Walking backstreet(裏道を歩いていこう)

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40代後半になっても自分の生き方、進む道が分からない男のブログです。「40にしても惑う」人間の悩みや日常の思考などを趣味も交えて書いています。

「東北で良かった」は別に珍しい話しではない

別に、今村復興相の発言を支持するとか、肩を持つとかではありません。
 
強いて感想を言うなら、国会議員のレベルなんて所詮あんなものでしょうぐらい。
 
あの発言を盾に取り、ここぞとばかりあれこれ言ってる野党議員も同じレベルなんで、端から見てるとどっちもどっちだなという印象です。
 
おまけに審議拒否までしてるんですから、野党の仕事放棄にはほとほと困ったものです。
 
で、「東北で良かった」発言ですが、それって別に珍しい話しではないでしょうにと。
 
原発を作る場所は、必ず人口が少ない地方の田舎と相場が決まってます。
 
原発の電気を必要とするのは都会や都心なのだから、普通に考えれば必要とされる地に作るのが合理的でしょとなるはず。
 
でも、建設されるのは地方の田舎ですよね。
 
要はそういうことです。
 
事故や震災など有事の時に、その方がリスクが少なくて済みますから。
 
原発は地方に作っておいて良かったね、となるわけです。
 
似たような話だと僕は思ってるんですけど。
 
別に皮肉で言ってるわけじゃなくて、実際のところそれが現実の話しなんだし、原発を地方に作ることによってある程度のリスク回避をしているという事実に、誰もが知らないふりしてるんでしょうか。
 
僕は、人口の少ない場所に原発を作るという方法を別に非難しているわけじゃないです。
 
人口密集地に作って何かあった時の方が、後々の混乱が大きくなりすぎ、それによって引き起こされるダメージは想像以上に大きくなると考えます。
 
だから、僕は自分の住む山陰に原発がある事は当然だと思ってますし、何かあった時に、田舎に作っておいて良かったと誰かが言っても、別に腹を立てたりはしません。
 
本気で嫌なら、この地から引っ越せば良いのですから。
 
単純にね、人口の少ない地方が都心部より被害が少ないってのは、誰もが知ってる暗黙の了解みたいなものですよね。
 
そんなこたぁ、わかってんだよ、でも復興大臣がいちいち口に出して公の場で言うのは、ちょっと頭悪すぎなんじゃねぇのってことです。