Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

新型コロナウイルス騒動雑感

ダイヤモンドプリンセス号の対応については、正直、日本が批判を受けるいわれはないような気がしてました。
 
船籍はイギリス、旅行企画はアメリカの会社なんだから、まずはそこが責任をもって対処するべきでは?と思ったのですが。。。
 
実際にはどちらも知らんぷりで、挙句に日本政府の対応を非難する有様。
 
どちらかというと、日本は被害者側なんだけどなぁと、非常に納得のいかない思いで事態を見守っておりました。
 
確かに、日本人乗客が1000人近くいたということが、対応せざるを得ない状況に繋がったこともあるから、致し方ないことなのだろうと思います。
 
対応しなかったら、それはそれで批判に晒されるのは目に見えてます。
 
どちらにしろハードな局面になることは避けられなかっただろうという点で同情します。
 
あと、メディアやTVのコメンテーターが連日のように、なぜ検査対象に条件や制限を付けるのかとか、不安な人に対し全員検査できるようにするべきだとか言ってますが、お前ら正気か?と思います。
 
保健所を相談窓口にしているのも、検査を受けるのに一定の条件や制限を付けているのも、医療現場を崩壊させないための処置です。
 
そんなこと、ちょっと考えればわかる話しだと思うのですが、政府は国民を守らないとメディアが大合唱しているのです。
 
逆ですよね。
 
国民を守るために、そうした対応をしているのです。
 
病院にコロナウィルスの判定検査のためだけに人が押し掛けたら、医療現場がパニックになり、通常の医療ができなくなることは目に見えてます。
 
つまるところ、軽症者は自宅療養で経過を見てもらうといった政府の対策は合理的だと考えられます。
 
それによって、なんとか医療現場の崩壊を寸でのところで防いでいる状況ではないでしょうか。
 
それに検査して結果がわかったところで、特にそれで実際にどうとなるわけでもありません。
 
突き放した言い方をすれば、ただの自己満足とも言えます。
 
薬があるかないかの違いはありますが、基本はインフル等の感染症対策と同じで、熱が出てたり体調が悪ければ人にうつさないようにして体を休めることです。
 
マスクや消毒薬の買い占めだとか、病院に押し掛けて検査しろと騒いだりとか、HIVと一緒だとデマを流したりするようなことは、プラスになることは1ミリもないのでやめてほしいものです。