Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

どこかで爆発するぐらいだったら怠けたりサボったりした方がいい

いや、完全に自分の怠け癖というかサボり癖の言い訳なんですけどね。
 
まず、サラリーマン生活をずっと経験してみて思うのが、勤め人にはいくつかのタイプがあるなということ。
 
A:マジョリティなタイプとしては、毎日職場に来ること含めてルーティン業務をコツコツ淡々と継続できる人達。
 
B:マイノリティに属するとは思いますが、経営側、執行側に近い感覚で仕事をバンバン仕切ったり、先頭を切って仕事に取り組める人達。
 
C:同じくマイノリティではありますが、Bとは逆で基本はあまり仕事したくなく、できる事なら手を抜いたり怠けることを優先する人達。
 
但し、Cタイプは仕事ができないというのとは違います。
 
Cの人は振れ幅が大きく、状況や環境によってはAタイプになったりもしますが、落差も激しいので一段落ついたらやっぱりCに落ち着くみたいな感じ。
 
僕は自分で言うのもなんですが、Cタイプだなと自覚しています。
 
良いときはけっこうガンガンと仕事をやるのですが、長続きしません。
 
すぐにオチます。
 
しばらくして何かのきっかけやタイミングで、またモチベーションが上がり、また下がるを繰り返します。
 
なのでAタイプの人が羨ましいです。
 
日々、粛々とすべきことをこなせる人達を羨望の目で見ています。
 
僕がいる事務所の人達ほぼ全員がそんな感じです。
 
もちろんAタイプ全て一括りできないのでしょうが、概ね、仕事が好きとか嫌いとか関係無く、そのラインは超越して毎日コツコツできてしまっているんですよね。
 
「毎日、与えられた仕事ができる?当たり前だろ、そんなこと。」って言い返されるのが想像できます。
 
僕は、やる気が出ない時は本当に何もできなくなります。
 
仕事をしているフリさえもしんどいです。
 
だから、どこかで今日は休めないかなぁ、とか、出社していても、どこかで早退して帰れないかなぁとか常に考え、時に実行します。
 
いや、気持ちがオチている時はけっこう頻繁に実行します。
 
幸い、自分の業務はけっこう事務所内では特殊性があり、しょっちゅう外出や出張しているので、どこかへ出かけたついでに?そのまま家に帰ってゲームしたりアニメ観ていたりすることが多々あります。
 
もちろん、罪悪感はあります。
 
基本、小心者なので。
 
でも、そうやって頻繁に怠けたりサボったりしているからこそ、日々の仕事に耐えることができているんだろうなとも思うのです。
 
組織に勤めていると、なかなか個人の都合を表に出すことはできません。
 
今日は気分が乗らないからとか、精神的、情緒的に不安定だからという理由を堂々と言って休むことは不可能であります。
 
とはいっても、人って個々に違いがありますし、我慢できるラインや許容範囲も人それぞれ。
 
社会というのは、その辺りは見ないことにしてこれまで回ってきたのですが、要はその土俵際にいる人達は各々で自己防衛を図らないといけないってことです。
 
それが僕の場合は、仕事を怠けるとかサボるって事なんですよね。
 
ええ、もう完全なる言い訳ですが、「僕が僕であるために」という高尚な建前ほどでないにしろ、自身の限界ラインに達しないようにする無意識の手段だと思っています。
 
「ラストストロー」という現象を知っていますでしょうか?
 
英語のことわざなんですが、我慢強いラクダが、背中に積まれている藁(ストロー)にずっと耐えていたものの、限界点のところで藁一本乗せただけでも崩れ落ちてしまうことを言います。
 
ギリギリまで耐えていたのに、ほんの些細なことで暴発したり崩壊したりすることの例えであり、僕は仕事を怠けることでそれを回避しているのだな、という話しでした。
 
ただ、これに関しては上のA~Cタイプ全てに言える事かなとも思います。