Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

提案のつもりかもしれないがクレームでしょ

仕事の話しです。
 
受け持つ業務の中で、一般人を対象にした研修講座を開催したりしています。
 
単発的な研修もあれば、大学っぽく2年ぐらいに渡って講座開催したりするのですが、そうした長期間のものは研修生も仲間意識が出来てきて、講座が終了してもOB会のような活動として繋がりが残ったりします。
 
もちろん、それはそれで良いことだし、それならと、こちらもそうしたOB会活動を支援してあげたりするわけです。
 
約10年近くやってる研修講座なので、初代1期生から始まり、現在は5期生が研修を受講している状況です。
 
一番最近の修了生が4期生になります。
 
数ヶ月前に修了したばかりなので、そのOB会の活動も実に活発にしておられます。
 
ま、それはそれで嬉しい話しなんですが。。
 
ちなみに、そうしたOB会活動に我が社からは1回の活動(OB同士が交流するイベントなど)について5000円助成しています。
 
一応、OB会からの自主申告としていて、何の活動をしたかを簡単に1枚紙に書いて提出してもらうだけです。
 
初代OB、つまり1期生も始めの方は、割と頻繁に活動していて人数も20人近く集まっていたらしいんですよね。
 
らしい、というのは前任者時代の話しだからですが、それがここ最近は集まっても4~5名程度、活動回数もかなり少なくなっています。
 
しょうがないですよね。
 
みなさん社会人だし、家庭や仕事もあるしで、段々とOB活動から遠ざかるのは仕方ないことだと思っています。
 
ところが、そんな状況に渇を入れるべく進言してきたのが第4期生のリーダー(女性)。
 
何を言ってきたかというと、「我々4期生の活動は20人ぐらい集まるのに、1期生はせいぜい5人程度で、助成金額が同じ5000円はおかしい。参加人数に応じて増額するか減額するべきだ」というのです。
 
正直、「は?」という感じでした。
 
まあ、僕が直接言われたわけではなく、事務局をしている担当者がそう言われて上司の僕に相談があったという流れです。
 
その担当者には、「OB活動はあくまで自主的な活動であり、こちらからお金出すからやってくれと頼んでいるものではない。ただ、自主的とはいえそうした活動によってこちらとも繋がりが続いていくので、少ないですが感謝の意味で支援金を出しますね、という意味合いのお金です。人数に応じて増減するとかになると、そもそもの主旨が違ってきます。また、仮にそうするのであれば、活動計画や報告、人数の出欠などをOB会の方に厳格に求めていかなければなりません。それは自主的な活動とはちょっと違ってくると思わないですか?」
 
と話しました。
 
無論、その担当者も第4期生のリーダーの提案は受け入れられないという考えでしたので、そのように話しておきますとのこと。
 
確かに、先方の意見を提案と捉えることもできなくはないですが、やっぱりね、僕からしたらほぼクレーム、言いがかりとしか受け取れない。
 
だって、1期生と自分たち4期生の活動を比べる事自体が、そもそもおかしいですからね。
 
なぜ比較する必要があるのか?
 
1期生は1期生、4期生は4期生です。
 
全く理解できません。
 
「自分たちは人数も多く集まるんだから、もっと金を出せ」、もしくは「1期生は少ないんだからもっと金を減らせ」なんて、OB会から言う話しじゃないでしょ。
 
それに、1期生の助成金を減額したところで、それを4期生に回せるわけがありません。
 
道理が無いってやつですね。
 
4期生のリーダーは、自分の行ってることが正論だと思ってるのでしょうが、そう思い込んでいる人が一番タチが悪い。
 
他人の意見や話しは聞かないですから。
 
心が広い人は、4期生の意見を提案として受け取るのでしょうが、僕には提案という衣を着たクレームにしか思えませんでした。
 
最近、仕事していると、この手の話しにかなり苛々させられます。
 
表面上はクールに受け答えしてますが、内心はかなり不愉快な気持ちになってます。
 
耐性が無いのかもしれませんが、精神衛生上よろしくないですから、早く辞めたいなとも思っちゃうんですよね。