Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

街歩き好きな自分の仕事観

あまりこのブログでは書いたことは無かったように思いますが、くろばこは街歩きが好きです。
 
特に東京の街を歩いて徘徊するのが好きであります。
 
一人で東京出張に行く時などは、仕事そっちのけで空き時間はどの町を歩こうかと移動中、グーグルマップと睨めっこしています。
 
逆に田んぼや畑が続く田舎を歩くのは、どちらかというと嫌いです。
 
歩いていて全然楽しくならず、逆に苦痛すら感じてしまいます。
 
東京生まれで田舎の山陰育ちなのですが、圧倒的に田舎暮らしの方が長いです。
 
東京にいたのは6~7年、しかも生まれてからのその年数ですから、記憶だって断片的でしかありません。
 
なので田舎暮らしの方がずっと馴染んでいるはずなのです。
 
にもかかわらず、田んぼや山ばかりの風景は今一つ好きになれない。
 
どちらかというと、ごちゃごちゃした建物や路地がずっと続く街並みにいつも心惹かれます。
 
幼少期の東京暮らしの体験のせいなのかなぁ思っておりますが、よくわかりません。
 
で、街歩きの話しなのですが、出来れば新しい街、通りを歩きたい願望が強いです。
 
行ったところがない場所へ気持ちが向いてしまいます。
 
そこで新しいお店があれば入ってみるし、お気に入りの場所が見つかれば、しばらくそこに居座って人の往来や活動を眺めたりするのです。
 
それで、ふと思ったんですが、自分の街歩きの感覚って、自分自身の生き方に似てるなぁと感じたのです。
 
生き方というか、仕事に対するスタンスと言った方がいいかも。
 
くろばこの仕事に対するスタンスって、悪く言えば長続きしないですが、良く言えばいろんな仕事を経験してみたいってところなんですよね。
 
ですが、世間的にはそういう人間は忍耐が無いだとか、こらえ性がないだとかっていうことで評価されないことになってます。
 
自分自身、飽きっぽいし忍耐力ないというのは自覚してたので、そこはあきらめてましたが…。
 
けど、ふと好きな街歩きのことを考えていたら、なんか仕事に対する姿勢と似てるなと思って。
 
あちこちを歩き回りたい、新しい街や通りを歩きたい、一度も入ったことがないお店に入りたい、気に入ればしばらくはそこで留まって風景を眺めていたい、、っていうのを仕事に置き換えてみると、妙にぴったり当てはまってしまい、あ~そういうことだったのかと得心してしまったのです。
 
いろんな仕事を経験して、いろんな知識や技術、考え方を身につけて、でもたまには長めに居座って深く仕事を掘り下げてみたりしたいっていう欲求は、自分が好きな街歩きそのものだなぁと。
 
人生は、走ったり歩いたりすることによく例えられますが、こういう考え方もありかなと。
 
まあ、それで仕事が長続きしないという理由を会社の人事担当者に言っても理解されることはないので、全くもって役に立たないお話しではありますが(^^;