Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

さまぁ~ずの日常を面白く切り取るスキルは見習いたい

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「さまぁ~ず×さまぁ~ず」って番組がありますよね。

 

さまぁ~ずの2人だけで進行する番組で、前半は三村さんと大竹さんのフリートーク

 
小休止でシュールな人形劇を1~2分挟んで、後半はスタッフが考えたテーマに沿ってのチャレンジイベントという形になっています。
 
基本、ゲストは出ない(たまに、つぶやきシローが突発的に引きずり出されるぐらい)し、全体的にゆる~い構成の番組であります。
 
僕は、この番組が好きで録画して暇な時によく観るのですが、さまぁ~ずのフリートークが非常に面白くて素晴らしいのです。
 
アメトークのようにテーマが決まってるわけではないので、喋る内容は完全に2人にお任せ。
 
トークの内容も、すべらない話しみたいに大仰なものは一切ありません。
 
すべらない話しだと、前振りがあって最後にドカンと落として大笑いってパターンを演者が喋るのですが(最近はけっこう滑ってる話し多いと思います)、「さまぁ~ず×さまぁ~ず」のフリートークは違います。
 
大きなオチがあるでもなく、これから面白いこと話すぞって感じでもなく、でも、日常の一コマや風景を面白おかしく2人で喋り合うのです。
 
家族のこと、マネージャーのこと、飲み会のこと等々、三村氏と大竹氏それぞれの視点で感じた事を面白く喋ってくれます。
 
それは、さまぁ~ずの2人に毎回面白いハプニングや事象が起こっているからなのか?
 
だから、TVのフリートークであれだけ喋ることがあるのか?
 
違うんですよね。
 
仮に、僕が大竹さんと入れ替わって、彼と同じ生活を体験してみたとしましょう。
 
1週間して番組の収録があったとして、その時に1週間にあった仕事場や家での出来事をネタにフリートークで喋って笑いを取れるか。
 
僕では笑いを取れないです。
 
何故かって、それは日常の出来事を面白いと感じる感性や感覚が僕には欠けているからだと思うのです。
 
日常の何気ない出来事や一コマを、実に面白いと感じ切り取って話すことができるか?
 
これは、「面白いと思える感覚」が無いとダメなんでしょうね。
 
日常の中で起こった「A」という出来事は、僕にとっても、大竹さんにとっても出来事「A」という事実で、そこは変わりありません。
 
その「A」について、なんだか面白いとか変だなとか感じることができる、できないが僕とさまぁ~ずの差なのです。
 
「A」という体験を別に気にもとめずに、日常の中に埋もれさせ流して生きてく僕には、2人のようなフリートークができるわけがないんですよね。
 
毎日が退屈でつまらない、面白いことが無いって愚痴っている人の大半は、日常を大事に生きてないために色々と見逃しているだけなのです。
 
そして、さまぁ~ずの面白さというのは、そういう能力、スキルの高さにあるんではないでしょうか。
 
とんねるずのような爆発力とは対照的ではありますが、大好きな芸人さんであります。