Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

失敗続きで自己嫌悪の日々

ここ最近、失敗続きです。
 
何というか、精神的にも情緒的にも不安定な感じは確かに否めない。
 
具体的に何を失敗しているのかというと、酒席で酔ってぞんざいな態度を取ってしまったことが2度も起きてしまいました。
 
飲み始めるまでは、今日は酒に飲まれないように注意しようと思うのですが、アルコールが入るにつれテンションが上がりべらべら喋り出してしまう。
 
楽しい話題で盛り上がっている時はいいのだけど、ちょっとした相手の一言にカチンときて火が付いてしまう。
 
1回目は、最初の一次会の宴席で、この時は会社外の人達が集まる飲み会でした。
 
相手は元々、僕が勤める会社にいた人で既に定年退職し、今は違う組織で働いておられます。
 
僕との接点はそれほど無かったのですが、たまに話すこともありました。
 
当時の僕は新参者でしたし、企画系の仕事ということもあり、現場でやっておられたその方からすると、若干うさんくさい感じが僕にあったのでしょう。
 
なので、割と皮肉っぽく僕のやってる仕事をおちょくったりしておられて、僕も軽口を叩いて切り返すみたいな関係でした。
 
で、今回の飲み会で一緒になったのですが、多分、仕事の話しになったんでしょうね、内容はよく覚えていませんが「こっちだってそれなりの苦労してるんだ」みたいな会話になってしまいました。
 
そんなに激しい言い方ではなかったと思いますが、酒をつぎに回っていた別の人が「けっこう大きい声で熱く語ってたけど、どういう話しだったの?」と聞かれてしまいました。
 
その後、二次会で店をスナックに移したのですが、言い合いをしてしまったその方は一次会で帰られました。
 
店に着いた頃には、僕もかなり酩酊していて、よくわかんないけど気付いたら隣に座っている女の子に何故か説教していました。
 
「こっちもちゃんとお金払ってるんだから、お客を楽しませる努力しないとダメだ」とか。
 
なんで、そんな会話の流れになったのか覚えていません。
 
でも、ホントに最低なヤツです、酔って他人に説教だなんて。
 
僕は、記憶を全く無くすことはあまりないので、断片的にではありますが昨夜のことを覚えていて翌朝はもの凄い自己嫌悪に陥りました。
 
もう一つの失敗も取引先との酒席です。
 
取引先の方2名と、その関係業者1名がこちらに来られた時のことです。
 
このメンバーでは、毎年2~3回ぐらいですが一緒に仕事をしていて、具体的には言えませんが、ある事業で地元の利用者に対し説明会や視察などを行っています。
 
基本、気心がしれた仲ではあったのですが、取引先の中で1名、非常勤専務という立場の方がおられます。
 
この専務、某大手銀行からの天下り?さんでして、けっうクセが強いタイプの人。
 
この事業に関しては常に専務と一緒に同行している部下のKさんから、よく愚痴を聞かされていました。
 
話しを大きく広げすぎて結果、先方に迷惑をかけているにも関わらず知らんぷりを決め込むとか、2人で飲みの時は説教が日常茶飯事、パワハラで社員を1人辞めさせているなど、まあけっこうな小物ぶりです。
 
ただ、自分に対しては、声は大きいですが非常によく喋る人ぐらいの印象で、確かにアクが強いというかくせ者というか、それは滲み出ておりました。
 
で、今回も夕方に事業利用者向けの説明会を一緒にやり、その後場所を変えて慰労会をしたわけです。
 
最初は、しょうもないダジャレを言ったりして楽しく飲んでいたんですよ。
 
ですが、ピッチが上がってきたのか、だんだんと意味不明の事を言い出してきます。
 
「(一緒に来ている僕の同僚に対し)製品の良さを本当に理解しているのか?」「(一緒に来ている業者、しかも社長さんに対し)もうこのメンバーでやる必要がないんじゃないのか?」等と、絡み酒状態になってきました。
 
今までそんな状態の専務を見たことが無かったものの、「ああ、これがKさんが言っていた本性のモンスターぶりか」と理解できました。
 
僕も最初は、「そんな事はありませんて」「いやいや、(業者の)社長さんのわかりやすい説明があってこそ利用者も納得されたわけですから」とか、いなしていました。
 
でも、酒席にいる人達へのディスりが全然止まらなくて、段々こちらもイラッとしてしてきて、ついに「今後、このメンバーでやれないって言われても、利用者に迷惑がかかる。それにここへ来るまで何年時間をかけてやってきたと思ってる?それを無駄にするのか!」みたいに声を少し荒げて言い返したのです。
 
その時は、僕も酒は入っていたものの、なるべく喧嘩腰にならないよう注意し、できるだけ理論的に反撃していたように思います。
 
なぜダメなのか?それはこちらの問題なのか?具体的に何をどうしたいのか?と問い詰めたわけです。
 
すると専務も「もちろん、これは我が社側の問題なので、こっちで解決しなければならない。」みたいなことを言います。
 
いけなかったのは、僕もそこで調子づいていしまい、専務が守勢に回ったのを見て更にたたみかけて追い込もうとしてしまったこと。
 
専務と一緒に同行しているKさんが可愛そうだなと思い、ここでこっちが成敗してやろうなんて気持ちもあったのだと思います。
 
で、結果、場の空気が悪いものになり、そのままお開きとなりました。
 
冷静に言い返していたつもりだったのが、いつの間にかヒートアップして自制しきれなかったこと、嫌な相手とはいえ取引先であり自分よりも年上の人に対し失礼な言い方をしてしまったこと、場の空気を悪くしてしまったことなど、色んな思いが自己嫌悪となって翌日襲いかかってきたのは言うまでもありません。
 
後でKさんにはお詫びの電話をしておきました。
 
Kさんは「全然大丈夫ですよ。くろばこさんの言ってること正しいですし、本来僕が言わなきゃいけなかったんですが、自分も下向いてしまいましたしね。」とフォローしていただきましたが、自己嫌悪の気持ちが薄まることはありませんでした。
 
というわけで、ここのところ続けて酒席で失敗しているというお話しでありました。
 
今年50歳になろうというのに、未だにこんな失敗を繰り返すとは、本当に自分が嫌になりました。
 
いや、ますます自分のことが嫌いになりました。