前回記事で9月に入ってからメンタルがかなりヤバイ状況だと書きました。
その時にふと気付いたことを少し記しておきます。
メンタル不調となり、今いるところから逃げたいと思うと同時に、何かをしなければならないという焦りもわき起こりました。
人間が死に直面すると、種の保存欲求が本能的に芽生え性的衝動に駆られるのと似ているのかもしれません。
今回の自分の場合だと、
「外国語の勉強して、なにか新しい道を切り開こう(今とは違う世界へ)」とか、
「株式投資の勉強をして、家にいながら収入を得る道を探そう」とか、
「転職求人サイトに登録してリサーチしよう」とか、
「喫茶店を開業するなら費用や収支がどのくらいかシミュレーションしてみよう」とか、
本当にあれこれ、色んなことが頭の中をよぎり、なんだか凄い焦燥感を抱いたのです。
どれもすぐに結果に繋がったり成果が出るものではなく、普段から継続的に取り組みをしてないといけないものばかりですが、心が安定している時とか穏やかな日常を送っている時というのは、得てして何も行動しようとしないのが自分なのです。
変化を求めない心が自分にはあり、でも、日常やメンタルを乱されることによって、重い腰を上げて行動を焦りだす。
逆に言えば、本当に凄い人は、普段の平常時から何か行動を起こすためにコツコツ準備出来ている人なのでしょう。
何か事を起こせよ、というお告げが自分にあったと、前向きに解釈することも出来ますが、やっぱり普段は何の準備もしていない人間は、急には行動を起こして結果を出すことは出来ないのであります。
調子が良かろうが悪かろうが、常日頃から少しずつ何かを継続している人間が窮地に陥ってもやっぱり一番強いのだろうなと、50歳を過ぎて気づき、実感したというお話しでした。