日本て本当に面白いというか、奇異な国なんでしょうね。
日本の学生は「黒髪が正解である」と本気で思ってる人達が、教育機関に存在しているってことですから。
茶髪とかパーマについての教育的指導ってヤツは、僕が学生時代からありました。
今から30年以上も前になるわけですが。。
当時、中高生だった僕やクラスメイトの大半はそれについてどう感じていたか?
正直、「あほくさ」「どうでもいいじゃん」「それで誰が困るの?」といった感じでしたね。
これは別に、不良やヤンキーだけが反抗的にそう思っていたという話しじゃなく、僕らのようなヒエラルキー低めの学生でさえ同じように思っていました。
不良やヤンキーだけが校則破ったり、反抗してたりするわけじゃないのは今も昔も一緒じゃないのかな。
アニメ好きのヤツは考古学部の部室にアニメ雑誌やグッズ持ち込んで楽しんでいたし、ゲーム好きのヤツは授業中ゲームやってたし、普段真面目に授業受けてるやつだって、テストが終わると賭け麻雀したりしてましたもん。
まあ、校則は校則であるけど、先生に目をつけられないレベルで色々と学生時代を謳歌していたってことですが。
で、ふと思うのが、今、「地毛が茶髪であろうと黒に染めろ」と指導?している大人っていうのが、僕ぐらいの年齢のやつなんだと。
当時、学校でなされた指導を小馬鹿にしていたはずなのに、自分が教員になったらそういうスタンスに変わるものなんですかね。
そう考えると、ちょっとおかしいというか、笑っちゃいますよね。
もしかしたら、当時の茶髪&パーマ許さない指導を内心、喜んでいたような奴らが教員になって、今も昔もこういう奇っ怪な状況を起こしているのでしょうか?
日本は島国だし、身近に異民族が常にいる状況って歴史的になかったしで、「学生は黒髪でなければならない」という信仰心も当たり前になったのかもしれません。
茶髪で何か困ることあるのか、全然わからないです。
「身だしなみだ」という人もいるでしょうけど、それって誰がどういう基準で決めてるのかわかりませんし。
この件については、合理的かどうかで判断しても良い問題だと思うんですけどね。