Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

自分が困っている状況を他人に言えない性分

職場で周りの人に、自分が困っている状況になった時、SOSを発信できますか?
 
家庭内で妻や親に自分の悩みや困りごとを相談しますか?
 
多くの人にとっては、今書いたようなことは朝飯前だったり、普通にできることなんだと思います。
 
ですが、僕はそれが基本的に出来ません。
 
例えば、仕事でちょっと面倒な案件を役員からふられていて、何をどこから取りかかっていいのか分からなかったとします。
 
新規案件だったり、前例が無いものだったりすると、一般的に言う「教えてもらう」ことや資料をもらうことは不可能となります。
 
なので自分の頭で考えて解決していく必要があるのですが、ここで普通の人であれば、職場内の雑談の中で「実はこういう案件ふられていてさぁ、どうしたらいいのかわかんないんだよね」みたいな会話をあちこちでして、そこから糸口を掴むみたいなことをすると思います。
 
または、「今抱えている案件、どうにもやりようがわかんなくて、何かいい妙案無いかな」と直球で職場内で相談する人もけっこう多いでしょう。
 
家庭に戻れば、仕事での難しい案件を抱えていることを相談したり愚痴ったりするでしょう。
 
そういう、おそらくはほとんどの人が当たり前にしていることが、僕はできないのです。
 
プライドが高いのかなと自己分析しておりますが。。
 
気軽に自分が今困っていることを雑談でもいいから喋れたら、どんなに楽だろうかとは思います。
 
でも、それができない。
 
親しい人があまりいないからというのもあるかもしれません。
 
しかし、家で奥さんに話せないのはその理屈じゃ通りませんから、もっと別何かか、小さなプライドの問題なのかと。
 
もう一つ思いつくのが、あまり人に借りを作りたくない、恩義を感じなければいけない状況を作りたくないって考えていることです。
 
人に何か頼んだりお願いしたりすると、それはそれで申し訳ないという気持ちと、その恩を今度は自分が返さなきゃいけないというプレッシャーが嫌なのかなと思っています。
 
そういうことから出来るだけ逃げようとして生きてきたので、人との関係性は非常に希薄だったり距離を置いたものになりがちです。
 
これも自分で選択した道なので、自業自得ではあるんですけどね。
 
悩み事は表に出してしまったり、他人にもわかるようにしてしまうと、本当に簡単に解決したりすることがあるのだと思うのですが、、約半世紀生きてきてもそれができないのが悲しいです。