Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

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40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

立花N国党首はやっぱり残念で気持ち悪い件について

「立花N国党首、マツコをぶっ壊す!生放送中のスタジオ前で大演説」
 
というネットニュースが出ておりました。
 
以下、8月13日のスポニチアネックス記事より。
NHKから国民を守る党の立花孝志党首(51)が12日、東京都千代田区のTOKYO MXのスタジオ前を訪れ、同局の番組でN国を批判したタレントのマツコ・デラックス(46)に猛反撃した。マツコが生放送の情報番組「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)に出演するすぐ外で「投票した有権者をばかにするな!」と大声を張り上げた。
 
 マツコは7月29日放送の同番組で、N国について「気持ち悪い人たち」「ふざけて入れた人も相当いると思う」「宗教的」と否定的な見方を示した。これに立花氏が激怒。反論の機会を求めて同番組への出演を要望し、この日の“出待ち”をユーチューブの動画で予告していた。
 
 100人超の支援者や警戒する警察官らで騒然とする中、立花氏は生放送中の午後5時すぎに到着。ガラス張りで室内が見えるスタジオ正面で演説を始め「公共の電波で“ふざけてる”とか“気持ち悪い”は許されない」などと約1時間、一方的にまくし立てた。マツコに「権力の犬だ。ワンワンと鳴いてみろ」と窓越しに毒づいたり、「マツコ・デラックスをぶっ壊す」と声を上げる場面もあった。
 
 放送中に窓からN国の旗の一部が映る場面もあったものの、1時間の番組は滞りなく終了した。立花氏はマツコが出てくるのを待ち構えたが、15分ほどたつと、支援者や報道陣に「私に情報をくれている番組スタッフから連絡が入った。マツコがパニックになり、番組を降りると言っている。弱っている人をいじめたくはない」と説明。「来週も出るようならまた来る」と言い“直接対決”しないまま引き揚げた。
 
 マツコは同番組が始まった2005年から出演し、現在月曜コメンテーターを務める。去就について同局は「担当者が不在で答えられない」とした。反撃の気配を見せないマツコだが、立花氏は「(マツコの)所属事務所が弁護士を呼び、訴訟を検討中と聞いた」としている。
 
 
公共の電波を使ってのマツコDのコメントはけしからん、スタジオにおしかけて騒いでやるってなところでしょうか。
 
僕はこのニュースを読んで、全くマツコDの言うとおり、立花N国党首とそれを熱狂的に支持する人達が気持ち悪いと感じました。
 
そして宗教的な印象もさらに強くなりました。
 
個人的にはNHKスクランブル放送化には賛成ですし、立花氏がそれを公約に掲げて選挙に出馬するのも自由だと思います。
 
でも、自分たちの事を否定された、批判されたからといって、記事にあるような行動を実際に取る必要はないはずです。
 
ましてや国会議員。
 
あのように、1人の人間を躊躇無く追い詰めることに、何の疑問も抵抗も持たない人種というのは確かに一定数存在していて、でも、そういう人がリーダーとなる事は無いだろうと思っていました。
 
ですが、昨今の現実世界では、彼のような人間が国会議員となっているという事実に、一種の怖さを覚えます。
 
N国党のスローガンは「ぶっ壊す」。
 
でも、政治は「壊す」だけじゃ駄目だと思うのですよ。
 
壊すだけだったら簡単です。
 
気にくわないこと、不満に思ってる事をぶちまけて壊してやるから俺に投票しろと言うだけ。
 
大事なのは壊して、その後どうするか、壊した後に何をするのか、何を作るのかってこと。
 
国会議員は、日本という国を運営してもらわなければならないのです。
 
国の運営を任せられた人が、TVのスタジオに出かけていって、1人のタレントを徹底的に攻撃してるなんて、普通に考えたら気持ち悪いでしょ?
 
そして、その状況を一緒に喜んでいる支持者もやっぱり気持ち悪いとしか言いようがない。
 
以上、僕はそう思った、という感想文でした。