Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

Walking backstreet(裏道を歩いて行こう)

40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

週休3日の企業が増えそうな傾向は嬉しいけど

佐川急便が、週休3日制を導入するニュースが出ておりました。
 
ヤマト運輸も導入するらしいです。
 
たぶん、世間的にはまだ少数なんでしょうけど、そういう会社が今後増えていくのは嬉しいなと思ってます。
 
ただ、僕は年齢が年齢ですので、そうした風潮が当たり前の時代になってる頃には、会社勤めしたくてもできないでしょうけど(^_^;
 
残念なのは、佐川急便の週休3日は、週の労働時間はそのまま40時間の点。
 
週休2日制の場合、労働時間は1日8H×5日=40時間。
 
これが週休3日では、1日10H×4日=40時間、ということらしいです。
 
週休3日で労働時間を32時間にした場合、給与が今までと同じなら、実質的には賃金アップになっちゃうから、それは困るってことですよね。
 
まあ、実質、定時に帰れる場合なんてほとんどないし、毎日1~2時間ぐらいサービスで会社にいるってのが多いでしょうから、1日10時間という設定でもかまわないのかな?
 
ただ、僕としては、賃金が今よりも下がっていいから、週休3日にして欲しいという思いがあります。
 
そんな人間、お前ぐらいなもんだよって言われそうですが、最近はそうでもないような。
 
年収200万円とか300万でかまわないから、ゆるく生活したいって人の話は、ネット見てるとたくさんあるんですよね。
 
新聞や雑誌、TV等で煽るように言ってる、貯金が○○千万円以上ないと生きていけないとか、年収は○百万円以上ないと大変です、ってネタ、あれ、嘘ですよ。
 
頭の固い学者やコメンテーターが騒いでいるだけで、実際はそんなことないです。
 
自分に合った無理の無い生活、ライフスタイルは人それぞれであり、それを個々に模索していけばいいだけのこと。
 
そういうことが可能になったのも、ネットのおかげなんですが。
 
なので、週休3日を導入するなら、賃金下がってもいいから労働時間も短くして良い人と、賃金下げたくないから1日10時間勤務しますって人の選択制にしていただければなぁと思います。
 
それと、そこから話しが少しずれますが働き方に関してです。
 
日本は大学新卒就職が重要視され、そのためだけに大学生はエネルギーを注ぎ込みます。
 
企業も同じように、新卒リクルート活動を最重要視し、そこに時間とお金をかけます。
 
いい加減、そういう空気も無くなってくれれば良いのにと思ってます。
 
新卒を重宝する理由って何なんでしょう?
 
10年もすりゃ、大卒の肩書きは通用しなくなるのは、自分でも経験済み。
 
新卒採用に重きを置くのは、企業が自分色に染め上げて、自社にとって都合の良い社員に育て上げたいだけなんじゃないかなぁ。
 
もちろん、企業の人材戦略として、それは決して間違ってはないのですが、採用される方もそれで良いと考えているのかってことです。
 
長い人生、何があるかわからないです。
 
一つの企業色に染め上げられる事を選択するのは、自分の生き方の選択肢を狭めていることとイコールでもあると思うんですよ。
 
卒業してすぐ就職してもいいし、しばらくは好きなことやりながらブラブラして、やりたいことが定まってから就職してもいい、そんな社会になんないものですかね。