たまたま人類が地球上の主生物であるかのようふるまっていますが、それは単純に人間の思い込みであり、勘違いです。
 
生存競争という枠においては、人間以外の生物も熾烈な競争をしていて、ウィルスも例外ではないのです。
 
もしかしたら、地球そのものにとって、人間というのはウィルスぐらいの存在かもしれません。
 
下手をすれば癌細胞かもしれない。
 
その中でどの生物がどう淘汰され生き残るかは、地球の営みの一つでしかないということを日頃忘れてしまっているだけです。
 
今回の新型コロナは空気感染しないので、一見それほどの脅威を感じないように思われますが、その代わり濃厚接触による感染拡大が問題となっています。
 
しかも潜伏期間は最大2週間。
 
人間にとって濃厚接触を奪われることは、鳥が翼を失うようなものであります。
 
人が生きていくうえで、活動をしていくうえで、人同士の接触は不可欠で、またそのようにして人類は発展してきました。
 
そこをピンポイントで攻撃してくる新型コロナウィルスは、もしかしたら人類を本気で滅ぼしにかかってきているのかもしれません。
 
でも、それも地球上では生物同士のせめぎ合いの一つでしかないのであります。
 
な~んて、ちょっと壮大なファンタジーっぽく語ってしまいましたが、動画を見て感じた違和感というのは概ねこんなところです。
 
地球は決して、人間にとって都合の良いように存在しているわけじゃないってことを言いたかったのであります。