Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

半分ぐらいは絶望、でも…

僕は、自分と自分の人生に絶望しているけど、完全に絶望しているというわけでもない。
 
ある日は、自分にはまだこんな可能性があるんじゃないかと期待し、次の日には全てにおいてやる気が失せていて、このまま年を重ねていって何になるのだろうと落ち込んだりもする。
 
同じように、今生きている社会に対しても、今の日本が、地域が、社会が少しで良くなるために自分に出来ることってあるかと考える時もあれば、世の中には良い人もいれば嫌なヤツも大勢いて、そんな奴らが存在する社会に自分が何か貢献しようとするなんて馬鹿らしいと思ったりもする。
 
なので絶望と希望(期待)を行ったり来たりしながら生きている、という実感が最近はことさらに強い。
 
まるで魔法少女まどかみたいだ。
 
希望と絶望は常にバランスを取っている。
 
宇宙全体、この世の全てがある法則に則って作られているのだとしたら、そういうことなのかもしれない。
 
半分は絶望だけど、半分は希望なわけで、その希望によって生かされていると考えるべきだろうか。
 
 
てな事を考える自分の最近の情緒は、大丈夫だろうかと心配しています。
 
で、話しが若干変わるのですが、僕の中では今の心情と繋がっているので、ちょとだけ記しておきます。
 
よく読ませてもらっているブログ「はてこはときどき外に出る」。
内容もなんですが、文章力が凄い。
 
一つ一つの記事が、宝物のようにいとおしく感じられ、もの凄く良質な映画や小説、アニメに出会った時のような感覚に陥ります。
 
自分の心がささくれ立ってたり、トゲトゲしい感情に支配された時に読むと、そうした負の異物をさぁっと洗い流してくれます。
 
そして、自分の胸を締め付けられながらも、ブログ主さんのような人がいるこの世界を自分も一緒に生きているのだと思うと、何だか勇気が湧く。
 
変な言い方だけど。
 
このブログだけは、全く他とは次元が違うんですよね。
 
これを読んでると、ブログで稼ぐだとか、必死な自分アピールのブログなんかがもの凄くチープで低品質のものに思えてしまう。
 
人間というものに感動を覚える、それが上記のはてこさんのブログなんです。
 
僕のような人間が言えた義理じゃないですが、絶望と希望は必ずバランスを取ってくれるはずだからと、影ながら声を掛けてあげたいと思ってます。
 
はてこさんのような人が生きている世界で、僕も生きていると思えば、それはそれで悪くないかなって。